■スポンサードリンク


デパートへ行こう!



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

デパートへ行こう!の評価: 3.13/5点 レビュー 45件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.13pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全45件 1~20 1/3ページ
123>>
No.45:
(3pt)

ファンとしては物足りない

さまざまな背景を持った登場人物が偶然または必然にデパートに集結し、それぞれの人間ドラマが折り重なる。
かつての作品と趣向を変えたエンタメ性の強い群像劇だと言うのは理解できるが、作者の最大の持ち味は綿密な取材に基づいた精密な描写こそだと思っている。
本作ではその点が感じられず、自身の中での真保裕一らしさを期待してしまったため、今ひとつの感想を抱いた。
肉厚なハードボイルドをぜひまた読みたい。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.44:
(1pt)

推理小説でもない、人間模様を描いたものでもない、ただのドタバタに終わってしまった様な・・・

最初は深夜のデパートを舞台にしたトリック劇の様なものかと期待したのですが、あまりに登場人物が多過ぎてまとめ様が無くなり、結局はややこしい群像劇になってしまっているとしか思えません。ドタバタして誰が誰やら、ここは誰が登場しているのかさえややこしくなりますし、話の盛り上がりがあちらこちらでつまずき、中途半端で読む方は裏切られてしまいます。途中から退屈感を覚えたのは自分だけでしょうか?結局はどの人物もその行動も中途半端で、最後には人物探索のお涙頂戴劇の様になってしまい、なんだこれは?の読後感でした。この作家なら、もう少し期待に沿った物語を作れると思っていたのですが・・・。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.43:
(2pt)

盛り上がりに欠ける

映画などでよくある、いわゆる「グランド・ホテル形式」の作品。
深夜のデパートという設定自体は悪くないが、登場人物のキャラを描き切る前にどんどん場面転換しているため、落ち着きのない印象を受ける。映画などの映像作品であればそのような展開でもよいのかもしれないが、文章の場合は要所要所をもう少しじっくりと書きあげたほうがいい気がします。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.42:
(3pt)

性悪女、山添真穂

この小説には、超絶性格の悪い「山添真穂」という女が出てくるのだが、未遂に終わったものの犯罪に手を染めたのに何のお咎めなしというのが腑に落ちなかった。
最終的にはこの女に感情移入してほしいという著者の意図がなんとなく読み取れたが、性格の悪いクズ女過ぎて全く感情移入できなかった。心の声の言葉遣いも悪すぎる。

登場人物の心の声と、語り手がかなり曖昧な感じで急に変わるのが読みづらかった。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.41:
(1pt)

この内容にしては長いっす。

深夜のデパートに侵入した訳ありの人々。物語は侵入した人それぞれの立場から展開されます。最後には登場人物殆どが、ある事件の関係者である事が分かっていきます。そんなストーリーです。何故、社長が警備員として同行するのか、何故事件の真相が断定出来るのか等、疑問点や腑に落ちないシーンが多々ありました。難しい内容は無いのに、読みにくかったです。演劇や昼ドラにしたら案外良いのもしれません。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.40:
(3pt)

人間関係をつなげすぎていてよく分からなくなっている。

10人ぐらいの登場人物それぞれのワケありの過去と現在をまとめて夜のデパートに、ごっちゃ煮でパラレルワールド的にまとめた作品。あまりにも、人間関係をつなげすぎていてよく分からなくなっているのと、浅田次郎的な人情モノのバックグランドが散りばめられているものの、多すぎて焦点がブレてしまっています。パラレルワールドにするにしても、2つか3つが限界だと思います。その点で村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の世界観と余韻のあるエンディングは、同じパラレルワールドでも全く違うと感じました。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.39:
(3pt)

後半からサクサク

デパートの中が脳内で上手く想像出来ない。登場人物の関係性が分かる後半まで少し中だるみする。でもこういう箱庭物語が好きな人はいいかも。箱庭小説は木下半太の悪夢シリーズみたいにシンプルな方が好き。あれサクサク読める。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.38:
(2pt)

盛り上がらないストーリー

異なる理由からデパートに集まった様々な人びとの物語が同時進行しながら交錯していく。ただ、どこまで読んでも話が盛り上がらない。いつになったらワクワクドキドキの展開になるのかと思って読み進めていって、結局最後に至るような感じだ。
登場人物がどれも後ろ向きな感じで、読んでいて楽しい気分にはならない。特に子どものカップルは不要だったのでは。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.37:
(4pt)

不覚にも・・・

最後の下りで油断していて、通勤電車で、うるっとなった。

ある程度間をおかずに読まないと、くるくる変わる展開を

覚えておれすに、目まぐるしく変わっていく印象がある。

50歳以上の世代には共感できる要素がふんだんにあるものの

テンポが速く切り換わっていくストーリーは、腰を落ち着けて

一気に読んだほうが楽しめると思う。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.36:
(3pt)

期待する事態は起きなかった

東京日本橋にある老舗デパート鈴善。
このデパートをめぐって復讐しようとする女子従業員、宝飾店のGM、家出してきた若い男女カップル、元記事、デーパート社長それに警備員が織りなす夜の物語。
暗闇の中で窃盗、放火、逢引などを計画するも彼らの仕事はことごとく失敗に終わっていく。
作品にこれといったクライマックスは無く単調な展開だった。
一般文学通算939作品目の感想。2014/12/02 12:15
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.35:
(2pt)

