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ドミノ倒し
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ドミノ倒しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点1.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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軽妙な文体で読みやすかったです。 ただ、広げた大風呂敷をどうやってまとめるのかと思っていたら・・・。 現実にはあり得ない結末だけれど、小説だからと思えば、これはこれで楽しめました。 でも、個人的には消化不足気味。 | ||||
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直木賞候補に何度も候補になった一流作家にあるまじき低評価で逆に興味が沸く人も多い本作品。 社会派は重厚な作風が多い氏にとっては「被害者は誰」くらいしかない、ユーモアミステリー系の初の長編。 ハードボイルドのプロットを用いて、一つの殺人事件を調べていくと、過去の無関係と思われた殺人との隠された人間関係や怨恨が・・・という貫井氏のお得意のプロットだ。 が、このプロットを多用する余り、スランプに陥られてしまったのだろうが、途中で綿密に構成してきたのに、新機軸をと無理をした結果、大風呂敷を広げてそのまま置き忘れてしまったかのような投げやりな落ちが待っている。 まあ、この落ちは非難されても仕方ないという気がする。綿密なプロットのミステリーを読んでいたと思ったら、ラストは突然、ボディスナッチャーみたいなSFみたいな急激な方向展開なのだ。 これの直前の微笑む人でも最後の最後で風呂敷放り投げ系落ちであったし、本作もこんな落ちとは、貫井氏はどうも度重なる自信作での直木賞落選に新たな方向性を模索しようとしてスランプに陥っているのではと思われても仕方ない。 ただ、文章のうまい氏のことなので、ラストを除けば普通に読ませてしまう力はある作品である。 | ||||
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