終りなき夜に生れつく

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評判

終りなき夜に生れつくの評価:

4.44/5点 レビュー 71件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.44pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全182件 61〜80 4/10ページ
No.122
(3pt)

面白いけど

クリスティ作品の中でも大評判のこの作品、期待して読みましたが、たしかに面白いですが、分かり易いし、さほどの傑作とも思えません。いえ、読んで損はないと思いますけど(クリスティ好きなら)
終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U42M
No.121
(3pt)

若者の物語

アガサ・クリスティー後期の長編ミステリ、1967年。作中に登場する詩句はウィリアム・ブレイク『無垢の予兆』の一節から。

甘やかな喜びに生れつく人もいれば  Some are born to sweet delight,
終わりなき夜に生れつく人もいる   Some are born to endless night.

不定態・無軌道・全能感・傲慢、そんな青年の物語を、以前は好んでよく読んでいたが、もういまの自分はかつてのような熱意では読めなくなっているのかもしれないと感じた。読書を通して自分の人生の経過が感じられた。

読者は作者の記述を通って読書世界に入っていく。則ち、作者の記述は読者にとって読書世界の限界をなす。
終りなき夜に生れつく (1968年) (世界ミステリシリーズ) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1968年) (世界ミステリシリーズ)より
B000JA3SQ4
No.120
(3pt)

若者の物語

アガサ・クリスティー後期の長編ミステリ、1967年。作中に登場する詩句はウィリアム・ブレイク『無垢の予兆』の一節から。

甘やかな喜びに生れつく人もいれば  Some are born to sweet delight,
終わりなき夜に生れつく人もいる   Some are born to endless night.

不定態・無軌道・全能感・傲慢、そんな青年の物語を、以前は好んでよく読んでいたが、もういまの自分はかつてのような熱意では読めなくなっているのかもしれないと感じた。読書を通して自分の人生の経過が感じられた。

読者は作者の記述を通って読書世界に入っていく。則ち、作者の記述は読者にとって読書世界の限界をなす。
終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U42M
No.119
(3pt)

若者の物語

アガサ・クリスティー後期の長編ミステリ、1967年。作中に登場する詩句はウィリアム・ブレイク『無垢の予兆』の一節から。

甘やかな喜びに生れつく人もいれば  Some are born to sweet delight,
終わりなき夜に生れつく人もいる   Some are born to endless night.

不定態・無軌道・全能感・傲慢、そんな青年の物語を、以前は好んでよく読んでいたが、もういまの自分はかつてのような熱意では読めなくなっているのかもしれないと感じた。読書を通して自分の人生の経過が感じられた。

読者は作者の記述を通って読書世界に入っていく。則ち、作者の記述は読者にとって読書世界の限界をなす。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.118
(3pt)

若者の物語

アガサ・クリスティー後期の長編ミステリ、1967年。作中に登場する詩句はウィリアム・ブレイク『無垢の予兆』の一節から。

甘やかな喜びに生れつく人もいれば  Some are born to sweet delight,
終わりなき夜に生れつく人もいる   Some are born to endless night.

不定態・無軌道・全能感・傲慢、そんな青年の物語を、以前は好んでよく読んでいたが、もういまの自分はかつてのような熱意では読めなくなっているのかもしれないと感じた。読書を通して自分の人生の経過が感じられた。

読者は作者の記述を通って読書世界に入っていく。則ち、作者の記述は読者にとって読書世界の限界をなす。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300953
No.117
(3pt)

若者の物語

アガサ・クリスティー後期の長編ミステリ、1967年。作中に登場する詩句はウィリアム・ブレイク『無垢の予兆』の一節から。

甘やかな喜びに生れつく人もいれば  Some are born to sweet delight,
終わりなき夜に生れつく人もいる   Some are born to endless night.

