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そして誰もいなくなった
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【この小説が収録されている参考書籍】
そして誰もいなくなったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全343件 181~200 10/18ページ
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読み終わって、みなさんの感想を読むためにアマゾンのレビューをみたところ、 こちらは新訳だということを知りました。 インディアンと兵隊では、印象がずいぶん変わります! 知らずによめば「兵隊島」でも違和感はなく、楽しく読めましたが、 「インディアン島」なら、もっとミステリアスな印象になったと思います。 清水俊二訳にもチャレンジしようと思います。 | ||||
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訳がちょっとなぁ・・・と言った感じで☆-1とさせていただきました。 | ||||
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孤島に招待された10人が過去を糾弾され次々に殺されて、 ついには誰もいなくなるというミステリ。 手段はともかく、犯人はふつうに考えればすぐにわかる。 推理というよりムードを楽しむ作品である。 この著者は無理からぬ犯罪より異様な動機を扱った 事件のほうが筆が冴えるように思える。 | ||||
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有名な作品ですので、一度は読みたいと思っていました。引き込まれて面白かったです。 | ||||
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ネタバレはしたくないので、感想はあまり書きませんが、面白かった。読み終えて納得できました。 | ||||
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ハヤカワ・ミステリ文庫で『そして誰もいなくなった』を読んだときの衝撃は、忘れられない。確か中学1年生だったと思う。それから今日に至るまで、クリスティーと目につけば何でも読み漁ってきた。やはりそれは、“そして誰もいなくなったショック”ともいうべき原体験のせいである。早川以外の出版社からときどき出る戯曲も含めて、もう読むものはないくらい制覇してきたつもりだった。 ところがなんと、本書をスルーしていた。奥付を見ると2000年9月の発刊。知らなかったなあ…。というわけで、さっそく購入した。今読み終えての感想は、正直なところ、大いなる懐かしさとは別に、「まあこんなもんでしょうね」というものである。しかしこれは「大人になって読んだらいまいちだった」という意味ではなく、戯曲はあくまで芝居を作るための設計図なので、それ以上でも以下でもない、ということだ。 そして誰もいなくなったの主眼は、あくまで濃密なサスペンスである。本格的な謎解きの面白さに酔いしれるというよりも、圧倒的なスリラーであることに打ちのめされる作品だ。そのジワジワ感は、やはり台詞とト書きだけでは醸成されにくい。小説なら「地の文」によって、演劇なら「演出」によって、その衝撃が何倍にも増幅されていくのではあるまいか。というようなことを、あらためて感じた次第である。 本書は、77年に演出家・福田逸氏が、劇団昴の上演用に訳出したものがベースになっている。よく知られているように、戯曲には小説とは異なるエンディングが用意されているけれど、そのときの解放感はやはり生の舞台のものだろうなあ、と想像する。というのは、わたしは残念ながら舞台を観たことがないから。やはり戯曲は、優れた演出家や俳優たちによって上演されてこそ、真の魅力を発揮するだろう。 | ||||
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新訳で読みたかったので購入しました.旧約に比較してわかり易い無いようになったと思います.本の状態もたいへん良く満足しました. | ||||
