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(短編集)

グランドマンション



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【この小説が収録されている参考書籍】
グランドマンション
グランドマンション (光文社文庫)

グランドマンションの評価: 3.60/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(3pt)

すっきりはしない

伏線回収というか帳尻合わせのような印象を受けた
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No.9:
(1pt)

好みの問題でしょうが面白くない。

話が唐突すぎて無理やり作った筋書きとの印象が強いです。読み始めたから仕方ないので最後まで読んだ感じです。
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No.8:
(4pt)

読みやすい

読みやすいのですが、最後がちょっと
スッキリしないので、★を1つ減らしました。
でもさらっと読めます。
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No.7:
(4pt)

題名に惹かれ購入

初めて折原先生の作品を拝読いたしました。 読みやすくて、一気に読ませて頂きました。
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No.6:
(3pt)

作者の過去の叙述トリックの"総ざらい"という感がして、枯れた印象

「グランドマンション」というマンションを舞台とした連作短篇集。「幸福荘」シリーズのマンション版という所か。実際、日記と地の文の併用、犯人の独白と思われる<太字>の使用他、作者の過去の叙述トリックの"総ざらい"という感がして、出来こそ悪くないものの、新規性や迫力を覚えなかった。読み易いが、作者のデビュー作から読んでいる私にとっては物足りない内容。

マンションの住民に高齢者が多いのも特徴で、オレオレ詐欺・認知症等の社会問題を取り上げている点が本作の特徴でもある。このためか、余計、本作からは枯れた印象を受けた。作者の途中までの作品には、「新しい叙述トリックを開発・披歴してやる!」との執念と意欲を感じ、読んでいて楽しかったが、最近はサッパリの感がある。作者には「アッ」と驚く斬新な叙述トリックを有した作品の発表を期待したい。
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No.5:
(4pt)

切れ味鋭い叙述トリック

この著者の「潜伏者」を読んで、がっかりして、「この作者はもう終わった!」と断罪?した私だったが、この「グランドマンション」は短編の連作集ながら、叙述トリックが冴えているし、「毒のサジ加減」も、ちょうどいい。
さりげなく挟まれる伏線が心地よい(アクの強い登場人物ばかり出てくるので、『心地よい』と言うと語弊があるかもしれないが)。
「浴室が使えないので、工事現場から砂を盗んできて隠す」とか、「4階建てなのに、エレベーターで8階へ上がる」とか、「マンションへ引っ越すのに、業者を頼まずに自分たちだけで、夜の間に引っ越す」とか、「マンションの管理人が入れ替わる」とか、「朝起きると、目の前のマンションが一夜にして消失している」等々、毒をちょいと盛った叙述トリックが冴えているし、こういう技を臆面なく駆使できるのは、この作者だけだろう。
「潜伏者」はしょうもなかったが、この「グランドマンション」のような、人を喰ったような叙述トリックを駆使して、長編をもう一度執筆して欲しい、と感じた次第。
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No.4:
(3pt)

見事な着地

グランドマンションに住む人間たちが次々に起こす事件の連作短編集。 すっかりやられました。 折原一の作品という感じです。 注意深く読んでいけば分かるんでしょうけど。 最初はホラーっぽいかな、と思ったのですが、事件は多岐にわたり興味を惹きつけます。 本当にマンションの住人は誰もかれも胡散臭いです。 本当にうまく纏まっているんですが、最後がもう少し毒があってもいいかなと思いました。
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No.3:
(5pt)

折原一の最高傑作?

デビュー二十数年にして、名作「倒錯のロンド」の呪縛を吹っ切った、という感じだ。
特に良かったのが、この人独特の、すべてが異常心理と破滅になだれこんでいくダーク志向が、今回は随分とセーブされていること。
この人のダークさは、最初から極限まで行き着いてしまっているので、どうしても繰り返し感は避けられなかったのだ。
こちらはいつものように、地獄の闇のような(行ったことないが)暗澹たる読後感を覚悟するだけに、
今回の曇天の日陰程度の暗さには、むしろ明るく爽やかな印象さえ受けてしまった。
(初めて読む人は、これでかよ!と感じるかも知れないが)
叙述トリックとドンデン返しへの執拗なこだわりも、今回は、すっきり抑制的な印象を受ける。
(初めて読む人は・・・以下同文)
少なくとも、初めて折原作品を読む人には、文句なくお薦めしたい1冊。
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No.2:
(5pt)

比になりません

大好きな折原作品の最新作です。 騒音問題、住居侵入、ストーカー……そう、要素は揃っています。 これは問題が起きない方がおかしいくらいに(笑い)。 しかも連作の短編集。 小さいけれど強力な爆弾が、沢山つまった本です。 連作クオリティ的にも、伊坂幸太郎なんて比になりません。
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No.1:
(4pt)

スラスラ読める連作短編集長編

グランドマンションというマンションのなかでの出来事。 こうも同じマンションで犯罪ばかり起きるというリアリティーのなさは、折原一の小説ではツッコんではいけない。 話はテンポよく小気味よく進んでいく。 短編集でもあり、1冊の長編でもある。 連作短篇集を書き下ろしをくわえ1つの長編に仕上げた作品です。 民生委員の高田、そして気難しいマンション管理人、不審な登場人物。 出来過ぎな展開ですが、息抜きに読むぶんにはいいかなと。
グランドマンション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:グランドマンション (光文社文庫)より
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