■スポンサードリンク
(短編集)
グランドマンション
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
グランドマンションの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みやすいのですが、最後がちょっと スッキリしないので、★を1つ減らしました。 でもさらっと読めます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めて折原先生の作品を拝読いたしました。 読みやすくて、一気に読ませて頂きました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この著者の「潜伏者」を読んで、がっかりして、「この作者はもう終わった!」と断罪?した私だったが、この「グランドマンション」は短編の連作集ながら、叙述トリックが冴えているし、「毒のサジ加減」も、ちょうどいい。 さりげなく挟まれる伏線が心地よい(アクの強い登場人物ばかり出てくるので、『心地よい』と言うと語弊があるかもしれないが)。 「浴室が使えないので、工事現場から砂を盗んできて隠す」とか、「4階建てなのに、エレベーターで8階へ上がる」とか、「マンションへ引っ越すのに、業者を頼まずに自分たちだけで、夜の間に引っ越す」とか、「マンションの管理人が入れ替わる」とか、「朝起きると、目の前のマンションが一夜にして消失している」等々、毒をちょいと盛った叙述トリックが冴えているし、こういう技を臆面なく駆使できるのは、この作者だけだろう。 「潜伏者」はしょうもなかったが、この「グランドマンション」のような、人を喰ったような叙述トリックを駆使して、長編をもう一度執筆して欲しい、と感じた次第。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
デビュー二十数年にして、名作「倒錯のロンド」の呪縛を吹っ切った、という感じだ。 特に良かったのが、この人独特の、すべてが異常心理と破滅になだれこんでいくダーク志向が、今回は随分とセーブされていること。 この人のダークさは、最初から極限まで行き着いてしまっているので、どうしても繰り返し感は避けられなかったのだ。 こちらはいつものように、地獄の闇のような(行ったことないが)暗澹たる読後感を覚悟するだけに、 今回の曇天の日陰程度の暗さには、むしろ明るく爽やかな印象さえ受けてしまった。 (初めて読む人は、これでかよ!と感じるかも知れないが) 叙述トリックとドンデン返しへの執拗なこだわりも、今回は、すっきり抑制的な印象を受ける。 (初めて読む人は・・・以下同文) 少なくとも、初めて折原作品を読む人には、文句なくお薦めしたい1冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好きな折原作品の最新作です。 騒音問題、住居侵入、ストーカー……そう、要素は揃っています。 これは問題が起きない方がおかしいくらいに(笑い)。 しかも連作の短編集。 小さいけれど強力な爆弾が、沢山つまった本です。 連作クオリティ的にも、伊坂幸太郎なんて比になりません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
グランドマンションというマンションのなかでの出来事。 こうも同じマンションで犯罪ばかり起きるというリアリティーのなさは、折原一の小説ではツッコんではいけない。 話はテンポよく小気味よく進んでいく。 短編集でもあり、1冊の長編でもある。 連作短篇集を書き下ろしをくわえ1つの長編に仕上げた作品です。 民生委員の高田、そして気難しいマンション管理人、不審な登場人物。 出来過ぎな展開ですが、息抜きに読むぶんにはいいかなと。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!