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ソロモンの偽証



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ソロモンの偽証の評価: 3.91/5点 レビュー 509件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全509件 121~140 7/26ページ
No.389:
(3pt)

お客様の希望には沿ったみたいです。

この商品の価格・性能は、お客様の希望に、おおよそ沿ったみたいです。
ソロモンの偽証: 第II部 決意 下巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証: 第II部 決意 下巻 (新潮文庫)より
4101369380
No.388:
(3pt)

お客様の希望には沿ったみたいです。

お客様の希望には沿ったみたいです。 この商品の価格・性能は、お客様の希望に、おおよそ沿ったみたいです。
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 上巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証: 第III部 法廷 上巻 (新潮文庫)より
4101369399
No.387:
(3pt)

お客様の希望には沿ったみたいです。

お客様の希望には沿ったみたいです。 この商品の価格・性能は、お客様の希望に、おおよそ沿ったみたいです。
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)より
4101369402
No.386:
(4pt)

途中で本を閉じさせない展開の妙

長編をようやく読み切ったわけだが、読み始めると先を急かされるように、読み続けることが無意識に強いられる。
 慎重に構成された構築美を回廊を急ぎながら仰ぎ見る感じであろうか。
 そうするうちに、第3部は意外に早く読み切った人も多いのではなかろうか。

 少し意外な終わり方でもあるが、どこか心の中で予測もしていたし、その伏線もあったように思う。
 この長編を通じて、作者が何を伝えたかったのかが、様々な登場人物の言葉が心の中で定着するには今少し時間が必要なようだ。

 やはり印象的なフレーズが多々あったので、備忘も含めて書き記しておく。
・この学校の皆さんが、ある特異な時期、特異な心理状態のなかで、共有したいと願った空想に過ぎません。願望が作りうるのは空想であって、事実ではありません。(弁護人の冒頭の弁論) 
・どうして学校へ行かなくちゃならないのか、理由が分からない。それと、先生はどうしてあんなに威張っているんだろう、先生だというだけで、何の権利もないのに、と。(柏木則之の証言)
・物事を深く考えたり、何かを学んだり、何かを身につけたりする志向がなく、ただただ刹那的な楽しみを求める。
 楽をしたり、だらけたり、面白そうなことにだけ注意を向けて、未来に対する展望がない。脊髄反射的に生きている。それは人間ではない、ただの「生きもの」に過ぎないということを、卓也は言いたかったのだと思います。
・武道を修める者は、いかなる時も驚いてはならない。ヤマシンの師の言葉だ。驚きは身体反応を鈍らせるからである。
・ブリューゲルがこの作品を描いたころは、彼の母国で、旧教新教を問わず、キリスト教会の魔女狩りや異端審問が激しかった時代です。
 宗教改革の真っ最中ですからね。
 そしてカササギという鳥は、ヨーロッパでは、「嘘つき」とか、「密告者」になぞらえることがあります。
 つまりこの絵には、確たる根拠がなくただ悪意や恐怖だけに裏打ちされた嘘や密告で、多くの無辜の人びとが無惨に処刑されていった当時の世相が反映されていると、解釈できます。(「絞首台の上のカササギ」に関する解説、丹野教諭の証言)
ソロモンの偽証 第III部 法廷Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.385:
(2pt)

『現代ミステリーの最高峰』⁉️

全巻読んでの感想。 長さは『大作』だけれど、内容にはとってもがっかり。 一冊にまとまる内容なのに、六巻とは恐れ入ります。 『学校内裁判』って…、現実離れし過ぎです。 こんな内容だとは知らずに読み始めて、後悔しきりでした。 とにかく冗長なので途中から飛ばし読みです。 昔は夢中になれた宮部作品でしたが、これですっきり訣別です。
ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)より
4101369356
No.384:
(2pt)

『現代ミステリーの最高峰』に騙されて。

長さはだけは立派な『大作』。 でも、とにかく冗長で途中から飛ばし読みでした。 それでも6冊ですから、時間をかけた割に内容にもラストにもがっかり。 私には面白さが理解できませんでした。 『負の方程式』に至っては、もういらないと思いました。
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)より
4101369402
No.383:
(2pt)
※削除申請(1件)

女性作家の文章だから

男の読者としては、だらだらと長い説明と繰り返しが飽きる。 現代の学校という場所、少年少女たちの生態を良く掴んでいるのはよく解った。
ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)より
4101369364
No.382:
(4pt)

佳境にはこの長い道のりの後に到達する

感想は、よくこんな長い本が書けるなぁということだ。
 しかしついつい読みふけってしまうのはなぜだろう?
 第1部でもその感想は同様。
 一方、読む方より書く方が大変に決まっている。
 読むのに苦労するのだから、書くのも大変な苦労があるのだろう。
 