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《And Then There Were None》 1939年に刊行されたアガサ・クリスティの長編ミステリー小説であり日本では、主に清水俊二さんが『死人島』や『そして誰もいなくなった』として訳しています。また著者自身によって戯曲化もされています。 本書はアメリカのよく考えたらぞっとする童謡を使った小説です。 日本の童謡も少し考えたらぞっとするようなものがあると思います。例えば、さっちゃんやかごめかごめなどもそうです。 本書に使われているのは《Ten Little Niggers》というものです。Niggerというのは黒んぼというのですが差別用語になるとして兵隊というのに変っているものもあるようです。その名の通り十人の子供の童謡で本書の中では古い子守唄として紹介されています。 そして登場人物は元高名な判事、家庭教師、陸軍大尉、老婦人、退役将軍、医師、若い財産家、私立探偵の元警部、召使、召使の妻で料理人、の十人です。そう十人なのです。 この十人を中心に物語は廻っていきます。最初は十人が集められるところから始まり、だんだんと皆正気を失っていく様子がリアルに描かれています。 はっきり言うと何も特別な人々ではないのです。ただごく普通のありふれた人々なのです。だからこそ読み終わった後の余韻がひどく印象に残ります。物語だから・・・本当にあったことではないから・・・私はこの人のようにはならない・・・そう思っていませんか? たしかにその通りです。しかし殺人は本当にあるのです。誰かが誰かを殺した・・・なんて嫌なことですが私たちの身近にあるのです。気づいていないだけで、ニュースには毎日報道されています。あなた自身は大丈夫ですか?誰かを傷つけてはいませんか?誰かに傷つけられて殺したくなってしまったことはありませんか? 私たちは犯罪者たちと行動をしないか行動したかという点でだけ以外何も変わらないのです。そのことを考えさせられる小説です。 ところが物語の登場人物たちはなにも,犯罪を犯したわけではありません。 ギリギリ法には触れない、裁けないが確かに他人を死に追いやった人々です。そんな人々が集められ極度の緊張を強いられ、共同生活をおくります。なぜその人々が集められたのか、いったい誰がそんなことを強いたのか、全ての謎は本編で明かされます。人間の本性を解き明かすミステリーの世界に飛び込みましょう! そして,読み終わった後よく考えてみてください。 あなたは彼らと同じことをしていませんか? | ||||
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本当に誰もいなくなってから、警部が上層部に報告している章を注意深く読めば、 「これが何故ここに?」と思う個所がある。しかし、スリリングな展開が最後まで 進んだ段階では、何となく読み飛ばしてしまっていた。クリスティ女史にやられた。 さすがミステリの女王!テンポも構成もすごく練られていて一気に読んでしまう。 なお、新訳の評判があまり芳しくないので、中古の旧訳(清水訳)の方を読んだ。 新訳はどうか知らないが、清水訳はこなれた日本語で違和感なく読めた。 古本が嫌ではない方は文字も大きくて読みやすい旧版をどうぞ。 でも、要はトリックと構成を楽しむ娯楽だから、新訳でいいように思う。 | ||||
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アガサは言わずと知れたミステリーのパイオニアである。本作は彼女の代表作の一つ。 本作の構成はシンプルであるが、ミステリーのエッセンスが詰まっている。人物描写、連続殺人の恐怖、孤立した島という舞台設定。 昨今のやたら手の混んだトリック、冗長な展開に辟易気味の私にとって、アガサの偉大さを再認識させられた。 翻訳も読みやすい。子供向けの文庫も出ているようなので薦めたい。 | ||||
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著者も作品も聞いたことはあったけれど今の今まで未読でした。初アガサクリスティー!やはり名作。文句なしに面白いです。 旧訳は未読なので新訳との比較はできませんが、翻訳独自の読みにくさはまったくなく最初から最後までスラスラ読めます。 新訳が酷評されがちですがきちんと内容は頭に入ってきますし夢中になって読めますので旧訳の大ファンでもない限り気にならないと思います。 トリックはまさに古典ミステリといった感じで、こういう舞台設定ならあのトリックしかないなと予想はつくもののまさかの犯人にあっと言わされました。 トリックもさることながら兵隊の歌に合わせて一人一人減っていく演出もお見事。追い詰められた登場人物の恐怖が文字から伝わってくるようでした。 各々のエピソードは短いものの登場人物も全員濃い。死は他人に訪れるもの。この言葉には頭をガツンと打たれた気分でした。 | ||||
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今まで機会がなく初アガサクリスティーでした。ひとたび読み始めたら読むのがとまらなくなり、一気に読んでしまいました。どきどきはらはらして、犯人が明かされるまで私は犯人がわかりませんでした。次は何を読もうか、考えているところです。 | ||||
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あまり読書はしなかったのですが、この小説がきっかけで読書の良さが分かりました!1日でいっきに読めるぐらい面白いです! | ||||