不定態・無軌道・全能感・傲慢、そんな青年の物語を、以前は好んでよく読んでいたが、もういまの自分はかつてのような熱意では読めなくなっているのかもしれないと感じた。読書を通して自分の人生の経過が感じられた。

読者は作者の記述を通って読書世界に入っていく。則ち、作者の記述は読者にとって読書世界の限界をなす。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23)) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23))より
4150700230
No.116
(5pt)

ありえないほどの幸運から戦慄の最後まで一気に読めます

お馴染みのキャラクターが登場しないアガサ・クリスティーの「ノン・シリーズ」作品のなかの人気作。エルキュール・ポアロ、シャーロック・ホームズ、金田一耕助、フィリップ・マーロウ、ケイ・スカーペッタ、カミーユ・ヴェルーヴエン、鬼平こと長谷川平蔵……といった名物キャラクターが主人公のシリーズもの、というのがどうも苦手だ。全部読まないとなにか損している感じがするし、全部読んでもなにか損した感じがしそう。その点、エピソード1とか続編のない「ノン・シリーズ」は楽しみきって終わり!というのがいい。シリーズでないほうが話の密度が濃く、細部まで作家の神経が行き届いているような気がする。

それはさておきこの本、たまたま目にした丘の上の大邸宅を手に入れたいというお抱え運転手の夢がいきなりかなってしまうというありえない幸運から戦慄の結末まで、ぐいぐい読ませる。若く美しい大富豪の娘エリーに寄り添う、神々しいまでの美女、グレタ。ジプシーが丘には近づくなとエリーに警告する占い師の老女エスター。悲運の天才建築家、サントニックス。登場人物、とくに脇役のキャラクターが際立っていて、もしかしてあれは……と何分かおきに物語の先を推理している自分がいる。多少の邪魔が入っても、何度も中断しても、楽に読み進められるので、空港やテントのなかでの読書にもおすすめだ。

大邸宅、遺産、競売、美術商といった階級社会のわかりやすい記号が大道具小道具として話を盛り上げる。一般の読者にとっては裏社会も上流社会も等しく物語でしか経験しない非日常なのだ。エリーの「本物の金持ち」っぽいところを描いた箇所が興味深い。

「ただひたすら豪奢なのだ。・・・消費のための消費でもなければ、世間に見せびらかしたいわけでもない。そうではなく、不思議なほど単純なのだ。これみよがしの派手な金遣いもある段階を超えると、この種の単純さが現われる。・・・最高の絵を一枚買ったら、それ以外の絵を部屋に飾りたいとは思わないだろう。それだけのこと。持っているのは最高のものばかりだが、最高のものだから買うのではなく、なにかが気に入ったりほしくなったりしたら、それを手に入れられない理由がないからなのだ。『あいにく手が出ない』などという瞬間はまったくない。だから、妙な話だが、ときとして僕には理解できない不思議なほどの単純さに向かっている」。エリーはヴェニスの路上で観光客向けに描かれたへたくそな運河の絵が気に入って買うのだが、彼女がこの絵に「セザンヌの絵に向けたのと同じ熱望を抱いているのがよくわかった」と主人公マイクはさもこれが愉快なことのように述べる。こういうちょっとしたところにマイクとエリーの「格差婚」の地雷が埋まっているのである。
終りなき夜に生れつく (1968年) (世界ミステリシリーズ) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1968年) (世界ミステリシリーズ)より
B000JA3SQ4
No.115
(5pt)

ありえないほどの幸運から戦慄の最後まで一気に読めます

お馴染みのキャラクターが登場しないアガサ・クリスティーの「ノン・シリーズ」作品のなかの人気作。エルキュール・ポアロ、シャーロック・ホームズ、金田一耕助、フィリップ・マーロウ、ケイ・スカーペッタ、カミーユ・ヴェルーヴエン、鬼平こと長谷川平蔵……といった名物キャラクターが主人公のシリーズもの、というのがどうも苦手だ。全部読まないとなにか損している感じがするし、全部読んでもなにか損した感じがしそう。その点、エピソード1とか続編のない「ノン・シリーズ」は楽しみきって終わり!というのがいい。シリーズでないほうが話の密度が濃く、細部まで作家の神経が行き届いているような気がする。

