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高校入試



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【この小説が収録されている参考書籍】
高校入試 シナリオ
高校入試

高校入試の評価: 2.82/5点 レビュー 79件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.82pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 1~20 1/2ページ
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No.26:
(5pt)

モデル

母校がモデルと知って慌てて購入しました。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.25:
(5pt)

高校入試 (角川文庫)

古本でしたが良い本でした。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.24:
(5pt)

小さなコミュニティと柵とプライド。意外多くの人がどこかに持つ点を射抜く作品

死なないミステリの学園もの、ではなく教師たちを踏まえた受験ミステリ。
単に受験がベースというよりも、そこに内在する小さなコミュニティの絆、いや柵。
地域を代表する進学高校の出身者とそうじゃない者たちの間にある溝。
ある種のコミュニティにいた事が唯一のステータスである時に、時折人は曲がったプライドを創出させる。そんな誰しも少しは持つ人「所属」を見事に描いてミステリとして仕上げた作品と言える。
舞台を一つにした脚本になるべく作られたという事で学校のみで繰り広げられます。読み易く、それぞれの想いと人の空虚なプライドが絡み合って、柵だらけの環境の破壊を目指す。
中学受験などに拘りすぎたり地域コミュニティのヒエラルキーを気にし過ぎる人には耳の痛い話になりそうです。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.23:
(4pt)

僕もそれ思ってました。

低評価が目立ってますけど、面白かったです。僕は湊かなえさんの小説初めて読みました。次が気になるようにずっと書かれているのでぶっ続けで読み続けることができるかなと思います。そうすれば登場人物もだんだんイメージついてくるんじゃないかなと。それぞれの登場人物がそれぞれ人間味を持っていて、「ふっ、」って何回かなりました。
それから割と謎が謎のまま進むので伏線とか見逃してたりするかもなぁって思うので、再読した方が、良いかなと思います。まぁ現実的な事柄にたいして書かれていることは現実味がないからうーんってなるかもしれないけど、そんなことよりも面白かったです。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.22:
(4pt)

学歴という残酷な現実を描くミステリー小説(論点が多く、おすすめ)

シーンが頻繁に飛び、登場人物が多くはじめの方は人物把握に手こずった。しかし、ラスト五分の一は疾風怒濤の展開。そしてまさかの結論でした。ああこの群像劇は映像で見たら面白そうだなあ、と思っていたら、案の定湊氏初のテレビ脚本でありました。

 端的にドラマとしてのエンタテイメント性が非常に高いのはさることながら、社会問題としての受験や学歴について考えるよいネタとなります。
 受験というたった一日の試験の結果で人生が左右されると考える価値観。その価値観に親が固執すること。これらが良いことなのかどうか。他方、我々も肌感覚で学歴が学力がすべてではないことを経験上感知しているわけです(実例が皆さんの周りにも沢山あるかと)。受験という制度から学歴社会を考える良い題材になると思います。
 因みに私は個人的には『学歴は絶対ではないが、社会ではいわゆる「パスポート」として機能する』と考えています。良し悪しで言えば改善の余地はあるとは思いますが、社会の効率性のために必要悪として機能しているように感じます。ただしこのパスポートの期限はせいぜい5年から10年程度ではないかと想像します。これくらいの年限があれば、学ばない人は激しく劣化していきますし、努力して学ぶ人はものすごく伸びていくと感じます。

 もう一つの社会問題としてはネットとの付き合い方もフォーカスされます。匿名性に隠れて言葉の暴力を振りかざすネット社会。自分が被害者になる可能性も多く有り、ネットリテラシーについて考えさせられます。
 感じたことをそのまま表出すればよいのか、正論だけ言っていればよいわけでもないし、他人を思いやる表現をどうすればよいかなど、コニュニケーションの問題にもつながる観点です。

 その他、作中で先生方が採点ミスするシーンが出てきます。それを開き直って物のせいにしたり責任放棄をする先生が出てきます。人は間違う動物であると私は思いますが、ミスを前提にどうやって仕事を組み立てるかという事はビジネスマンが考えるべきテーマでもあります。
 また社会人経験のある帰国子女の先生を、ことあるごとに「帰国」とまとめるシーンがあります。これはいわば人にレッテルを貼る行為であり、それ以上の理解を拒むことでもあります。身につまされると同時に、人付き合いについて気を付けるべき教訓にもなりえます。

