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そして誰もいなくなった
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【この小説が収録されている参考書籍】
そして誰もいなくなったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全343件 221~240 12/18ページ
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そして誰もいなくなった・・・。 犯人は??? アガサ作品は登場人物が多いため、誰が誰だかこんがらがるところがあり、☆を一つ減らしましたが、すばらしい作品であることは間違いありません。 結末がすごく気になりながら読み進めました。「さすがアガサ・クリスティー!!!」と言える真相が用意されています。 「そして誰もいなくなった」とうタイトルと本のカバーのデザイン(インディアン島の海岸)も良かったです。 | ||||
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数十年ぶりに読みましたが、新訳もわるくないのでは? ライノベ調で昔の訳より読みやすくなっています。 原作の不気味さが、翻訳の軽さのためかやや欠けているような気がしましたが、はじめて本作品を読まれる方にはさほど問題はないと思います。 | ||||
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70年も前に書かれた本だというのに全く古さを感じなかった。 新訳のおかげなのかもしれない。 旧訳は読んだことがないので比較はできないが、非常に読みやすかった。 現代の練りに練られたプロットになれてしまうと、 古典を読んだときに「あっさりしすぎている」と感じてしまうもの。 しかしこの作品は現代の小説同様、練りに練られた素晴らしいプロットだ。 わたしは今まで「どうせ古い作品だからプロットも単純で面白くないのでは」と思っていたが、大間違いであった。 現代でも十分通用する名作中の名作だ。 | ||||
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余程、シェイクスピアに似ている。 次々に死んでいく犠牲者達、島には准えられた歌、逃げ出すことの出来ない孤島。 推理小説としての観点からは、序盤こそ展開が早く、多数の人物の視点から描かれる為面白い。 しかし徐々に登場人物が減っていくことで、この面白みが失われる。 また最後の最後で犯人とトリックが明かされるが、それらを解明するためのヒントがあるだろうか。 推理小説としてこれは必ずしも傑作ではない。 犯人の動機も無理があるとまでは言わないが、それならば他の人物のが余程、動機は持ち得ただろう。 増して、そんなことの為に、わざわざこんな大掛かりなことを・・・と、個人的には純粋に感じる。 けれども、そんなこの作品を文学的な、シェイクスピアの様な戯曲として捉えられれば、見方は一変する。 犯人はあのリチャード三世以上の大悪人である。 大掛かりな仕掛けも、多数の魅力的な登場人物も、そしてその残忍さも。 終焉に向かう場面は実に美しい。 美しく、残酷である。 総ては戯曲なのだ。 | ||||
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翻訳されている海外小説は翻訳独特の癖があって読みにくいというかたも多いはず。 自分もその一人。 実際、翻訳されているので日本人の(現代人の)慣れている文章からすると不自然な言い回しも多く 読み辛く感じる箇所も多々あった。 が、それを補ってありあまるストーリーの読ませる力がすごい! ミステリ定番のクローズドサークルが舞台となっており、ミステリの古典ともいえる作品だが 現代の感覚でもまったく古く感じない、設定の緻密さと人物の背景作りが素晴らしい作品です。 細かい話をすると、やはり古い作品なので登場人物の動作や考えに違和感がある箇所もいくつかあり、当時の文化や風俗、歴史(軍人が出てきたり戦争の話が多く出てくる)に理解があるとより楽しめるかも。 本格ミステリの元祖といわれているだけあって半世紀以上前の作品なのに素晴らしい完成度。 | ||||
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今から122年前の1890年9月15日、われらがアガサ・メアリ・クラリッサ・クリスティはイギリスで生を受けて、1920年のデビューから36年前の1976年に85歳で亡くなるまでの56年間ものあいだ、ミステリーの魔力にとりつかれて推理小説を書き続けた人。 およそアガサ・クリスティと名がついた長編66作・中短編156作や戯曲15作を中学高校でほとんど読みつくした私は、表むきはトーマス・マンの『トニオ・クレーガー』の芸術的苦悩のすばらしさとか、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の愚劣な残虐な不誠実な混濁した世界においても人は真実を貫き通せるのかなどといった口当たりのいい、でも歯の浮いたような純文学的話題を口にしていましたが、本当のところは、あの殺人のトリックやこのアンドロイドの苦悩の方が気になって気になって、つまり片一方で怒涛のごとくSFとミステリーにのめり込んでいった時期でもありました。 U・N・オーエンという人物から招かれて英国デヴォン州沖の孤島インディアン島に集まったのは、一面識もない10人の男女。当の招待主が不在では心落ち着かず、しかもその初晩餐に際して、いきなり彼方から全員の過去を暴露する声が響きわたり、そして童謡『10人のインディアン』のフレーズに合わせた連続殺人がスタートする。