それはさておきこの本、たまたま目にした丘の上の大邸宅を手に入れたいというお抱え運転手の夢がいきなりかなってしまうというありえない幸運から戦慄の結末まで、ぐいぐい読ませる。若く美しい大富豪の娘エリーに寄り添う、神々しいまでの美女、グレタ。ジプシーが丘には近づくなとエリーに警告する占い師の老女エスター。悲運の天才建築家、サントニックス。登場人物、とくに脇役のキャラクターが際立っていて、もしかしてあれは……と何分かおきに物語の先を推理している自分がいる。多少の邪魔が入っても、何度も中断しても、楽に読み進められるので、空港やテントのなかでの読書にもおすすめだ。

大邸宅、遺産、競売、美術商といった階級社会のわかりやすい記号が大道具小道具として話を盛り上げる。一般の読者にとっては裏社会も上流社会も等しく物語でしか経験しない非日常なのだ。エリーの「本物の金持ち」っぽいところを描いた箇所が興味深い。

「ただひたすら豪奢なのだ。・・・消費のための消費でもなければ、世間に見せびらかしたいわけでもない。そうではなく、不思議なほど単純なのだ。これみよがしの派手な金遣いもある段階を超えると、この種の単純さが現われる。・・・最高の絵を一枚買ったら、それ以外の絵を部屋に飾りたいとは思わないだろう。それだけのこと。持っているのは最高のものばかりだが、最高のものだから買うのではなく、なにかが気に入ったりほしくなったりしたら、それを手に入れられない理由がないからなのだ。『あいにく手が出ない』などという瞬間はまったくない。だから、妙な話だが、ときとして僕には理解できない不思議なほどの単純さに向かっている」。エリーはヴェニスの路上で観光客向けに描かれたへたくそな運河の絵が気に入って買うのだが、彼女がこの絵に「セザンヌの絵に向けたのと同じ熱望を抱いているのがよくわかった」と主人公マイクはさもこれが愉快なことのように述べる。こういうちょっとしたところにマイクとエリーの「格差婚」の地雷が埋まっているのである。
終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U42M
No.114
(5pt)

ありえないほどの幸運から戦慄の最後まで一気に読めます

お馴染みのキャラクターが登場しないアガサ・クリスティーの「ノン・シリーズ」作品のなかの人気作。エルキュール・ポアロ、シャーロック・ホームズ、金田一耕助、フィリップ・マーロウ、ケイ・スカーペッタ、カミーユ・ヴェルーヴエン、鬼平こと長谷川平蔵……といった名物キャラクターが主人公のシリーズもの、というのがどうも苦手だ。全部読まないとなにか損している感じがするし、全部読んでもなにか損した感じがしそう。その点、エピソード1とか続編のない「ノン・シリーズ」は楽しみきって終わり!というのがいい。シリーズでないほうが話の密度が濃く、細部まで作家の神経が行き届いているような気がする。

それはさておきこの本、たまたま目にした丘の上の大邸宅を手に入れたいというお抱え運転手の夢がいきなりかなってしまうというありえない幸運から戦慄の結末まで、ぐいぐい読ませる。若く美しい大富豪の娘エリーに寄り添う、神々しいまでの美女、グレタ。ジプシーが丘には近づくなとエリーに警告する占い師の老女エスター。悲運の天才建築家、サントニックス。登場人物、とくに脇役のキャラクターが際立っていて、もしかしてあれは……と何分かおきに物語の先を推理している自分がいる。多少の邪魔が入っても、何度も中断しても、楽に読み進められるので、空港やテントのなかでの読書にもおすすめだ。

大邸宅、遺産、競売、美術商といった階級社会のわかりやすい記号が大道具小道具として話を盛り上げる。一般の読者にとっては裏社会も上流社会も等しく物語でしか経験しない非日常なのだ。エリーの「本物の金持ち」っぽいところを描いた箇所が興味深い。