・・・

 そもそも本作は、高校受験に挑む息子にでも読ませてみようかなと買ったものでした。しかしながら、それだけにとどまらず考えるネタも多く、かつエンタテイメント性も高い、非常に完成度の高い作品であると感じました。機会があればドラマも是非見てみたいと思いました(ちなみに長澤まさみが主演とのこと)。
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No.21:
(5pt)

伏線の伏線の伏線

ドラマやってたんですか?
あとがきをみて気がつきました。
序盤はやたらといきなり話が切り替わり、読みづらいと思ってましたが、視点が切り替わっていると気がついてからは内容が頭に入ってきました。
途中まで、怪しいな、と思っていた人が実は無実だったり、というのは作者の作品によくありますが、伏線と思われるものがいくつも出てきて、結局今回も騙されてしまいました。
殺人がでてこないからなのか、読了感はいいです。
でも登場人物達がもっとこういう行動をしていたら、こんな事にはなっていなかったんじゃないか等等悔しさはあるかな。
読者が感情移入しやすいような書かれ方がされているのもうまいなぁ、と思いながら読んでいました。
教員のやり取り、心情、出来事など現実にありそうなお話です。
今度はドラマをみます。
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No.20:
(4pt)

湊かなえ作「高校入試」読後感

湊かなえさんの本は、現実味を帯びて、よんで考えてしまいます。深い意味が隠されているような気がする。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.19:
(5pt)

叙述トリックを仕掛けるのに有効な戯曲的手法で描かれた傑作

ドラマのシナリオを小説化したようだが、何も知らず読んだ。語り手が次々に切り替わる戯曲のような書き方をされているが、その成立過程を知って納得。始めは読み辛さを感じたが、すぐに慣れたし、ミステリーとしては叙述トリックを仕掛け易いので本作の場合は有効に働いていたと思う。
 個人的にとても興味深く一気に読む事が出来たのは、私自身が昔高校教員(それも英語)で入試業務にも携わった経験があるから。それはさすがにないだろうと思った点もなくはないが、それより「そうそう、それある」と膝を叩いた点の方が圧倒的に多く、実際にありそうもない事件を描きながら絵空事ではないリアリティを強く感じた。 戯曲的手法のおかげで、多くの登場人物の初期印象が次第に変わっていく。これが叙述トリックとして非常に有効で、学校側の犯人が明かされていく中で、まさかこの人物が、と言う驚きを素直に感じることが出来た。一般的なミステリでは「意外な犯人」を疑いながら読むので、全然意外でなかったりするのだが、次々に語り手が切り替わる本作では、いつの間にかこの人物は怪しいが、この人物は信頼出来る、と言う先入観が勝手に形作られていたように思う。巧妙な叙述トリックにやられた感じだ。 
 前述の理由で私は本作を公正な評価は出来ないが、個人的に最高評価を付ける。一つだけケチを付けるなら、結末を綺麗にまとめ過ぎだと思う。結局正義は通らず、悪は栄える、といったアンハッピーエンドが本作にはふさわしいのでえはないか。そんなドラマ、誰も見たいと思わないだろうが。
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No.18:
(4pt)

殺人事件のないミステリ。読ませる。

一人称でのストーリー運び。他の方たちが言われているほど
読みにくくはない。むしろ一つの問題に対し、同時に他視点で
語られているのは面白い。

それより次々と(時間付きで)更新されるサイトの書き込み。
これがぐいぐい読ませる元になる。
こちらも「次は?」とハラハラしながら更新を待つ。
そして疑心暗鬼が始まっていく。

「一高OBであらずんば人にあらず」。そんな閉塞感は随所に
あらわれている。
校歌の演奏でミスタッチをした音楽教師にはクレーム、いつまでも
過去を自慢するOB教師たち、校歌を熱唱し「お祭り」。

そういった「閉じられた空間」を描かせると、湊かなえは上手い。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.17:
(5pt)

初版本なのにこんなに美品とは!