もう少し登場人物を整理すればいいと思う

この作家の実力からストーリーとしては面白いのだが、構成はありきたりのザッピング手法。
ザッピングは作家と波長が合えば引き込まれるが登場人物が多すぎるのと、唐突に切り替わるため、何がなんだかよくわからない状況で読了。魅力的なキャラクターも登場するので、その人を主人公とした話を期待する。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.34:
(3pt)

面白い本だが現実離れ過ぎ

夜のデパートで繰り広げられる喜劇調なお話で面白いがマンガ的です。肩の凝らない娯楽本と割り切って読めば楽しめますが、世の中に長けた読者には消化不良です。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.33:
(4pt)

生きているからこそチャンスがある

登場人物が多くて、話も少し複雑な面もあるけれど、読みごたえのある面白い作品だったと思う。

 読みながら、そして終わってから一番最初に思ったことは、「生きているからこそやり直すチャンスがあるんだ」、ということ。

 どんな境遇の人でも、人生を良くしていくチャンスはある。
 少なくとも、ゼロであることはない。

 だけど、それだって生きているからであって、死んでしまってはその確率はゼロになってしまう。

 そんなことを、登場人物たちの言葉から感じさせられた。

 教えられたことは、もう一つある。

 それは、「自分のためになって、人のためにもなることをする」ということの大切さ。

 それが少ないチャンスをものにしていくために必要なことなのかもしれない、ということも感じた。

 誰しもが学ぶべきことを教えてくれていると思うので、多くの人に読んでほしい。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.32:
(3pt)

映画化を見てみたい

タイトルからして華やかなストーリーが展開されているのかと思いきや、
舞台は閉店後の真っ暗な鈴膳デパート。

失業し家族にも見捨てられた加治川英人。
鈴膳デパートの店員の佐々岡祐也と山添真穂。
家を飛び出した若いカップル、コージとユカ。
鈴膳デパートの社長、矢野純太郎。
元警察官で大怪我を負っている塚原仁士。
鈴膳デパートの警備員、半田良作と赤羽信。

などなど、主なキャスト8人で織りなす全57章のストーリー。
各々が問題を抱えて駆け込んだ閉店後の真っ暗な鈴膳デパートで繰り広げられる展開は
時間軸をあらゆる目線でとらえながら進んでいきます。
無関係だった8人が一気に結末へと駆け込んでいく様はお見事でした。
真保裕一の著作は初めて読みましたが、面白い小説でした。
映画化されたら面白そうですが、舞台が閉店後の真っ暗なデパートでは難しそうですね。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.31:
(3pt)

そこそこ面白いですが

緊張感があまりにままドタバタ進んでいきます。最後のエピソードも唐突で何じゃそこに持ってくるかという違和感を感じました。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.30:
(4pt)

最後にやられました

老舗デパートを舞台にしたドタバタのエンターテインメントと思って読み進め、最終的にはみんなハッピー、シャンシャンで決着?と思っていたら、最後にやられました。ラスト30分は涙が止まりませんでした。解説にもありましたが、最後に出てくる登場人物とその息子が主人公だったんですね。
うまい!
ただ人物設定に多少無理があったかな?マイナス1
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.29:
(4pt)

これまでとは違う風合いの作品

深夜のデパートで繰り広げられる人間模様。まるで奥田英朗さんの作品のような風合い。真保裕一さんもこういう作品を書くのだなという驚きが一番の感想。個人的には冒険小説、サスペンス、ミステリー作品の方が好みなのだが。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.28:
(5pt)

おもしろかった

深夜のデパートでの騒動。それぞれの思いがあり、展開していくストーリー。
おもしろかったです。
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.27:
(4pt)

「小市民」節、炸裂

今回は「小市民」から一歩はみ出しそうで、はみださない、いや「はみだせない」登場人物たちの交錯する運命が、相変わらず巧みな小説作法により、イッキに束ねられてゆく過程を描く大活劇であり、確かに昔の日本には「晴れの舞台」としてのデパート(断固としてショッピングセンターとは違う)があったという「三丁目の夕日」感を上手にくすぐりながら、無駄な人物やエピソードが一切なく、すべてがハッピーエンドにむけて連なるシナリオ的展開はこの作者ならではの味わい。

もちろん(いつもの通りだが)根っからの悪人は登場せず、善人たちが自分を犠牲にしてでも愛する家族や組織を守るという一本の芯がぶれることなく、ある意味「予定調和的」な「お約束」を守るの上に、場所も固定されるので意外な低予算で可能な舞台や映画向きの作品となった。

少年、少女たちの会話や女性の独白が、あまりにも「オジサン臭い」印象もあるが、読み始めると止まらない作者の力量には脱帽!
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217
No.26:
(3pt)

老舗デパートの深夜のドタバタ劇!

老舗デパートの深夜に起きるドタバタ劇です。社長、わけあり社員、警備員、その他関係者が、静まり返った深夜の出デパートで、それぞれの事情で騒ぎを起こすのですが、主だった登場人物が、なんらかの繋がりを持っている展開に感服です。ただ、登場人物の性格の設定が、ダメな人的な性格で始まっているのに、作中ではかなり自分自身を省みてできた人間になっています。(笑)みんなもっと早くに、そんな思いになれば、デパートに集うこともなかったのでしょうけど…。あと会社の合併話や収賄事件のことなど、どうなったのかと気になります。ともあれ面白いストーリーでした。個人的満足度は、100点満点中70点です。(^ー^)
デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)Amazon書評・レビュー:デパートへ行こう! (100周年書き下ろし)より
4062157217

スポンサードリンク

  



123>>
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!