終りなき夜に生れつく

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

終りなき夜に生れつくの評価:

4.44/5点 レビュー 71件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.44pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全182件 1〜20 1/10ページ
No.182
(5pt)

終わりなき夜に生まれつく人もあり〜

そもそも、私は中学生時代、根っからのエラリー・クイーン派だった。一方、友だちがアガサ・クリスティ派で有名どころを何冊か読ませてもらった。しかし、子供だった私にはクリスティの真の面白さが理解できず「えー!?やっぱりこの人が犯人なの?つまんない〜。」と、今思うと恐ろしいことを言っていた。
年をとるのもそう思えば悪いことばかりではない。今はクリスティの面白さがわかる。
ある日どうしてもクリスティが読みたくなった私はこの本のタイトルと評価の高さに惹かれ手にすることに。乾伸一郎訳はかなり古めかしかったが、そのうち気にならなくなった。
ミステリなので詳しくは書けないが、すべては私が魅了された本文の前に掲げられたウィリアム・ブレイクの【罪なき者の予言】と言う詩の一節にあると言ってもいいと思う。
正直言って、犯人には途中で目星ついてしまった。が、クリスティの真価はそんなところにはない。人間というものに対して抱いているクリスティの哲学。「人の本性はけして変わるものではない」という徹頭徹尾冷めた視線である。
最初にブレイクの詩の一節を読み、結末まで辿り着いたら改めてその詩を思い浮かべるだろう。そして、なんとも言えぬ恐ろしさと哀しみに包まれるだろう。
名作の名値する。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300953
No.181
(5pt)

終わりなき夜に生まれつく人もあり〜

そもそも、私は中学生時代、根っからのエラリー・クイーン派だった。一方、友だちがアガサ・クリスティ派で有名どころを何冊か読ませてもらった。しかし、子供だった私にはクリスティの真の面白さが理解できず「えー!?やっぱりこの人が犯人なの?つまんない〜。」と、今思うと恐ろしいことを言っていた。
年をとるのもそう思えば悪いことばかりではない。今はクリスティの面白さがわかる。
ある日どうしてもクリスティが読みたくなった私はこの本のタイトルと評価の高さに惹かれ手にすることに。乾伸一郎訳はかなり古めかしかったが、そのうち気にならなくなった。
ミステリなので詳しくは書けないが、すべては私が魅了された本文の前に掲げられたウィリアム・ブレイクの【罪なき者の予言】と言う詩の一節にあると言ってもいいと思う。
正直言って、犯人には途中で目星ついてしまった。が、クリスティの真価はそんなところにはない。人間というものに対して抱いているクリスティの哲学。「人の本性はけして変わるものではない」という徹頭徹尾冷めた視線である。
最初にブレイクの詩の一節を読み、結末まで辿り着いたら改めてその詩を思い浮かべるだろう。そして、なんとも言えぬ恐ろしさと哀しみに包まれるだろう。
名作の名値する。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23)) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23))より
4150700230
No.180
(5pt)

終わりなき夜に生まれつく人もあり〜

そもそも、私は中学生時代、根っからのエラリー・クイーン派だった。一方、友だちがアガサ・クリスティ派で有名どころを何冊か読ませてもらった。しかし、子供だった私にはクリスティの真の面白さが理解できず「えー!?やっぱりこの人が犯人なの?つまんない〜。」と、今思うと恐ろしいことを言っていた。
年をとるのもそう思えば悪いことばかりではない。今はクリスティの面白さがわかる。
ある日どうしてもクリスティが読みたくなった私はこの本のタイトルと評価の高さに惹かれ手にすることに。乾伸一郎訳はかなり古めかしかったが、そのうち気にならなくなった。
ミステリなので詳しくは書けないが、すべては私が魅了された本文の前に掲げられたウィリアム・ブレイクの【罪なき者の予言】と言う詩の一節にあると言ってもいいと思う。
正直言って、犯人には途中で目星ついてしまった。が、クリスティの真価はそんなところにはない。人間というものに対して抱いているクリスティの哲学。「人の本性はけして変わるものではない」という徹頭徹尾冷めた視線である。
最初にブレイクの詩の一節を読み、結末まで辿り着いたら改めてその詩を思い浮かべるだろう。そして、なんとも言えぬ恐ろしさと哀しみに包まれるだろう。
名作の名値する。
終りなき夜に生れつく (1968年) (世界ミステリシリーズ) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1968年) (世界ミステリシリーズ)より
B000JA3SQ4
No.179
(5pt)