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20年ほど前にも読んだことがあって おおまかなストーリーは知っていましたが、中盤から終盤にかけての何ともいえない不気味さは初めて読んだときとかわりませんでした。 最近の日本のミステリーは大変質が高く クリスティーを上回るかと思える作品もありますが、クリスティーの作品を読めば 日本を代表するミステリー作家たちが 彼女の影響を強く受けていることを実感します。 また 日本人が訳されたこのタイトルも不気味さをさらにあおる素晴らしいタイトルだと思います。 どんな人にもお勧めできる作品です。 | ||||
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中学生の時に読んで、この本の素晴らしさに感動してそれから数年たって、ひさびさにもう1度読み返しました。 やっぱり、素晴らしい。 あまりの素晴らしさにレビューを書くことにしました。 この本の素晴らしいところは、ストーリー展開のスピードと、さまざまな心情表現の巧みさにあります。 読んでいて自然と引き込まれていきます。 何度でも読みたくなる本です。 | ||||
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さすがに面白い。期待通りの作品です。登場人物も10人に限っています。 | ||||
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新訳と旧訳とを読み比べて見ました。 矢張り旧訳の方が遥かにbbetter で勉強になります ! 本も満足できる美品 ! | ||||
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今回が何回目かは覚えていませんが、少なくとも、10年を 経過すると、見事なくらいに忘れています。 確かこの人が、とか、この後は確か、とか思う気持ちが、 徐々にスピード感を増して、押し寄せる鉄砲水のように、 登場人物に同化して恐怖している自分がいました。 最初は、何回読んでも覚えられない歌の内容が、否が応でも 頭の中にしみこんで、こびりつく。 こびりついた歌はリフレインして、次の事件を想像させる。 そして、誰もいなくなった。 喉を詰まらせ、夜更かしする。旅して薪を割って、ハチの巣 をいじる。法律を志し、海に行き、動物園で日向に座ったら、 首をくくる。 何も言う必要はないでしょう。クリスティーの名作です。 これをオリジナルとして、日本でも、そして誰もいなくなる、 インシテミルなどの名作が生まれています。 しかし、圧倒的なスピード感、圧倒的な恐怖感、圧倒的な 不思議感。 全てにおいて、面白い、恐ろしい、そして素晴らしい。 そもそも、この10人の人物が、大体にして自分の姿を投影する 誰かがいるという設定が凄い。 自分が何番目に死んでしまうのか、考え、想像する。 100点の二乗。 私は旧訳も新訳も読みましたが、残念ながら、旧訳でどう 訳されていたかなんてちっとも覚えていなかったので、兵隊島と いうロケーションの名前に違和感を覚えたくらいで、新訳の方が、 寧ろすっきりと読み切った感覚でした。旧訳の時は、ここまで のめり込む感覚はなかったような気がします。 訳に不満があるのであれば、オリジナルを読めばいい話。 その時は、アガサのオリジナルは、結構読みにくいことを念頭に 置く必要がありますので、ご注意を。特に、歌の内容は、何を 言ってるのか分からなくて、訳本を見て納得するなんてことが 多くて、私は断念しました。ご参考まで。 | ||||
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以前買った単行本では、兵隊ではなくインディアンだった。私はインディアンの方が恐怖感を煽る気がして好きですが… | ||||
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僕は本当に本嫌いで、中学高校の読書感想文となるとインターネットで剽窃したり、友達の過去作を写あいっこしたりするような、ヤツでしたし、本は買えど、に手が行ったり飛ばし読みしたりして、全く本を読まない人生を送ってきました^^;大学の冬休み、もともと金田一少年とかはすきでしたのでミステリーでも読んでみようとこの本を選びました。 絵本以外読破した事のない僕がついに本を読み切りましたw本当に面白かったです。10人が次々と消えて行くペースが非常に良くて童話の再現がページをめくるたびに、いつ来るのかいつ来るのかとドキドキしました。終わり方も非常に斬新で、迷宮入りした事件を読んだ者しか犯人を知りえないという優越感の様な感じで終劇します(^^)みなさんも是非お試しを!そういえば高校の時の朝読書で図書館に立ち寄り、ABC殺人事件を手に取り、"なにこの作者?もっとましなタイトルつけろよwABCとかなめてるw"って友達とアガサ様とはいさ知らず嘲笑したのを今に思い出して深く反省しております(・・;) | ||||
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