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秘密機関
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【この小説が収録されている参考書籍】
秘密機関の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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とても楽しく読めたのに、レビュー数を見たら数が少ない…! もっとたくさんの人に読んでほしいのでレビューを増やすべく投稿します。 本書は冒険小説ですがきちんとミステリー要素もあります。そしてそれがまた…!ネタバレになるので書けませんが、さすがアガサ・クリスティとしか言いようがありません。 トミーとタペンスものは初めて読んだのですがこのコンビ、とにかく最高でした。他の登場人物もとても魅力的。 また二人に会いたいので続編も読みます(^^) | ||||
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カバー目当てで購入 | ||||
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今年はアガサさんのデビュー100周年。これは第2作目。お気楽なスパイ風冒険物語。若さを楽しむべきでしょう。すらすら読めます。冒頭の貧乏描写が一番リアル。 | ||||
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『トミーとタペンス』のシリーズは学生時代に創元推理文庫版のシリーズ2作目の短編集『二人で探偵を(早川書房版は『おしどり探偵』)』を読んだだけでしたが、本作を読むと結婚するまでの経緯やアルバート少年との出会いが判ります。 この順番で読むと外伝的に読めるので、それはそれで楽しめるのですが、できれば本作から順番に読む方が理解が深まります。 | ||||
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第一次世界大戦から第二次世界大戦の緊張したイギリスの雰囲気が伝わってくる。 | ||||
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幼なじみのふたりは第一次世界大戦直後のロンドンで再会する。 慎重なトミーと無鉄砲なタベンス。 DVDの日本語吹き替えはタベンスってバイオニックジェミーと同じ声だ。 | ||||
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飽きずに読めます。 でもあまりに現実離れしている感じで 星ひとつマイナスしちゃいました。汗 アガサクリスティの作品は キャラ設定がきちんとしていて いろんなキャラが魅力的で生き生きと描かれていますね。 | ||||
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若き日の(二人の年齢を足して45歳にも満たない、とある)トミーとタペンス。このシリーズは私も最近まで知らなかったのだが、ポワロやミス・マープルの謎解きとは違って、スピード感あふれる若い二人のハチャメチャぶりが楽しめる作品である。 アマチュアゆえの無鉄砲さに”若さ”という要素が加われば、もうこの二人を止められない。ただ、どちらかというと、無鉄砲なのはタペンス。トミーはわけもわからず感で動いたりはしないのだが、なかなかに機転のきく若者で、この二人はお互いの足りないところを補いあえる、最強のコンビと言えよう。 物語は、戦後の不況でお金のない二人が再会したところから始まる。お金がない、さあどうしよう。こんなときはやっぱり冒険だよね、となるところが面白い。この時代だからこそ出来たことかもしれないが、戦後の混乱期で、しかもまだ20世紀初頭のイギリス。こんなおてんば娘でなければ世の中渡っていけなかっただろうなあと感心するほどのバイタリティ。結婚はお金!と言い切るタペンスにはなぜか嫌悪感を感じることはなく、これは彼女のまっすぐで正直な性格のおかげか。むしろ微笑ましくすら感じる。 行方不明の女性を捜すことから始めた二人は、だんだんと大きな陰謀に巻き込まれていくのだが・・・物語の展開がとてもスリルに満ちていて、これが大正時代に描かれた作品だなんて、とても思えない。黒幕は誰なのか、最後までわからずまんまと騙されてしまいました。クリスティーの偉大さを改めて思い知った作品でした。続きもぜひ読みたいです。 | ||||