「ただひたすら豪奢なのだ。・・・消費のための消費でもなければ、世間に見せびらかしたいわけでもない。そうではなく、不思議なほど単純なのだ。これみよがしの派手な金遣いもある段階を超えると、この種の単純さが現われる。・・・最高の絵を一枚買ったら、それ以外の絵を部屋に飾りたいとは思わないだろう。それだけのこと。持っているのは最高のものばかりだが、最高のものだから買うのではなく、なにかが気に入ったりほしくなったりしたら、それを手に入れられない理由がないからなのだ。『あいにく手が出ない』などという瞬間はまったくない。だから、妙な話だが、ときとして僕には理解できない不思議なほどの単純さに向かっている」。エリーはヴェニスの路上で観光客向けに描かれたへたくそな運河の絵が気に入って買うのだが、彼女がこの絵に「セザンヌの絵に向けたのと同じ熱望を抱いているのがよくわかった」と主人公マイクはさもこれが愉快なことのように述べる。こういうちょっとしたところにマイクとエリーの「格差婚」の地雷が埋まっているのである。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.113
(5pt)

ありえないほどの幸運から戦慄の最後まで一気に読めます

お馴染みのキャラクターが登場しないアガサ・クリスティーの「ノン・シリーズ」作品のなかの人気作。エルキュール・ポアロ、シャーロック・ホームズ、金田一耕助、フィリップ・マーロウ、ケイ・スカーペッタ、カミーユ・ヴェルーヴエン、鬼平こと長谷川平蔵……といった名物キャラクターが主人公のシリーズもの、というのがどうも苦手だ。全部読まないとなにか損している感じがするし、全部読んでもなにか損した感じがしそう。その点、エピソード1とか続編のない「ノン・シリーズ」は楽しみきって終わり!というのがいい。シリーズでないほうが話の密度が濃く、細部まで作家の神経が行き届いているような気がする。

それはさておきこの本、たまたま目にした丘の上の大邸宅を手に入れたいというお抱え運転手の夢がいきなりかなってしまうというありえない幸運から戦慄の結末まで、ぐいぐい読ませる。若く美しい大富豪の娘エリーに寄り添う、神々しいまでの美女、グレタ。ジプシーが丘には近づくなとエリーに警告する占い師の老女エスター。悲運の天才建築家、サントニックス。登場人物、とくに脇役のキャラクターが際立っていて、もしかしてあれは……と何分かおきに物語の先を推理している自分がいる。多少の邪魔が入っても、何度も中断しても、楽に読み進められるので、空港やテントのなかでの読書にもおすすめだ。

大邸宅、遺産、競売、美術商といった階級社会のわかりやすい記号が大道具小道具として話を盛り上げる。一般の読者にとっては裏社会も上流社会も等しく物語でしか経験しない非日常なのだ。エリーの「本物の金持ち」っぽいところを描いた箇所が興味深い。

「ただひたすら豪奢なのだ。・・・消費のための消費でもなければ、世間に見せびらかしたいわけでもない。そうではなく、不思議なほど単純なのだ。これみよがしの派手な金遣いもある段階を超えると、この種の単純さが現われる。・・・最高の絵を一枚買ったら、それ以外の絵を部屋に飾りたいとは思わないだろう。それだけのこと。持っているのは最高のものばかりだが、最高のものだから買うのではなく、なにかが気に入ったりほしくなったりしたら、それを手に入れられない理由がないからなのだ。『あいにく手が出ない』などという瞬間はまったくない。だから、妙な話だが、ときとして僕には理解できない不思議なほどの単純さに向かっている」。エリーはヴェニスの路上で観光客向けに描かれたへたくそな運河の絵が気に入って買うのだが、彼女がこの絵に「セザンヌの絵に向けたのと同じ熱望を抱いているのがよくわかった」と主人公マイクはさもこれが愉快なことのように述べる。こういうちょっとしたところにマイクとエリーの「格差婚」の地雷が埋まっているのである。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300953
No.112
(5pt)