一人殺されると同時に一体ずついなくなってしまう人形達。はたして最後に残るのは誰なのか? これは童謡殺人の最高峰といってもいい傑作で、クリスティ好みの(昔の私好みの!)犯人当てミステリの基本的なものを含んで、しかもスリルとサスペンスに満ち溢れた、そして演劇・映画的な視覚的効果も十二分に発揮されたとてもダイナミックな小説です。多作だった彼女ですが、これ一作でも歴史に残る作家として君臨したことでしょう。 それとこの本の表紙で、ひときわ光彩を放っているのが日本SFの同伴者である真鍋博の鮮やかなイラストです。彼は、星新一のみならず黎明期の日本SFの動向に呼応して、本の中の挿画や表紙のイラストにSF的な独自のタッチの描写・表現を創出して、日本SFをより豊かにそして深く実りあるものにしてくれた大恩人でもあると思います。試みに、1970年代前後のさまざまなSF本を並べて、真鍋博とその他の人たちの絵柄と比べてみれば一目瞭然で彼のすごさがわかります。 | ||||
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言わずと知れたミステリーの金字塔。 原作者による戯曲化、そして映画化も果たされた作品ですが、舞台設定や話の進行は勿論のこと、登場人物が立っていて物語の緊張感が最後までだれずに読み進める事が出来るのも、再読に耐える良著の証だと思います。 ともかく、あらゆる要素のバランスが絶妙。 至高のエンターテイメントの一つでしょう。 | ||||
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この本は現代のミステリーに凄く用いられる事が多いと思います。最近だと「人数分の人形が」というだけで殺人劇の舞台と印象つけようとする本もあるし。ドイル、クリスティと巨匠は多々いますが、元ネタが多いのはこの本が断トツかもしれません。ミステリーを読み進めるなら最初に手にした方がいいかもしれませんね。 | ||||
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読み進めていくうちにピンときました。これはゲーム「かまいたちの夜2」によく似た内容だと。 おそらくこれを読んだ作家があのゲームのシナリオを書いたのでしょう。内容がほとんど一緒です。 とは言え、さすが本家という感じで最高に面白かったです。とても70年以上も前に書かれたものだとは思えません。 アガサ・クリスティを知らない方にも「かまいたちの夜2」をクリア済みの方にもお勧めできます。 | ||||
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犯人にしてやられました。やはり本格ミステリーの女王です。 確かに衝撃のラストだったんですが。 十角館を読んでからこの作品を読んでしまったがために、インパクトが薄めになってしまいました。 ですが、これもまた最高と呼べる一冊なのは間違いないです。 | ||||
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マザーグースのインディアンの唄になぞらえて、インディアン島を訪れた10人の人間が1人ずつ殺されていく話。 1人いなくなるごとに、1体ずつ数が減っていく人形が恐怖を掻き立てている。 あまりにも有名な作品だから大体のあらすじは見当がついていたけど、もし前知識がなく先入観を持たずに読めたらどれだけの衝撃だっただろう? 最後にしっかりした謎解きもあったし、殺された人間は法で裁けない罪をおかした者たちだったので、読んでいて嫌な気持ちになることもなく、サラッと読みやすかった。 | ||||
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今更ながらですが、初めてアガサ・クリスティを読みました。 様々な作家が影響を受けたんだな。。ということがよく分かります。傑作と呼ばれる本はやはり違いますね。 ただ、わたしの読み方が浅すぎるのかとは思いますが、いわゆる「伏線」があまり見つけられず、最後は少し唐突感を感じました。この辺りはその後のミステリー小説の発展のなかで、様々な手法が編み出されていったのかもしれません。 しかしいずれにせよ、分量、質ともに一気に読めてしまうちょうどよさ、これこそが大衆文学の真骨頂だと思います。 | ||||
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これだけ多くの方々がレビューされている、超有名なミステリーの古典的作品。なのであらすじは割愛します。 私がこの「AND THEN THER WERE NONE」を知るきっかけとなったのは、アニメうる星やつら「そして誰もいなくなったっちゃ」。他にも夏樹静子著「そして誰かいなくなった」、今邑彩著「そして誰もいなくなる」など、この作品を元にした作品が世に送り出されています。どれも、怖かったですが、やはりこの本家の恐ろしさはMAX!!と清水俊二訳のハヤカワミステリ文庫昭和58年9月20日 39刷版を繰り返し読んで思っていました。実際、6人…何事もなかったようにふるまっている6人の人間…のように何でわさわざこんな恐い書き方してるの!!(・・;)))と泣きたくなるような恐い文章(涙)。しかし、この洋書で読むと、微妙なニュアンスの差でそこまでの恐さは感じませんでした。翻訳家のホラーにしたて上げた手腕でしょうか。そのかわり、「and THEN THER WERE (Nine〜None)」の部分が読んでて段々恐くなってきます。同じ話の筈ですが、英文と日本語の文のニュアンスの違いを楽しみました。思ったより読みやすい文章で、簡単な事しか英語で話せない私でも、何とか読めました。やはり恐くて面白い名作。 余談ですが、私のハヤカワミステリ文庫の「そして〜」は、高校生の時にクラスの友達に勧めたら人気がでて引っ張りだこ。新しかったのに、急速に傷んでしまいました。でも楽しんでもらえたから良かったかな。 | ||||
