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(短編集)
江戸川乱歩傑作選
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江戸川乱歩傑作選の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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普通。 | ||||
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私が所属する推理小説研究会の課題作に「二銭銅貨」が取り上げられた。以前は江戸川乱歩全集を所持していたが、某大学の推理小説研究会に無償提供したため、二銭銅貨が収載されている本書を購入した。 私は江戸川乱歩の初期の作品は探偵小説作家として素晴らしいと思うが、中期から後期の作品については余り評価していない。それよりも、戦後の新人育成、評論家、書誌家としての江戸川乱歩を評価するし、日本探偵小説の父と評されることは理解出来る。江戸川乱歩に育てられた新人達も既に鬼籍に入った作家が多い中、江戸川乱歩的な役割を期待している島田荘司が国内にいないのが残念である。国内で頑張っているベテランに期待するしかないが、果たして誰がと首を傾げる次第である。 | ||||
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『鏡地獄』『心理試験』の2話が好みだった。一つの物事にとらわれて深みにはまっていく人間の様子を、友人の目を通して描いた『鏡地獄』は、好きが昂じる一歩手前で歯止めをかけ生活している多くの人間に、その先へと進んだ場合の世界を見せてくれるガラスを隔てたような身近な作品だと思う。『心理試験』は、策を労することによって得る喜びと、それが突き崩されるあっけなさ、そして、その際の、策士の味わう恐怖が見事に描かれている。 | ||||
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