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無実のI
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無実のIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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刺激のあるシーンやら 退廃的な表現はこの作品には控えめです。 もっぱら調査が中心です。 そこで出てくるある人のひき逃げ、 そして衝撃の真実… さらに言うと、今回は犯人が 最後まで割れづらいのです。 何せ嫌疑がかかりづらいように 読者に表現していますので。 あまり際立って盛り上がる作品ではないですが、 唯一目に付いたのは ある犯行に使われた「もの」 これはすごく斬新でした。 ただ残念なのはそれの表記ミス。 一般的にいう表現ではないのです。 それが残念でありました。 盛り上がりには欠けるものの、 退廃的な雰囲気が苦手な人には 読みやすいはずです。 | ||||
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妻イザベルを射殺した容疑で起訴されたバーニーは無罪になった。だがイザベルの別れた前夫は財産目当てにバーニーが殺したと信じ、民事訴訟を起こし女探偵キンジーに依頼した。一ヶ月後には出訴期限が迫っている。早いテンポで展開し、一筋縄ではいかないストーリーの面白さを満喫できる。 また、スー・グラフトンのミステリーの楽しみは何気ない、気の利いた表現にもある。たとえば、 ”先妻の性格を語る彼の声が、しだいに耳から遠のいていった。かれの女性観は不快で、同じ話をこれまで何度もしてきたとみえ、語り口は平板で熱がこもっていなかった。””偏屈な芸術家にはよくあることだが、かっとなったすぐあとで、ころっと上機嫌になったりするのかもしれない。” ”・・・九フィート四方の一般オフィスで、・・・検査結果の悪い知らせを聞かされるときに使われる部屋のようだった。” ”「・・・子供部屋を二つ作るんだ」では結婚相手の候補にはならないわけか、とキッチンに入りながら思った。””「・・・あのひとは情緒というものが全く欠如していて、私は砂漠に一人残されたみたいな気がします」「わたしの知り合いの半分は同じように感じているみたいですが」” きりがないのでこの辺で止めておく。 | ||||
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