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弓弦城殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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1933年発表の本作品は、不可能犯罪の巨匠カーのカーター・ディクスン名義による記念すべき第1作――ではあるが、著者の本領発揮までには至っていない、と言う印象の作品でした。 舞台はイングランド東部の海岸に位置する、15世紀に建築された「弓弦城」。 英文学教授、マイクル・テヤレインが、英国博物館長、ジャージ・アンストライザー卿に連れられてその城を訪れた夜、城主のヘンリイ・スタン(レイル卿)が、甲冑室で殺害されたのだった…。 【密室トリックについて】 カー作品ですから、当然の如く「密室殺人」なのですが、そのトリックは、着想に面白味はあるものの、それほど印象に残らないものでした。 城の中の間取りが複雑、と作中人物間で「見取り図」が交わされますが、読者には示されない点も、ちょっと残念。 もっとも、示されると、読者が容易に真相に気付いてしまうと言う懸念があったのかもしれませんが…。 【怪奇性について】 15世紀の建築時そのままのため、甲冑などの調度品から、中世を訪れたかのような雰囲気。 その中で、甲冑が動き回ると言う怪現象が起きて――と舞台設定は悪くないのですが、以後の作品では、「怪奇性」を持たせる場合、血なまぐさい史実を描写するなど、雰囲気に深みを加えているのを知っているため、書き込みが足りないと言う印象を持ってしまいました。 【探偵像について】 本作品では、犯罪学の天才、ジョン・ゴーント博士が探偵役ですが、初耳でした! 第2作の「プレーグ・コートの殺人」からはヘンリ・メリヴェール卿が探偵役に起用されていることからも察せられるとおり、ゴーント博士は、読み終えてみると、印象の薄い人物だと分かります。 これでは「誰も気付かなかった密室トリック」を説き明かすには役不足と言うことなのでしょう。 全体的には、カーが好みなら、参考までに読んでみて、と言う感じの作品でした。 | ||||
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名義が変わってもどうも傾向は同じ。 犯人が残念ながらわかってしまう人には わかってしまいます。 パターンを知っている人は最初の時点で。 明らかにおってきそうな人がいるのが 原因なのでありますが。 それでもまだ読める作品になっているのは 物語の舞台が怪しい雰囲気をかもし出しているのと トリックが人間の錯覚を利用した 「だまし」の手法を用いている、それだからでしょう。 明らかに読んでいて、 わかりやすい作品なので あららとおもってしまいました。 | ||||
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名義が変わってもどうも傾向は同じ。 犯人が残念ながらわかってしまう人には わかってしまいます。 パターンを知っている人は最初の時点で。 明らかにおってきそうな人がいるのが 原因なのでありますが。 それでもまだ読める作品になっているのは 物語の舞台が怪しい雰囲気をかもし出しているのと トリックが人間の錯覚を利用した 「だまし」の手法を用いている、それだからでしょう。 明らかに読んでいて、 わかりやすい作品なので あららとおもってしまいました。 | ||||
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カーター・ディクスン名義で書いた最初の作品。探偵役を努めるのはゴーント博士。弓弦城は15世紀から無傷のまま生きながらえた古城というカー好みの設定。 この城に夜な夜な幽霊が現れるという怪奇的雰囲気の中、密室状態の甲冑室で当主が殺されるという事件が。カーの趣味が横溢しており、デビュー作「夜歩く」と共にその後のカーの作品の傾向を如実に予見させる。城の名前にちなんで弓の弦に関する遊びもあり、読む者を楽しませてくれる。事件の解決は部分的に鋭い箇所もある(チェスタトンの短編の借り物くさいが)が、全体的に強引さは否めない。 しかし、カーの雰囲気を愛する人には幽霊の出る古城という舞台設定といい、涙ぐましい密室構成といい珍重すべき一品。 | ||||
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カーター・ディクスン名義で書いた最初の作品。探偵役を努めるのはゴーント博士。弓弦城は15世紀から無傷のまま生きながらえた古城というカー好みの設定。 この城に夜な夜な幽霊が現れるという怪奇的雰囲気の中、密室状態の甲冑室で当主が殺されるという事件が。カーの趣味が横溢しており、デビュー作「夜歩く」と共にその後のカーの作品の傾向を如実に予見させる。城の名前にちなんで弓の弦に関する遊びもあり、読む者を楽しませてくれる。事件の解決は部分的に鋭い箇所もある(チェスタトンの短編の借り物くさいが)が、全体的に強引さは否めない。 しかし、カーの雰囲気を愛する人には幽霊の出る古城という舞台設定といい、涙ぐましい密室構成といい珍重すべき一品。 | ||||
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ディクスン・カーが別名義で書いた作品第一作当初はカー・ディクスンという誰が考えたか分からないが書いた人間がばればれという名前で出版されました弓の弦のつがう音がきりきりと響く無気味な古い城で密室殺人が起きます。城なんで堅牢な壁に囲まれているし、天井は高い吹き抜けで人が出ようがないし・・・この時期カーは筆力がもっとも旺盛だった時期だけに謎の提示は魅力的ですが探偵役に魅力が乏しいのが残念です | ||||
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ディクスン・カーが別名義で書いた作品第一作 当初はカー・ディクスンという誰が考えたか分からないが 書いた人間がばればれという名前で出版されました 弓の弦のつがう音がきりきりと響く無気味な古い城で 密室殺人が起きます。 城なんで堅牢な壁に囲まれているし、天井は高い吹き抜けで 人が出ようがないし・・・ この時期カーは筆力がもっとも旺盛だった時期だけに 謎の提示は魅力的ですが 探偵役に魅力が乏しいのが残念です | ||||
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