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推理小説は好きですが この本の場合は 最初から 自分が小説の中にいるような、そして 登場人物と同じように犯人を推理してドキドキしながら 最後までいっきに読んでしまいました。内容は簡単なのですが 面白いです。 | ||||
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東方projectの「U.Nオーエンは彼女なのか?」と言う曲の 本になっていますね。 とても面白い小説で、最後まで一気に読めてしまう。 そんな作品です。 | ||||
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さて捻くれた人間の私はこの有名な小説をラストから読む事にしました。 (ミステリーやサスペンス小説では最悪な読み方ですが) 大丈夫です、最後を読むにあたっても、最初の部分を理解していないと解りません。 なので、序盤だけ読んでみました。 そうすると、「あれ、この設定どっかの映画で見たような・・・?」という事に。 この設定を元にしている映画で一番解り易いのは多分「SAW」です。 ・犯人は高学歴で頭脳派 ・自分が正しく誰かを裁く ・勝ち逃げ・・ets 「気になるんだけど小説は苦手」という方は映画の「SAW(1の方)」をお勧めします。 恐ろしいくらいに単純な選抜。恐ろしいくらいに歪んだ心。 最後の説明は、映画でいうフラッシュバック効果で「今までのあらすじ〜で、こうなったよ」 というのと一緒で、序盤で既に犯人が解っちゃった人はもう最後の方読んでも平気かと。 逆に、「ああ、だからそうなの」という斜め視点で読むのも面白いかもしれません。 ただ、SAWは一般人にはお勧めしません。ホラーで痛いから; サスペンス系としては低コストの割に一級品です。 | ||||
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さて捻くれた人間の私はこの有名な小説をラストから読む事にしました。 (ミステリーやサスペンス小説では最悪な読み方ですが) 大丈夫です、最後を読むにあたっても、最初の部分を理解していないと解りません。 なので、序盤だけ読んでみました。 そうすると、「あれ、この設定どっかの映画で見たような・・・?」という事に。 この設定を元にしている映画で一番解り易いのは多分「SAW」です。 ・犯人は高学歴で頭脳派 ・自分が正しく誰かを裁く ・勝ち逃げ・・ets 「気になるんだけど小説は苦手」という方は映画の「SAW(1の方)」をお勧めします。 恐ろしいくらいに単純な選抜。恐ろしいくらいに歪んだ心。 最後の説明は、映画でいうフラッシュバック効果で「今までのあらすじ〜で、こうなったよ」 というのと一緒で、序盤で既に犯人が解っちゃった人はもう最後の方読んでも平気かと。 逆に、「ああ、だからそうなの」という斜め視点で読むのも面白いかもしれません。 ただ、SAWは一般人にはお勧めしません。ホラーで痛いから; サスペンス系としては低コストの割に一級品です。 | ||||
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昔読んだ同作品を、新訳で再読しました。やはり面白い!最後の1/3になったところからはもう、結末を知らずには寝られない(笑)…一気に読んでしまいました。意外な真犯人がわかったところで、プロットを確認するためにもう一度読み返したくなるのは私だけではないでしょう。 クリスティものは、どんどん人が死ぬのですがおどろおどろしさとか気持ち悪さとかは皆無であり、健全なミステリーといえます −−− それが年齢問わず(大人でも子供でも)楽しめる理由でしょう。 | ||||
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昔読んだ同作品を、新訳で再読しました。やはり面白い!最後の1/3になったところからはもう、結末を知らずには寝られない(笑)…一気に読んでしまいました。意外な真犯人がわかったところで、プロットを確認するためにもう一度読み返したくなるのは私だけではないでしょう。 クリスティものは、どんどん人が死ぬのですがおどろおどろしさとか気持ち悪さとかは皆無であり、健全なミステリーといえます −−− それが年齢問わず(大人でも子供でも)楽しめる理由でしょう。 | ||||
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I was 14 years old when I first read this and enchanted by the mysterious atmosphere of a inhabited island, the characters who were invited by a mysterious host, and the ghastly fate they met there. The creepy nursery rhyme slowly grows into your skin and you feel the chill rising up your spine by the turn of each page. Enjoy the chill! | ||||
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