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(短編集)

クロへの長い道



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クロへの長い道の評価: 3.17/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

「 八百屋の死にざま 」 はいただけません

前作の 「 私が捜した少年 」 は読んでいません。
4編から成る作品ですが、全体的には読みやすいものでした。
通常の会話が一重カギ、主人公の独白というか、内の声 ? を表したものが二重のカギカッコになっているのも面白いです
( 実際に幼稚園児が、このようなことを思うかという疑問はありますが ) 。

ただ……最後の 「 八百屋の死にざま 」 はいただけません。
この作品では、主人公が直接事件を解決するわけではないので、ミステリとはいえない気がします。
幼稚園児の日常を追った小説 ( にしては死者も出ますが ) と思えばよいのでしょうが……。
後味も悪く、どうもすっきりしなかったので、☆は3つにしておきます。
クロへの長い道 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:クロへの長い道 (講談社文庫)より
4062736675
No.2:
(3pt)

安定期

渋柿信介シリーズ第2段で、4つの短編が収録されています。
主人公のキャラクター設定は、相変わらず絶品ですが、初登場の時よりはインパクトに欠けます。
周りの登場人物のキャラクターもバランス良く、安心して読めるシリーズです。
視点はやはり他の推理小説にはないですが、納得してしまいます。
この主人公ならではの解決方法が微笑ましいです。
クロへの長い道 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:クロへの長い道 (講談社文庫)より
4062736675
No.1:
(3pt)

6歳の名探偵

読み始めたとき、かなり違和感のある散文でした。
しかし読み終わってみると、これがなかなか味のある作品であることに気づきました。
かなり評価の分かれる本だとは思いますが、私はあえて星3つにさせて戴きました。
人によっては「面白い!」と言うかもしれません。名探偵モノの小説は、色々ありますが、やはり主人公である探偵の個性が光らないといけません。
ホームズやコロンボなど名推理を楽しみたい人にとっては、面白くないかもしれません。
しかし、6歳児の名探偵というシチュエーションのみならず、その語り口調は、はまってしまう面白さがあります。
きっと同じシリーズのモノを、つい買ってしまう気がします。
クロへの長い道 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:クロへの長い道 (講談社文庫)より
4062736675

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