これまでに読んだアガサ・クリスティーの本の中で最も恐ろしかった

まだクリスティーの本を全部読んだわけではないけれど、
とにかく恐ろしかった。
最初は主人公の独り言のような書き出しで、読みにくい
文だと思いながら辛抱して読んでいくと、いつのまにか
引き込まれて、最後まで読んでしまう。
どこにも救いはなく、『終わりなき夜に生まれつく』の
意味がよく分かった。

「わが終わりに わが始まりあり」はずいぶん前にツヴァイクの
『スコットランド女王メアリ・スチュアート』を読んで、
その中で長く幽閉されて死刑を待つばかりのメアリ・スチュアートが
刺繍の中にこの言葉を縫いこんだとされる。(メアリは刺繍の名手)
不思議な予言的な言葉通り、メアリは斬首されて終わるが、
息子がエリザベス一世の後を継ぎ国王となり、スチュアートの名は
続いて行く。

しかし、終わりなき夜に生まれつくものは、死してのちどうなるのか。
さらに黒々とした夜に生まれつくのだろうか? 考えさせられる。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.178
(5pt)

生まれつきの殺人者か

原書のタイトルは、”Endless Night”(終わりなき夜)

本書『終わりなき夜に生まれつく』の中のタイトル関連文章を引用します。

「終わりなき夜に生まれつく人もいる」(エピグラフ)
「終わりなき夜に生まれつく人も……」(190頁)
「終わりなき夜に生まれつく人もいる」(191頁、326頁)
「終わりなき夜だ」(329頁)
「終わりなき夜」(341頁)

語り手は、「僕」マイケル(マイク)・ロジャーズ(主人公)。

本書のタイトル『終わりなき夜に生まれつく』について考えています。
「に生まれつく」という語句に引っかかっています。
犯人は生まれつきの犯罪者ではないと思います。
金に目がくらんで犯罪を犯した普通の男だと思うからです。

「に生まれつく」というタイトルにすると、
殺人者になるのが、天性の運命だったみたいに感じます。そうなのかな?

原書のタイトルが ”Endless Night” なのだから、
「終わりなき夜」というタイトルにするので必要十分だったのでは。

エピグラフは、ウィリアム・ブレイクの詩「無垢の予兆」の一部。
全132行の詩の一部。

そして、192頁の詩は、ウィリアム・ブレイクの詩「蠅」。

原作者アガサは、ウィリアム・ブレイクの詩集に想を得て、
この作品をつくったのでは。

ウィリアム・ブレイクの詩と絵を見ながら、
生まれつきの殺人者って存在するのか、考え続けています。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.177
(3pt)

本当は2.5

傑作と名高い。それで購入したが、わたくしは堪らなく嫌だった。何度も投げ出しそうになった。

コンラッドや、アガサ自身の「死の猟犬」のテイストだというが、そうかなあ?
説明つかない何か、とか、ボンヤリと浮かぶアレとか、それは分かるけどね。

これ以上書くとネタバレになるので書きません。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.176
(4pt)

上手すぎます!