ありえないほどの幸運から戦慄の最後まで一気に読めます

お馴染みのキャラクターが登場しないアガサ・クリスティーの「ノン・シリーズ」作品のなかの人気作。エルキュール・ポアロ、シャーロック・ホームズ、金田一耕助、フィリップ・マーロウ、ケイ・スカーペッタ、カミーユ・ヴェルーヴエン、鬼平こと長谷川平蔵……といった名物キャラクターが主人公のシリーズもの、というのがどうも苦手だ。全部読まないとなにか損している感じがするし、全部読んでもなにか損した感じがしそう。その点、エピソード1とか続編のない「ノン・シリーズ」は楽しみきって終わり!というのがいい。シリーズでないほうが話の密度が濃く、細部まで作家の神経が行き届いているような気がする。

それはさておきこの本、たまたま目にした丘の上の大邸宅を手に入れたいというお抱え運転手の夢がいきなりかなってしまうというありえない幸運から戦慄の結末まで、ぐいぐい読ませる。若く美しい大富豪の娘エリーに寄り添う、神々しいまでの美女、グレタ。ジプシーが丘には近づくなとエリーに警告する占い師の老女エスター。悲運の天才建築家、サントニックス。登場人物、とくに脇役のキャラクターが際立っていて、もしかしてあれは……と何分かおきに物語の先を推理している自分がいる。多少の邪魔が入っても、何度も中断しても、楽に読み進められるので、空港やテントのなかでの読書にもおすすめだ。

大邸宅、遺産、競売、美術商といった階級社会のわかりやすい記号が大道具小道具として話を盛り上げる。一般の読者にとっては裏社会も上流社会も等しく物語でしか経験しない非日常なのだ。エリーの「本物の金持ち」っぽいところを描いた箇所が興味深い。

「ただひたすら豪奢なのだ。・・・消費のための消費でもなければ、世間に見せびらかしたいわけでもない。そうではなく、不思議なほど単純なのだ。これみよがしの派手な金遣いもある段階を超えると、この種の単純さが現われる。・・・最高の絵を一枚買ったら、それ以外の絵を部屋に飾りたいとは思わないだろう。それだけのこと。持っているのは最高のものばかりだが、最高のものだから買うのではなく、なにかが気に入ったりほしくなったりしたら、それを手に入れられない理由がないからなのだ。『あいにく手が出ない』などという瞬間はまったくない。だから、妙な話だが、ときとして僕には理解できない不思議なほどの単純さに向かっている」。エリーはヴェニスの路上で観光客向けに描かれたへたくそな運河の絵が気に入って買うのだが、彼女がこの絵に「セザンヌの絵に向けたのと同じ熱望を抱いているのがよくわかった」と主人公マイクはさもこれが愉快なことのように述べる。こういうちょっとしたところにマイクとエリーの「格差婚」の地雷が埋まっているのである。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23)) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23))より
4150700230
No.111
(5pt)

かなり面白い!

相当、古い中古本のせいか、四方が黄ばんでいます。破れ、シミ、落丁は、いっさい無かったです。内容は、ずば抜けて面白かったです、なるほど…という感じ。訳違いでまた読みたいです。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300953
No.110
(5pt)

かなり面白い!

相当、古い中古本のせいか、四方が黄ばんでいます。破れ、シミ、落丁は、いっさい無かったです。内容は、ずば抜けて面白かったです、なるほど…という感じ。訳違いでまた読みたいです。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23)) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23))より
4150700230
No.109
(5pt)

かなり面白い!

相当、古い中古本のせいか、四方が黄ばんでいます。破れ、シミ、落丁は、いっさい無かったです。内容は、ずば抜けて面白かったです、なるほど…という感じ。訳違いでまた読みたいです。
終りなき夜に生れつく (1968年) (世界ミステリシリーズ) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1968年) (世界ミステリシリーズ)より
B000JA3SQ4
No.108
(3pt)

かなり面白い!