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「若い冒険家2名の雇い主を求む。なんでもやります。どこにでも行きます。 高報酬の仕事にかぎる。違法な申し出も可」 第一次世界大戦後の若い男女が冒険家で、お金を稼ぐアイデアを考えた。 勇気があるなと思いました。 自分の命がどうなるかわからない冒険だって、たくさん依頼が来るだろう。 今回の事件のように。 最初は、お金欲しさに仕事をしていた2人が少しづつ事件の真相の謎解きに 魅せられていく様子がわかります。仕事の楽しさを見つけることが出来たので しょうか?楽しく仕事が出来て高額な、お金をもらえるなんて、とても羨ましい と思いました。 私は今、休日の電車の中で、この書評を書いています。家の中にいると ついだらだらして、なかなか書くことが出来ません。 アガサ・クリスティーは私のように、家の外でアイデアをひねり出して 小説を書いていたのでしょうか? この小説の各章の最後に彼女が書くキーワードは必見です。 驚きの真実などが記されており、早く次が知りたいという読者の興味をひく かたちとなっております。 さあ、みなさんも事件を解決するため、飛行機に乗って出発して下さい。 地球の裏側にあるイギリスにあるドーバーストリート地下鉄出口でトミーと タペンスが、あなたの到着を待っています! | ||||
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まだ二人が「おしどり夫婦」になる前の話です。無論、若いときのお話なのでお金に苦労している描写もあったりと若さを感じさせてくれます。もちろん肝心の事件のほうは一級品です。数々のピンチが読み手である私たちをわくわくさせてくれます。二人は命の危機に見舞われようがうまくそれをかいくぐっていきますしね。そしてラストは本当に驚かされるはずです。さあ終わった!と思ったところに思わぬ事実が現れるのですから。最後まで油断はいけません。 | ||||
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「おしどり探偵」タペンス&トミー。タペンス&トミーものの最初の話です。実は、タペンス&トミーものの他のすべてを読んだ後で、最後に本書を読んだので、タペンス&トミーが結婚していないのは違和感を感じました。結婚前から、タペンスが、主導権を握っているのは同じなので、読み進むうちに馴染んできました。そのため、ここではタペンス&トミーと書かせていただきました。文献によってはトミー&タペンスとなっています。終盤になると、トミーが俄然活躍しているところがあります。タペンスが、トミーと結婚しようと思う根拠がわかりました。最初から危険な話なのは、タペンス&トミーもの全編、一緒かもしれません。最後が豪華な人たちの集まりには、唖然としました。若いうちからこれだけ活躍しているのなら、あと5本くらいはタペンス&トミーで書いて欲しかった。アガサクリスティの全登場人物中、自分にとってのNo1は、タペンスです。 | ||||
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本書はトミーとタペンスが活躍する冒険もの。本格推理作家として知られる作者だが、1920年代は本書をはじめ『茶色の服の男』『チムニーズ館の秘密』『七つの時計』と、ポアロものの異色作『ビッグ4』を除けば、むしろ冒険ものの方が充実している感がある。本書は組織のボスが「あいつかこいつのどっちか」と何となく的を絞れるが、私は見事に外された口で、そういう意味で満足であった。ただ、長すぎて再読しようという気にはなれず、そういう点で『チムニーズ館の秘密』や『七つの時計』よりは落ちるかな、という意味で☆4つとした。なおトミーとタペンスは、長編作品では本書の約20年後の『NかMか』に再登場するが、その間に作者の本格推理作品が充実してゆき、後から登場したミス・マープルに第2レギュラー探偵の座を奪われてしまうことになる。 | ||||
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長年ハヤカワミステリ文庫版を読んでいましたが、やはり訳が古びている上、誤訳や違和感があった部分が嵯峨氏の訳ですっきりしました。上下巻に分冊されたのは残念ですが、装丁はお洒落、解説も丁寧に作品の時代背景を説明され、トミーとタペンスシリーズの紹介もしっかりされて、次々もっと読みたくなるよう工夫されています。惜しむらくは、本文中のイラストがアニメっぽいこと。クリスティにふさわしいクラシカルな絵のほうがよかったと思います。 | ||||
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トミーとタペンスが初登場する作品です。若々しいトミーとタペンスが魅力的です。 展開はスピーディーで、退屈するひまがありません。冒険小説ですが、推理小説的な要素もたくさん盛り込まれているので、推理小説ファンの方にもおススメ。 | ||||
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クリスティは初期においては推理小説と冒険小説を交互に書いていました。本作は『スタイルズ荘の怪事件』に続く彼女の長編第2作で、冒険小説の第1段にあたります。トミーとタペンスが活躍するシリーズの最初の作品でもあります。冒険小説だから当たり前なのですが、主人公たちは危険な目に遭うにもかかわらず、全編ユーモアに溢れた語り口で、緊張感よりも明るい雰囲気に満ちています。 素人の主人公たちに英国政府が重要な任務を託す不自然さはあるものの、読んで飽きさせないストーリー運びはさすがです。敵の正体を隠しておく技法には推理小説との共通点も見受けられます。 | ||||