ポワロやミス・マーブルが作品中に何故必要か、分かった気持ちです。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.175
(5pt)

内省と勇気

ジョーン・スカダモアは弁護士の夫ロドニー、3人の子どもがおり、今やそれぞれ家庭を持っている。順風満帆の人生だ。

旅先で再会した学生時代の友人はやつれて、自分が若さを保っていることに恵まれていると思う。今の幸せな生活は夫や娘、息子を私が導いたからだ。もっと感謝されてもいいくらい。彼女はそんな人柄。

悪天候のため列車が来ず砂漠の宿泊所で長い孤独の時間を過ごすことになる。「春にして君を離れ」はジョーンの内省の物語だと思った。散歩も読書もし飽きて自分と向き合う外なく、目を逸らしてきた真実にさらされる。

安易な方に流れるのが人の性で、気付かない方が幸せなことも多い。過去を省みて真実を見つけても勇気がなければ、また過去に封印するだけ。

人の弱さ、過ちの気付き、立ち向かう勇気
が問われる。それらがジョーンの内面を通じて見事に書かれている名作だと思う。

ロドニーの「望んだ仕事に就けない男は男であって男でない」などなど力強い台詞も見所。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.174
(4pt)

アガサクリスティーらしい作品

アガサクリスティーらしい作品。意外な犯人。他の人のキャラクターを覚えるのが大変です。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.173
(3pt)

読書中の心地は裏切られる

このミステリーは「アクロイド殺し」と重なる。アガサクリスティの常套手段なのか、どうもなにかおかしいと感じながらも、主人公を肯定しながら読み進めていく読者の心地を、残酷にも裏切り放ったらかす。読了後の後味が悪い。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.172
(5pt)

犯人さえ予期しなかった結末

私はてっきり最後に、この物語の語り手以外の「誰か」による解説が入るものと思っていました。しかしそれがなく、それでいながら、このいい加減で自信過剰で、不安定な、一見いい男風の青年の口述によって、物語を余すことなく描き切っているところが、アガサ・クリスティの筆の素晴らしさだと感じました。
犯人は「アクロイド殺し」と似ている書きぶりから推察され、大金持ちの美しい女性と、顔はいいが肩書きも才能もない男性との結婚は「ナイルに死す」を彷彿させました。けれど、この作品の魅力は犯人探しではなく、犯人さえ予期しなかったその結末なのではないかと思いました。
「人は人生の大切な瞬間に気づかないものだー取り返しがつかなくなるまで」 自ら招いた自らの不幸。自ら壊してしまった大切な存在。いつもアガサクリスティの小説から教訓を得ているように感じます。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.171
(5pt)

結婚の3週間後に愛妻が落馬して死んでしまったのは、ジプシーの呪いか

『終りなき夜に生れつく』(アガサ・クリスティー著、乾信一郎訳、早川書房・クリスティー文庫)は、著者のアガサ・クリスティー自身が気に入っていた作品だけあって、ストーリー展開の巧みさに引きずり込まれ、一気に読み通してしまいました。なお、本作品には。エルキュール・ポアロもミス・マープルも登場しません。

イギリスの小村の海を臨む「ジプシーが丘」で、「ぼく」マイケルは美しい女性・エリーに出会い、たちまち恋に落ち、誰にも知らせず結婚してしまいます。ぼくはイギリス人のしがない元運転手なのに、エリーはアメリカの大富豪の娘で、莫大な遺産の相続人なので、エリーの一族が二人の結婚を許すはずがないからです。一族内で孤立しているエリーの味方は、グレタというエリーの世話係だけです。莫大な遺産を巡って、エリーの継母コーラ、叔父フランク、従兄弟ルーベン、後見人アンドリュー、財産管理人スタンフォードら、一癖も二癖もある連中が蠢いています。

この「ジプシーが丘」は、不気味なジプシーの老女が、呪われた土地だ、ここに住む者は不幸になると予言した場所です。それでも、僕とエリーは、ここに豪壮な邸を建て、住み始めます。

しかし、幸せな日々は長くは続きませんでした。二人が「ジプシーが丘」で暮らし始めて3週間後、趣味の乗馬に出かけたエリーが、落馬して死んでしまったからです。

いったい、21歳のエリーに何が起こったのか。ジプシーの呪いによるものか、単なる事故か、あるいは、何者かの仕業か――謎が謎を呼びます。

そして、最後の最後に至って、信じられない真実が明らかになります。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300953
No.170
(5pt)

