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靄の旋律 国家刑事警察 特別捜査班
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靄の旋律 国家刑事警察 特別捜査班の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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副題に国家刑事警察特別捜査班とあるし、ましてスウェーデンの本とあれば見逃すわけにはいかない。 ドキドキしながら読み進んでいった。が、もうひとつエンジンがかからない。登場人物は6人の刑事と警部が特別捜査班を組んで 難事件にあたるのだが、読んでいて煩わしいのは刑事たちが多すぎるし、名前が複雑すぎる。スウェーデンの名前だから当然といえば それまでだが、もう少し工夫ができなかったかなと思う。内容もタイトルと同じでわざと複雑にしているだけで中身はうすい。我慢 して読んだ。これはシリーズで次も出版されるというが、次回作は自分としてはクエッションがつく。思えば40年前の同じスエーデン の作家ペールバルー、マイシューバルの書いた警察小説マルチンベックシリーズは次作がいつ発売されるか問い合わせたほど待ち望ん だものだったが。それにしてもいつも不思議に思うのはこの国からとんでもないほどの世界的ベストセラーが生まれるという事実だ。 刑事バァランダーシリーズは4000万部、映画にもなったミレニアムに到っては8000万部だという。マルチンベックもミレニアム も共通しているのは読み手のわかりやすさだと思う。マルチンベックも映画になったが、ミレニアムと同じで小説のほうが断然よかった。 面白い本は理屈なしで面白いものだ。 | ||||
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