QED ベイカー街の問題 

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長編
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あらすじ

2003年09月12日 QED ベイカー街の問題 (講談社文庫)

シャーロキアンのクラブ「ベイカー・ストリート・スモーカーズ」のパーティーに出席した、桑原崇と棚旗奈々がまきこまれた連続殺人事件。しかも現場にはダイイング・メッセージが。現実の事件と「ホームズ譚」の謎が交錯する中、崇の推理がたどりついた真犯人とホームズの秘密とは?好調シリーズ第3弾。(「BOOK」データベースより)

評判

QED ベイカー街の問題 の評価:

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QED ベイカー街の問題 の総合評価:

7.88/10点 レビュー 17件。

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No.13
(2pt)

どれくらい好きかというと付箋もってメモ書きしながら真剣に読むくらい。

一般的な本好きな子供として育ったので、ホームズもルパンもそして明智小五郎も20面相も小学生のころに読んで育ちました。幸いというかなんというか、小説の中の人物が実在しているとは思えなかったためシャーロキアンとはなりませんでしたが、今でも好きな名探偵です。

最後の事件以後にホームズの人格が変わったのだとすれば、それはコナン・ドイルが変えたんでしょ?としか思っていません(連載中に人格どころか顔かたちまで変わってしまう日本の漫画のなんと多いことか)

さて、それでもシャーロキアンという人たちが存在し、ホームズの実在を信じて疑わないということに対しては「楽しそうだな」と思うだけで、ばかにするつもりはありません。そしてその中で殺人事件が起こってしまうのも、名探偵コ〇ンにでてくる殺人犯の動機よりは理解できます。

しかしそれでも、今回の「ベイカー街の問題」は突っ込みたいこと多数。

例を挙げるときりがないのですが、一番気になったのはホームズが天文学に無知であることを

「ミスリードだ」

としてしまっているところ。
え。それ言っちゃなんでも「ミスリード」で通用するじゃないですか。

第1作ではこう言っていますよ?→ミスリードだ
〇〇と言っているから、こう考えるべきでは?→〇〇はミスリードだ

シャーロキアンの正義が何なのかは知りませんが、「こう考えればすっきりするから」という理由だけで「ミスリード」と断定するのはいかがなものなんでしょうか。それは都合がよすぎやしないでしょうか。正典にうそ(ミスリード)が書かれているのはシャーロキアンとして許せるのでしょうか。

このQEDシリーズ、結構好きで他の巻にもレビュー書いているんですが、時々出てくる「ちゃんと考えれば、こう考えざるを得ない」論法が時々鼻につきます。そこに至る過程と結果の間に欠落がある。作者もどこまで意識しているのかわからないが、大量の資料により読者が戸惑っているところに「こう考えざるを得ない」論法を出してくる。

え?そう?こうは考えられない?

って奈々ちゃんが思うことはなく、熊つ埼も大声で「なるほど!」と叫び、しかして犯人は自供を始める。

いや、好きですよ。この作者の本。
どれくらい好きかというと付箋もってメモ書きしながら真剣に読むくらい。今の時代これだけ真剣に読む本はこのQEDシリーズくらいかもしれない。なので、大ファンの方からすると「細けえことばかり言いやがって」と思われるかもしれませんが、別の方法で楽しんでいる高田崇史ファンということでお許し下さい
QED ベイカー街の問題 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: QED ベイカー街の問題 (講談社文庫)より
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