結婚の3週間後に愛妻が落馬して死んでしまったのは、ジプシーの呪いか

『終りなき夜に生れつく』(アガサ・クリスティー著、乾信一郎訳、早川書房・クリスティー文庫)は、著者のアガサ・クリスティー自身が気に入っていた作品だけあって、ストーリー展開の巧みさに引きずり込まれ、一気に読み通してしまいました。なお、本作品には。エルキュール・ポアロもミス・マープルも登場しません。

イギリスの小村の海を臨む「ジプシーが丘」で、「ぼく」マイケルは美しい女性・エリーに出会い、たちまち恋に落ち、誰にも知らせず結婚してしまいます。ぼくはイギリス人のしがない元運転手なのに、エリーはアメリカの大富豪の娘で、莫大な遺産の相続人なので、エリーの一族が二人の結婚を許すはずがないからです。一族内で孤立しているエリーの味方は、グレタというエリーの世話係だけです。莫大な遺産を巡って、エリーの継母コーラ、叔父フランク、従兄弟ルーベン、後見人アンドリュー、財産管理人スタンフォードら、一癖も二癖もある連中が蠢いています。

この「ジプシーが丘」は、不気味なジプシーの老女が、呪われた土地だ、ここに住む者は不幸になると予言した場所です。それでも、僕とエリーは、ここに豪壮な邸を建て、住み始めます。

しかし、幸せな日々は長くは続きませんでした。二人が「ジプシーが丘」で暮らし始めて3週間後、趣味の乗馬に出かけたエリーが、落馬して死んでしまったからです。

いったい、21歳のエリーに何が起こったのか。ジプシーの呪いによるものか、単なる事故か、あるいは、何者かの仕業か――謎が謎を呼びます。

そして、最後の最後に至って、信じられない真実が明らかになります。
終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U42M
No.169
(5pt)

結婚の3週間後に愛妻が落馬して死んでしまったのは、ジプシーの呪いか

『終りなき夜に生れつく』(アガサ・クリスティー著、乾信一郎訳、早川書房・クリスティー文庫)は、著者のアガサ・クリスティー自身が気に入っていた作品だけあって、ストーリー展開の巧みさに引きずり込まれ、一気に読み通してしまいました。なお、本作品には。エルキュール・ポアロもミス・マープルも登場しません。

イギリスの小村の海を臨む「ジプシーが丘」で、「ぼく」マイケルは美しい女性・エリーに出会い、たちまち恋に落ち、誰にも知らせず結婚してしまいます。ぼくはイギリス人のしがない元運転手なのに、エリーはアメリカの大富豪の娘で、莫大な遺産の相続人なので、エリーの一族が二人の結婚を許すはずがないからです。一族内で孤立しているエリーの味方は、グレタというエリーの世話係だけです。莫大な遺産を巡って、エリーの継母コーラ、叔父フランク、従兄弟ルーベン、後見人アンドリュー、財産管理人スタンフォードら、一癖も二癖もある連中が蠢いています。

この「ジプシーが丘」は、不気味なジプシーの老女が、呪われた土地だ、ここに住む者は不幸になると予言した場所です。それでも、僕とエリーは、ここに豪壮な邸を建て、住み始めます。

しかし、幸せな日々は長くは続きませんでした。二人が「ジプシーが丘」で暮らし始めて3週間後、趣味の乗馬に出かけたエリーが、落馬して死んでしまったからです。

いったい、21歳のエリーに何が起こったのか。ジプシーの呪いによるものか、単なる事故か、あるいは、何者かの仕業か――謎が謎を呼びます。

そして、最後の最後に至って、信じられない真実が明らかになります。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23)) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23))より
4150700230
No.168
(5pt)

