ドアの向こう側



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初公開日(参考)2004年04月
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長編小説

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ドアの向こう側 (講談社文庫)

2007年08月11日 ドアの向こう側 (講談社文庫)

「私の名は渋柿。悪ガキではない」幼稚園の同級生であるカオルコちゃんのウサギが失踪した。捜査で浮かび上がったのは近所でも偏屈で有名な老人、木佐権左衛門―。元アイドルでスピード狂のママとハンサムな刑事のパパを従えて、シンちゃんの推理がクールに冴える本格ハードボイルド・シリーズ最新作。 (「BOOK」データベースより)




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ドアの向こう側の総合評価:8.00/10点レビュー 5件。Bランク


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未読の方はご注意ください

No.5:
(4pt)

幼稚園児ハードボイルドシリーズ3作目

二階堂氏のキャラシリーズとしては水乃サトルと二階堂蘭子が有名だが、忘れちゃいけないと言いつつ忘れさられている幼稚園児探偵のシンちゃんシリーズの3作目であり、現時点での最終作となっている。
当初のコンセプトであった文体は世界観はハードボイルドなのに主役が子供というパスティーシュ的なギャグが主体だったが、二階堂氏らしいコンセンプトがブレるパターンでもう単に子供が主役のユーモアミステリー集となっている。まあ、これはこれでいいか。
ミステリーとしてはほぼ全作、読んでいる途中でトリックや犯人が分かってしまうという初心者にも大変親切なユル過ぎるネタばかりだが、それもまあこの作品の味として機能している。
娯楽性は高いので、最後まで楽しんで読めるのは評価したい。
ドアの向こう側 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ドアの向こう側 (講談社文庫)より
4062758245
No.4:
(4pt)

語り口が弱まったか

2004年に双葉社から出た単行本の文庫化。
 渋柿信介シリーズの第3作。5つの短編が収められている。
 ハードボイルドをパロディ化したものとして知られる本シリーズだが、本書では、ハードボイルド的なものの文体模写の部分が弱くなっているように感じた。そこはちょっと不満。
 ミステリとしてはたいしたことはない。トリックともいえないほどのものばかりで、そこを期待する読者には向かないだろう。
 幼稚園児の目に映る世界が、いかにもそれっぽく再現されているのがすごい。
ドアの向こう側 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ドアの向こう側 (講談社文庫)より
4062758245
No.3:
(4pt)

楽しく読めるミステリー

幼稚園児探偵シンちゃんこと渋柿信介シリーズ第三弾です。
前ニ作(私が捜した少年・クロへの長い道)も好きだったので今回もすぐ買いました。
個人的には一作目が一番面白いと思いましたが今回も面白いと思います。
第一話B型の女
 シンちゃんとパパが立川の自宅から鎌倉へパパの友人の結婚式へ行く途中電車で遭遇したけんかばか りする若いカップルの男のほうが鎌倉で死体となって発見されるというもので途中下車したカップル の女のほうがアリバイを作っているんじゃないかとミステリー好きのルル子ママが推理するのだが結 果は・・・結婚式へ向かう際立川・鎌倉の鉄道での移動方法をパパとママで検討するなど鉄道ミステ リーかと思いきやちょっとはずされたかな
第二話長く冷たい冬
 これは第一作「私が捜した少年」の中の第五話’渋柿とマックスの山’で登場した白馬・八方平スキ ー場とシンちゃんが友達になった青木タツヤ君とタツヤ君の愛犬マックスが今回は犬ぞりレースを絡 めた事件で再登場。ここでもルル子ママのカーチェイスが爆発・・面白いです
第三話かたい頬
 シンちゃんのパパ健一の同僚ゴリさんこと斎藤五郎刑事が購入予定の別荘で十年近く前に起きた幼女 失跡事件の真相をシンちゃん見事解決
第四話表題作(ドアの向こう側)
 シンちゃんの幼稚園の同級生から依頼されたウサギ失跡事件とパパが抱える近所の長屋で殺人が起き たと言い張る老婆の事件との同時進行 二つの事件の隠された意外な真実はこの作品の中でミステリ ーとしても一番面白かったです
 軽く楽しくミステリーを楽しみたい人にはおすすめ二階堂黎人さんらしく安心して読める作品です。
ドアの向こう側 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ドアの向こう側 (講談社文庫)より
4062758245
No.2:
(4pt)

ハードボイルドな幼稚園児

名探偵かつ幼稚園児のシンちゃんの
ハードボイルドシリーズ第三弾。
短編が4作収録されています。

シンちゃんは幼稚園児ですが、挑む謎は
幼稚園のお友達にたのまれた些細な事件から
実際の殺人事件まで幅広く、
活動内容と成果は大人の名探偵にもおとりません。
ただ、些細な事件でも、大きな事件でも同じ重みで向かい
チョコレートに誘惑され
行動は、もちろん大きく制限されるなど
六歳の子供らしい部分もリアルに描かれています。

シンちゃんの活動を大いに助けるのは
ハンサムな刑事のお父さまと
元アイドルでスピード狂で推理好きのお母さま。
三人の家族の、なかむつまじく楽しい推理が
陰鬱な事件を、明るく解決させています。

「B型の女」の推理はいまひとつな感じでしたが
他はすっきりおもしろかったです。
ドアの向こう側 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ドアの向こう側 (講談社文庫)より
4062758245
No.1:
(4pt)

また、会えたね

シリーズ3作目に突入した本作の探偵は、孤独と哀愁に満ちたハードボイルドディテクティブ『渋柿信介』氏。自身のオフィスでシガレットを燻らせながら、目を覆いたくなる程の退廃した世界で、心疵ついた依頼人が持ち込む悲しき魂の叫びを解決していきます。
……と書くと、誰でも1度は目にした事のある探偵小説になってしまいますが。実は『彼』。その内面の深みには少々?似つかわしくない、可愛らしく愛らしい幼稚園児。いまだ6歳なのです!!。(だからシガレットはチョコかココアなのね)。持ち込まれる依頼もやはり幼稚園児レベルで、ウサギが居なくなったり、依頼人の女の子と公園で一緒に遊ぶことだったり(シンちゃん的には『護衛』なのだそうだけど)。でも私達大人が見ればつまらないこれらの依頼が、殺人事件やひき逃げ事件、誘拐、神隠し事件の解決に繋がるといったら興味が湧きませんか?。収録されているのは「B型の女」「長く冷たい冬」「かたい頬」そして表題作「ドアの向こう側」の4作。いずれも読み応えたっぷりです。お勧めです!!。
ドアの向こう側 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ドアの向こう側 (講談社文庫)より
4062758245



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