 第3部に繋げるために、最後に何か来るのだろうと思ったが、少し意外なものが意外な形でやって来た。

 少しハッとした、あるいは、うまく言い得て妙だと思ったところを書き留める。
・「俺は柏木のこと大人コドモだと思ってたんだよ」・・・「一方の大出は、コドモ大人だ。身体とやることが大人で、頭がコドモ。正反対だ」
 「柏木みたいな大人コドモはたまにいる。あいつ一人じゃねぇ。教師としちゃ教えにくいタイプだ。先生のこともバカにしているからな。先生だと言うだけで偉いわけじゃない、ホントはこいつらだって昆虫並みだと見切られたら、それまでだから」(p.347)
・野田健一なんて、学校生活というプログラムのなかで自動秒がされる背景の一部に過ぎなかったはずである。(p.449)
・「柏木君とか野田君って、一緒くたにされ易い男子だと思うのね。少なくとも、あたしは一緒くたにしてた。・・」・・・
 「でも、個性って違うのよね。そんなの当たり前の話なのに、学校の中にまとめて放り込まれると、忘れちゃう。先生たちだってそうなんじゃないかな。何かこう、大ざっぱにくくっちゃって」(P.458)
・バカバカしくなって、この世からオサラバしたくなる。自分の命には、価値なんてないのだから。だってこの世には人間が溢れかえっている。意味のない生があり余っている。(p.461)
・醒めているタイプ-と、津崎先生は言った。「永いこと教職を勤めていると、希に出会うことのあるタイプの生徒なんだよ。未成熟の仙人というか、哲学者というか」
 学校という存在に、最初から意味を見いだしていない。だから期待もないし、反感もない。苦行を強いられて嫌々登校しているのではないが、学校で習わされることなどバカバカしいと見切っている節がある。(p.492)
・和彦がそらした場所に、慎の答え、彼の同期がある。それぐらい、手練れの刑事の藤野剛にはお見通しだった。(p.636)
・だが、津崎先生は丸い顔で笑う。「みんなを甘やかすつもりはないんですよ。私が自分の気が済むようにしたいだけだ。協力させてください。」(p.691)
ソロモンの偽証 第II部 決意Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第II部 決意より
4103750111
No.381:
(3pt)

じゅりちゃんは、、

最後がなんか腑に落ちないというか もったいないというか なんというか もっと違う展開もあったんじゃないかと少し残念な終わり方 あくまで個人的な意見ですが。 気になるのがじゅりちゃん どうなったんでしょうか あのまま真実を闇へ なのか  綺麗になったのならなんか違う展開もありか 読者の想像に任せられたのか、、、 なんかすっきりしないな
ソロモンの偽証 第III部 法廷Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.380:
(5pt)

上中下3巻同時購入!

映画を見てから購入しました。 映画の出来栄えが大変よく、 つい原作本も購入しましたが、これが素晴らしい! やっぱり映画よりも、こってり濃い内容で これだけ長い本なのに一気に読めました。 案ずるより読むがかたし!!! 宮部みゆきファンならずともゼッタイお奨めです!!!
ソロモンの偽証 第I部 事件Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.379:
(5pt)

上中下3巻同時購入!

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ソロモンの偽証 第II部 決意Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第II部 決意より
4103750111
No.378:
(5pt)

上中下3巻同時購入!

映画を見てから購入しました。 映画の出来栄えが大変よく、 つい原作本も購入しましたが、これが素晴らしい! やっぱり映画よりも、こってり濃い内容で これだけ長い本なのに一気に読めました。 案ずるより読むがかたし!!! 宮部みゆきファンならずともゼッタイお奨めです!!!
ソロモンの偽証 第III部 法廷Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.377:
(5pt)

1部上巻で張った伏線の回収か

上巻が長かったためあまり期待していませんでしたが、下巻では展開も早いため、読んでいて退屈しませんでした。 他のコメントでも言われていますが、確かに中学生にしては行動力が高いですね。 作者は何故中学生を選んだのか、もしかしたら中学生という、成熟しきれていない描写を書きたいがためにこの年齢を選んだのだろうか。 読んでいると中学生だと忘れてしまう箇所もたびたびありますが、私としてはあまり違和感を感じることはありませんでした。 もしかしたら、読んでいる途中で無意識のうちに高校生(あるいはもっとそれ以上の年齢)に置換していたのかもしれませんね。
ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)より
4101369364
No.376:
(4pt)

少しずつ浮き彫りになっていく謎

全体的にみて話はあまり進んでいません。 多分Ⅰ部が伏線張りだと思うので、Ⅱ部は主人公たちの思考・キャラ等を説明していく回になるのでしょう。 話は進んでいないが、退屈かと訊かれたらそうでもありません。 Ⅰ部上巻はもっと圧縮できるのではないか、と思いましたが、今回はキャラを掘り下げているのだと思うと、そこまで退屈はしないと思います。 ただ、似たような展開になって(訊きこみをしているため、仕方ないかもしれません)いるので、そこを改善してくれれば良かったですね。
ソロモンの偽証: 第II部 決意 上巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証: 第II部 決意 上巻 (新潮文庫)より
4101369372
No.375:
(4pt)