相当、古い中古本のせいか、四方が黄ばんでいます。破れ、シミ、落丁は、いっさい無かったです。内容は、ずば抜けて面白かったです、なるほど…という感じ。訳違いでまた読みたいです。
終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U42M
No.107
(4pt)

エリーは心の底では何もかも知っていたのでは

サントニックスと、グレタも交えた会話の後で,エリーが、マイクに「 私には、同情してくれないけど 」と、
言ったこと。

ギターを弾いているエリーが、 「なぜ、私をそんなふうにみつめているの、マイク?」「 まるで愛してる
ような目で」と、言ったこと。もしかしたら、エリーは、すべて知っていて?
確かに悲しい救いのない部分もあるそんな物語でありながら、私は、自分が救われたい心境の時に必ずと言ってもいいくらい手にとります。この本を。それがなぜかも言葉にできないし、エリーが、全てしっていたかは、永遠に
わからない、曖昧な、謎のまま。読む人にとって色を変えていくような部分がある本です。それが一番のミステリーなのかもしれません。
終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U42M
No.106
(4pt)

エリーは心の底では何もかも知っていたのでは

サントニックスと、グレタも交えた会話の後で,エリーが、マイクに「 私には、同情してくれないけど 」と、
言ったこと。

ギターを弾いているエリーが、 「なぜ、私をそんなふうにみつめているの、マイク?」「 まるで愛してる
ような目で」と、言ったこと。もしかしたら、エリーは、すべて知っていて?
確かに悲しい救いのない部分もあるそんな物語でありながら、私は、自分が救われたい心境の時に必ずと言ってもいいくらい手にとります。この本を。それがなぜかも言葉にできないし、エリーが、全てしっていたかは、永遠に
わからない、曖昧な、謎のまま。読む人にとって色を変えていくような部分がある本です。それが一番のミステリーなのかもしれません。
終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく(クリスティー文庫)より
4151310959
No.105
(4pt)

エリーは心の底では何もかも知っていたのでは

サントニックスと、グレタも交えた会話の後で,エリーが、マイクに「 私には、同情してくれないけど 」と、
言ったこと。

ギターを弾いているエリーが、 「なぜ、私をそんなふうにみつめているの、マイク?」「 まるで愛してる
ような目で」と、言ったこと。もしかしたら、エリーは、すべて知っていて?
確かに悲しい救いのない部分もあるそんな物語でありながら、私は、自分が救われたい心境の時に必ずと言ってもいいくらい手にとります。この本を。それがなぜかも言葉にできないし、エリーが、全てしっていたかは、永遠に
わからない、曖昧な、謎のまま。読む人にとって色を変えていくような部分がある本です。それが一番のミステリーなのかもしれません。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300953
No.104
(4pt)

エリーは心の底では何もかも知っていたのでは

サントニックスと、グレタも交えた会話の後で,エリーが、マイクに「 私には、同情してくれないけど 」と、
言ったこと。

ギターを弾いているエリーが、 「なぜ、私をそんなふうにみつめているの、マイク?」「 まるで愛してる
ような目で」と、言ったこと。もしかしたら、エリーは、すべて知っていて?
確かに悲しい救いのない部分もあるそんな物語でありながら、私は、自分が救われたい心境の時に必ずと言ってもいいくらい手にとります。この本を。それがなぜかも言葉にできないし、エリーが、全てしっていたかは、永遠に
わからない、曖昧な、謎のまま。読む人にとって色を変えていくような部分がある本です。それが一番のミステリーなのかもしれません。
終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23)) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 1-23))より
4150700230
No.103
(4pt)

期待通りの面白さ!

ある貧乏な若者が大富豪の娘と恋に落ち、
二人だけで密かに結婚式を挙げる。

そのことが彼女の親類縁者や財産管理者にしれることになり、大騒ぎになる。
ごくごく単純なストーリだ。
でもなぜか引き込まれて次ぎの展開が知りたくてたまらない。
きっとなにか起きるぞという期待感と不安がこころの隅でザワザワしだす。
当然、事件は起きるがそのザワザワ感がズーット最期まで続く。

ここがアガサ・クリスティーの魅力で期待通りの面白さであった。
終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: 終りなき夜に生れつく (1977年) (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
B000J8U42M