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(短編集)
鳥居の赤兵衛 宝引の辰捕者帳
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鳥居の赤兵衛 宝引の辰捕者帳の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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これぞ泡坂ワールド!外れなしの面白さを堪能しました。 この宝引の辰シリーズもそうですが、泡坂妻夫の時代物は江戸の様子や人物がいきいきと描かれていて、それだけでも引き込まれてしまいます。 江戸時代の話ながら謎解きやトリックはすごく新鮮で、あっという間に読んでしまいますね…。 表紙に使われている紋章デザインも、いつもけっこう楽しみです。 | ||||
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帰省時や旅先に持っていって、寝る前などたまーに思い出した時に読みます。 宝引の辰シリーズは短編なので読みやすく、あからさまな殺人描写・性描写が少ないので(猥談をしているような場面はあります)、時代小説初心者の方にもおすすめ。 辰親分の粋でいなせな所が売りなのに、なぜか読後感はじんわりほっこり。ゆったりした江戸情緒に感じ入り、心が温まるような素敵な作品です。 | ||||
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時代小説が好きな方ならハズレないでしょう。面白いです。そして収録作の(黒田狐)で(宝引の辰 捕者帳シリーズ)で初めて辰自身が語り手になるところが今作の新しい試みです。さて、このシリーズ、実は端役キャラが色々な話に登場します。(しかしレギュラー昇格しないところが物足りないので星4つ!)これは端役の設定をきっちり覚えていないと出来ない事です。だから「どこか矛盾はないか?」と挑戦してみたところ・・一ヶ所見つけました!(角平市松−朱房の鷹 収録)に登場する独琴は酒屋の後家という設定でしたが、再登場した(鳥居の赤兵衛−鳥居の赤兵衛 収録)では米屋の後家になってます!・・って・・どうでも良い事ですが、こんな異端児的な楽しみ方も出来る面白い作品です。 | ||||
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2004年に出た単行本の文庫化。 「宝引の辰 捕者帳」シリーズの第5弾。 2000-2004年に発表された8編が収められている。 相変わらずの面白さである。柔らかな語り口、ひょうひようとした雰囲気、不思議な事件、鮮やかな解決と文句なし。 じっくりと味わいながら読みたい一冊だ。 | ||||
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本の帯にある「お江戸の粋な名親分、難儀な謎をさらりと解く!」のとおり、辰親分の活躍を期待する者にとっては、う~~~。 満足させてくれると思います。 宝引の辰捕者帖のシリーズを読んでいる方にとっては、まさに待ちに待った新刊といったところと思います。特に表題作「鳥居の赤兵衛」は、泡坂(本当は、己でなく巳ですが)作品を好む読者なら、「あ~~~やっぱり!!!」という・・・。 私は、「凧をみる武士」が最初の読了となりましたが、この本も決して期待を裏切らない泡坂作品であることに間違いはありません!!! | ||||
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