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この「秘密機関」は、トミーとタペンスの冒険ミステリシリーズの記念すべき第一作であるとともに、冒険とミステリがハイレベルで融合した完成度の高さという点において、シリーズ中のベストに位置する作品である(ちなみに、エンターテイメント性では、「NかMか」がベストだ)。冒険ミステリというと、本格派ミステリ志向の諸氏からの評価は、どうしても低くなりがちなのだろうが、この作品は、ミステリの要素にも不足するところはなく、しっかりとしたミステリの土台のうえに、さらに冒険のスリルまでが上乗せされた傑作と、高く評価したい。第一次世界大戦のさなか、ドイツ潜水艦の魚雷を受けて沈没直前のルシタニア号の船内で、若い女性ジェーン・フィンは、ある男に連合軍の機密文書を託されるが、その後、彼女の足取りは、ぷっつりと途絶える。時は移り、大戦は終結するが、その機密文書は、新しい戦争を引き起こす武器として、敵方に利用されようとしている。ひょんなことから再会した失業中のトミーとタペンスは、「青年冒険家商会」を立ち上げ、英国情報部の依頼を受け、ジェーン・フィンと機密文書を捜し出す冒険に乗り出すのだが、彼らの前には、正体不明の敵方の黒幕、ブラウン氏の魔手が忍び寄る…。 | ||||
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次々と切り替わる場面。トミーとタペンスの主人公2人にふりかかる難題・ピンチ。誰が味方で、誰が敵なのかわからない不安。2人は、知恵と行動力で切り抜けていく。いったい次はどうなる?という思いでページをめくり続け、読み終わった作品だった。今後、2人が登場する作品は読破してみようと思う。とにかく、面白い本が読みたい人におすすめの冒険活劇。 | ||||
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孫の来訪を楽しみにしている老夫婦になるまで冒険心を失わない「おしどり探偵」トミーとタペンスが初登場する作品。ミステリーと言うよりは冒険小説だと思いますが、スピード感があって、一気に読めました!ポアロもミス・マープルも好きですが、若くて行動力のある二人も大好きでした。このシリーズ全部が早く発刊しないかと待ち遠しく思う反面、全部そろってしまうとこのわくわく感もなくなってしまうかも…。複雑な思いです。 | ||||
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アガサ・クリスティは、イギリスのミステリの女王と呼ばれ、ミステリー・ファンでは、知らない人はいないでしょう。あの名探偵ポアロやミス・マープルを生み出した人です。しかし、「トミーとタペンス」シリーズは以外に知られていません。この作品は名探偵モノではなく、トミーとタペンスのカップルが織り成すユニークなスパイ仕立てのミステリです。『秘密機関』では、幼馴染のトミー・ベレズフォードとタペンス・カウリイが、久しぶりに再開してびっくり。でも二人とも失業中で、お金が欲しいと思う毎日。そこで二人で探偵業を始める事に!?スリルとサスペンスの物語の間で進む、トミーとタペンスの恋にも注目の第1冊目!★★★★★でオススメします-----------------------------------------------------------------「トミーとタペンス」シリーズは、全部で5冊あり、推理小説では珍しい(?)、時代と共に年を取っていくタイプの物語です。1 『秘密機関』⇒結婚前で、二人とも20代前半 2 『おしどり探偵』⇒結婚して6年後 3 『NかMか』⇒双子の息子と娘の手が離れ、また冒険に乗り出す。 4 『親指のうずき』⇒初老の夫婦になっても、頭は健在! 5 『運命の裏木戸』⇒だいぶ年を取り、孫に会うのを楽しみにしているが、まだ冒険心は失っていない。(※邦題はハヤカワ・ミステリ文庫より) | ||||
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トミーとタペンス第一作。一次大戦直後のイギリス。幼馴染の2人はばったり再会し、向こう見ずにも「若き冒険家協会」なる会社を興す。ところがその直後、タペンスが何の気なしに口にした偽名に、相手の顔色が変わった。二人は大きな陰謀に巻き込まれ・・・作者自身も若かったこともあるが、若さ(「二人の年を足しても二十五にならなかった)一杯の冒険にドキドキ。危険を潜り抜けるうちに、2人はお互いの気持ちに気づき・・・その後、70歳を超え、孫に恵まれるまでになってもなお仲良く冒険し続ける2人の記念すべきデビュー作。ポワロと並んで好きなシリーズ。 | ||||
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