図書館で借りた本を汚してしまったので弁償するために初版本をさがしていましたが,ほんとにきれいで,「新品では?」と見まがうくらいでした。しかも格安でした。ありがたかったです!
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No.16:
(5pt)

現実にもこんな感じのところがあるような

緊迫感のあるシチュエーションでの、心理戦。どんどん読み進みたくなって面白かったです。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.15:
(5pt)

ありそうな話

いつもながら、湊かなえ作品の予想外の展開に一気に読みました。伏線はあるはずなのに、あっと言う結末。今回は殺人がなかつたのが、後味の悪さがなかった
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.14:
(4pt)

先にドラマを見ていたら最後まで読めなかったかもしれません

テレビドラマになっていることは知らずに購入しました。ひとこと、面白かったです。
登場人物の氏名がありその後にその人物の目線で文章が綴られてゆき、また別の人物名の後にその人物目線で新たな文章が綴られてゆくといった感じで最初はよみづらく人物相関図を度々参照しながら読みましたが、高校入試という殆どの人が経験するものを題材としていて素直に共感できました。読みづらさはありましたがそれよりも物語がどう進行していくのかが気になって引き込まれていきました。この書き方だと主役が誰かというより登場人物すべてが主人公に思えてきます。が、やっぱり春山先生が主人公なのでしょうね。彼女を通して今の受験のあり方を問題提起しているように感じました。
私は教師ではありませんがかつて受験生であり今は高校受験生を持つ親であり、受験によって翻弄されていく人たちの心情がよくわかり、興味深く読めました。ただミステリーにカテゴライズするのはちょっと違うかなと思います。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.13:
(4pt)

登場人物が多いのも一工夫で、、

私がこの作品を読みはじめて思った事は、他のレビューされている方の書かれるように「登場人物が多い!」ということでした。
そこで、本の横にメモ用紙を用意し、登場人物の各々の特徴や印象を1~3言程度簡潔にに書き、確認しながら読むことでこの問題は解決いたしました。しかしながら、読者の自由を阻害するのは重罪と認知しておりますので「一個人の傲慢な読み方」程度に解釈していただけると幸いです。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.12:
(4pt)

読みにくいというレビューが多く見受けられますが…

2012年にドラマ化されました。
ドラマを観て、シナリオ本も読んでいるせいか、そんなに読みにくさは感じませんでした。
ネット掲示板の書き込みと、変化する登場人物の考えが描かれていてよかったです。
先行発売された、シナリオ版の併読をお勧めします。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.11:
(4pt)

ドラマが原作の作品です

2年程前だったと思います。深夜ドラマで放送されたものが原作となっているので通常の作品とは順序が逆になっています。ドラマを見た私は、当時の様子を思い浮かべながら読み進めることができ、ドラマを見た時の衝撃を思い出しました。確かに登場人物が多いので、初見の方には場面を想像するのが難しいと思います。DVDやシナリオ版も発売されていますので、合わせて楽しむのが良いと思います。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
4041104793
No.10:
(4pt)

一読の価値あり

高校入試に関わる教師と親に、公平な入試を毅然と遂行することの大切さを伝える作品だと思います。
これを機会に入試の答案の開示を請求して現実の採点ミスが明らかになったこともあるでしょう。
採点ミスは絶対にあってはならないのに、公立高校の先生の頼りない雰囲気の採点シーンには唖然としました。
現実にはそうであってほしくありません。

携帯電話を使った事件が起きたり、わがままな親が出てきたり、ネットでの中傷が出てきたり、現代の世相を反映しています。読み始めると夢中になりました。

登場人物が多いのは構成上仕方がないとは思いますが、相関図を何度もめくりながら読みました。
キャラクターが分かるように、似顔絵を描いてくれると助かると思います。

高校はあくまでも通過点。もし第一志望に合格できなかったとしても、人生を棒に振ったとは思ってほしくないです。災い転じて福となすことが大事です。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.9:
(4pt)

ドラマのファンへのご褒美?

ドラマ版のファンです。
登場人物の心情が描かれるので、あのシーンであの人はこんな風に思っていたのかぁー…と、ドラマを思い返しながらサクサク読み進めました。
もしドラマ見てなかったら登場人物がコロコロ入れ替わるので、リタイアしていたかもしれませんが、ドラマファンとしては、臨場感を演出してくれる書かれ方に満足しています。
ラストいまいちだったので、星四つ。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
4041104793
No.8:
(5pt)

みなとさんの本はこれで全部完読。

高校の入試で事件が起こるということで
また殺人かと誰がやられるのかと…。

最後に捨てたもんじゃないなと
少しほっこりして完読でした。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
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No.7:
(4pt)

ドラマを見ていても楽しめます

以前放送されたドラマが好きで手にとりました。ドラマでは描かれていなかった登場人物の心情などが細かく描かれているので、飽きることなく読み進めることができました。
帯に書いてあったドラマとは異なるもう一つのラストはこんなものかと言った感じです…が読みやすく面白いです。
高校入試Amazon書評・レビュー:高校入試より
4041104793

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