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謎のクイン氏



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【この小説が収録されている参考書籍】
謎のクィン氏 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

謎のクイン氏の評価: 4.52/5点 レビュー 23件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.52pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

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No.1:
(5pt)

魅力的な迷探偵

アガサ・クリスティには6人の探偵がいますが、クィン氏はそのなかでもひときわ異彩を放つ探偵です。いつの間にか現れて、ふと気づけば立ち去っている黒尽くめの男性。事件の核心を掴んでいるのに周囲にヒントを与えるだけで、自分はただ嘲るように、それでいてどこか哀しげに笑っているだけ。そんなクィン氏と偶然出会った普通の人サタースウェイト氏が探偵役として活躍する短編集。ミステリーでありつつ超常現象的なものも扱った異色作でありながら、テーマは愛。その死に際して最後に執筆した短編がこのクィン氏のエピローグ(マン島の黄金収録)だということからしても、クリスティの自信と愛が感じられる作品です。ブギーポップシリーズが好きな人、読んでみてください、ブギーポップが誕生する60年以上前にこんな探偵がいたのです!目からウロコですよ。
謎のクィン氏 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:謎のクィン氏 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300538

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