一気読みでしたが・・・

物語の登場人物のキャラクター設定がステレオタイプなのですが、逆にそれが分かり易く、漫画を読むような軽い感覚で楽しく読み進めました。いわく、太っちょで食いしん坊で気の優しいヤツ、頭の切れる美人の優等生、チビとノッポの二人組等々。
所々に挟まれる「ヒキ」も強く、次はどうなるかと、ページをめくる手がとまりません。
ただ、所謂ミステリーを評するときの宣伝文句、「あっと驚くどんでん返し」や「意外な犯人」「驚天動地のトリック」などとは無縁の作品ですので、それを期待して読むと肩すかしを食らうかもしれません。
物語としては文句無しの面白さですが、オチにもう一ひねりあるかな、と思ったら、以外と素直なオチで。。。
そこだけちょっと残念でした。
ソロモンの偽証 第I部 事件Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103
No.374:
(3pt)

久々の宮部先生の長編を読みましたが

同じく長編の、模倣犯と比較すると話の展開結末等のがっかり感は否めません。
模倣犯では、何故タイトルが模倣犯なのかラストまで読めば明らかになりますが、私の弱い脳味噌では、何故タイトルがソロモンの偽証なのかが分からずじまいでした。
読み返せば解るかもですが。
この作品は、そもそも中高生が読者対象なのでしょうか?穿った見方すれば、最初から映画化やドラマ化を前提とした作品なのでしょうか?
なにか、宮部先生らしからぬ作品だった様に思われます。
また、作中のト書きでの言葉使いが現代風すぎて、少々興醒めも致しました。ボコるなんて言葉、1990年頃の中学生は使っていなかったと記憶しております。この様なところも先生の作品らしからぬ感じがしまして、少し残念でした。
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 上巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証: 第III部 法廷 上巻 (新潮文庫)より
4101369399
No.373:
(3pt)

面白い

普通に面白かった。 個人的には藤野凉子みたいな人物は嫌い。 なので藤野凉子が神野君と結婚したのは、残念です。
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)より
4101369402
No.372:
(5pt)

おもしろい

宮部みゆきさんの書く小説が好きだったのでこの本を読みました。
この本は文体がすっと頭の中に入ってきて、とても読みやすいです。中学生達の物語ではありますが、この物語に出てくる中学生達は、高校生として捉えた方が、読んでいて真実味が増すと思います。
この物語のいいところは、いろいろな生徒達の心情が映し出されていることです。嫉妬、妬み、恐れ、悲しみ。それらがとても人間らしくて、読んでいてとてもおもしろいです。
まだ、上巻なので、これから裁判になるなんて予想はつきませんが、これから先、どういう展開になっていくのか楽しみです。
ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)より
4101369356
No.371:
(2pt)

あまりにも冗長

うまくまとめればこの半分のページ数で足りると思われる作品。
冗長な設定で読者をさんざん引っ張ったあげく、拍子抜けのラスト。
洞察力のある方なら、第Ⅰ部でおおよその真相にたどりつかれることでしょう。

中学生同士の青臭く長々しい会話に多くのページが割かれ、
怖い正義感を振りかざす女性徒など、類型的で感情移入できない登場人物が多く
マスコミの偽善や教育現場の難しさも取り上げていますが、掘り下げ方は浅い。
思春期特有の過剰な自意識や不安定な心理、中学生の残酷さなどは巧みに描けていると思いました。
でも、中学生が判事・検事・弁護士として裁判をおこなう、という設定自体に無理がありますね。
書下ろしの後日談『負の方程式』のほうはスピーディな展開ですが、特に印象は残りませんでした。

大勢の人間ががやがやと騒いでいるだけのような
あまり深みの感じられない小説で、読んだことをちょっと後悔しました。
宮部みゆきさんにはもっと優れた作品があるようですので。
そして「ミステリーの最高峰」などという出版社の煽り文句を
信じてはいけないことを痛感しました。
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)より
4101369402
No.370:
(1pt)

火消し作品か

若干ネタバレあります。

いじめで自殺する少年がいる中で学校の印象を良くしようと、自殺少年は勝手に死ね、という印象を残す作品。俗悪です。神原がさっさと大人に話せば、というより、普通話すだろ? 神原が子供裁判ごっこの最後で白状したとたんに「ふざけんな、何のためにこども裁判開いたんだ」と罵声が飛ばないのは普通ではない。なぜに感動のシーンになるのだろうか。タイトルは「最も正しいことをしようとするものが嘘をついている」という意味だそうですが、何が賢者なんでしょうかね。結局は公にするのが目的だったわけで、こども裁判なんか必要無かったというオチでした。タイトルからして、また、中学生が裁判する、というので期待しましたが、ひどすぎる内容とオチでした。
ソロモンの偽証 第I部 事件Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第I部 事件より
4103750103

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