結婚の3週間後に愛妻が落馬して死んでしまったのは、ジプシーの呪いか

『終りなき夜に生れつく』(アガサ・クリスティー著、乾信一郎訳、早川書房・クリスティー文庫)は、著者のアガサ・クリスティー自身が気に入っていた作品だけあって、ストーリー展開の巧みさに引きずり込まれ、一気に読み通してしまいました。なお、本作品には。エルキュール・ポアロもミス・マープルも登場しません。

イギリスの小村の海を臨む「ジプシーが丘」で、「ぼく」マイケルは美しい女性・エリーに出会い、たちまち恋に落ち、誰にも知らせず結婚してしまいます。ぼくはイギリス人のしがない元運転手なのに、エリーはアメリカの大富豪の娘で、莫大な遺産の相続人なので、エリーの一族が二人の結婚を許すはずがないからです。一族内で孤立しているエリーの味方は、グレタというエリーの世話係だけです。莫大な遺産を巡って、エリーの継母コーラ、叔父フランク、従兄弟ルーベン、後見人アンドリュー、財産管理人スタンフォードら、一癖も二癖もある連中が蠢いています。

この「ジプシーが丘」は、不気味なジプシーの老女が、呪われた土地だ、ここに住む者は不幸になると予言した場所です。それでも、僕とエリーは、ここに豪壮な邸を建て、住み始めます。

しかし、幸せな日々は長くは続きませんでした。二人が「ジプシーが丘」で暮らし始めて3週間後、趣味の乗馬に出かけたエリーが、落馬して死んでしまったからです。

いったい、21歳のエリーに何が起こったのか。ジプシーの呪いによるものか、単なる事故か、あるいは、何者かの仕業か――謎が謎を呼びます。

そして、最後の最後に至って、信じられない真実が明らかになります。
終りなき夜に生れつく (1968年) (世界ミステリシリーズ) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1968年) (世界ミステリシリーズ)より
B000JA3SQ4
No.167
(5pt)

何故か号泣してしまう作品

最後の犯人の独白シーンで号泣してしまいました。泣くような作品ではないと思うのですが、犯人のたどってきた道筋に明るい善の道に進む分岐点がいくつもあったのにと思うと涙が流れるのです。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.166
(5pt)

彼女の言葉の意味を想う

エリーが作中で主人公に語りかける台詞、「なぜそんなふうに私を見つめているの?まるで……」が読み終わった後に、最初に心に浮かんだ台詞だ。
非常に切なく、色々考えさせられるその読後感は同作者の「春にして君を離れ」と同じである。
改めてアガサ・クリスティの素晴らしい人間描写力を感じさせる一冊。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.165
(5pt)

彼女の言葉の意味を想う

エリーが作中で主人公に語りかける台詞、「なぜそんなふうに私を見つめているの?まるで……」が読み終わった後に、最初に心に浮かんだ台詞だ。
非常に切なく、色々考えさせられるその読後感は同作者の「春にして君を離れ」と同じである。
改めてアガサ・クリスティの素晴らしい人間描写力を感じさせる一冊。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300953
No.164
(5pt)

彼女の言葉の意味を想う

エリーが作中で主人公に語りかける台詞、「なぜそんなふうに私を見つめているの?まるで……」が読み終わった後に、最初に心に浮かんだ台詞だ。
非常に切なく、色々考えさせられるその読後感は同作者の「春にして君を離れ」と同じである。
改めてアガサ・クリスティの素晴らしい人間描写力を感じさせる一冊。
終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U42M
No.163
(5pt)

彼女の言葉の意味を想う

エリーが作中で主人公に語りかける台詞、「なぜそんなふうに私を見つめているの?まるで……」が読み終わった後に、最初に心に浮かんだ台詞だ。
非常に切なく、色々考えさせられるその読後感は同作者の「春にして君を離れ」と同じである。
改めてアガサ・クリスティの素晴らしい人間描写力を感じさせる一冊。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23)) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23))より
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