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(短編集)

クロへの長い道



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クロへの長い道の評価: 3.17/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

シリーズ中では最もトリックに凝った作品

二階堂氏の幼稚園児探偵シリーズの2作目である。
相変わらずのハードボイルド文体での展開は妙な可笑しさを生み出し、このシリーズならではの安定した面白さだ。
このシリーズはトリックが途中で分かってしまうという初心者に大変親切なミステリーになっているが、本書のあある作品のメイントリックは後に他のミステリー作家も多様したとあとがきであるように、一番大人向けのトリックになっている。
その分、主役が幼稚園児というユーモア加減と事件のシリアスさがミスマッチを起こしているような作品もあるが、まあ、御愛嬌というところだろう。
クロへの長い道 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:クロへの長い道 (講談社文庫)より
4062736675
No.1:
(4pt)

ハードボイルド

1999年に双葉社から出た単行本の文庫化。
 渋柿シリーズの第2作。4つの事件が収められている。
 ハードボイルドを徹底的に茶化した小説で、パロディやギャグの好きな人にはたまらないだろう。それにしても、ハードボイルドというのは文体の小説だったのだなあと、改めて認識させられる。
 ミステリとしては物足りない。事件もトリックもいまひとつ。
 真面目に読もうとする人には向かない一冊だ。
クロへの長い道 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:クロへの長い道 (講談社文庫)より
4062736675

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