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猫背の虎 動乱始末
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猫背の虎 動乱始末の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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煙草の匂いが強くて困りました。 | ||||
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真保氏唯一の時代もの。 江戸市民を描いたものでは宮部みゆき作品が好きだが、この作品はそれほど面白くなかった。 一般文学通算2427作品目の感想。2020/08/20 15:40 | ||||
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作者のこの手のシリーズは初めてかと思います。大変面白く、続編を強く希望します。 | ||||
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短編を重ねて長編にしている。一話完結ではあるのだが、その時の短編の中で未解決エピソードとなっていたものが、後に思わぬ展開を見せ、別の短編につながっていく。プロットが練ってあって、「こんなもんだろう」という憶測を見事裏切ってくれる。 名同心の誉れ高かった父が急死した後を継いだ太田虎之助(やたら背が高いので猫背の虎)が、安政の大地震で町奉行所が猫の手も借りたい時に、ちょっとした活躍を目にとめた奉行より、本所深川方臨時見回りを拝命されたことから話が展開していく。ともかくおもしろい。おすすめ。 | ||||
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幕末の江戸を襲った大地震。 同心に抜擢された「猫背の虎」が 親父さんの手下の手伝いを得ながら 多種多様な事件を解決していきます。 短編集ですが、それぞれの短編がつながっていくところが さすが真保さん。 人物が生き生きと描かれています。 東日本大震災後に書かれた本ならではの筆のさえを感じました。 そのうちNHKあたりでドラマ化されるかも? 続編を期待します。 | ||||
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結構緻密に構成されているけれども、人々の動きや心情はあと一歩という所かもしれない。 もう少しさりげない所作にも気を遣うことで、リアリティが増すんだけれどもなぁ。 食事や町の様子が余りにも薄っぺらい感じだった。 | ||||
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>安政2年10月2日、直下型大地震が江戸を襲った! >新米同心 虎之助は町人たちの難題を、江戸中を駈けずり廻りながら解決していく。 >人情話、恋愛譚、謎解き等々が詰った極上のエンタメ長編時代小説。 以上、amazonのアラスジを引用。 「極上の」とまでは断じないが、5編の短編に詰め込まれた色々なストーリーが、最終編で互いに紐付き合いながら、きれいに収束していくところは、流石の手練ぶりと言える。黒船来航に混迷する政局の中で勃発した安政大地震後の江戸の世情を、3.11後の現代日本に巧に重ね合わせるところも様々な時代・社会を描いてきた著者ならではの技だろう。 タイトルでは「新参者」と言ってみたが、本作の主人公は、あちらの主人公のように素晴らしい推理をするわけでもなく、人間洞察の達人でもなく、 ただ、彼ほど朴念仁ではないといったところ。下町の義理人情や恋愛や小さな謎や疑念を一つ一つ解く中から、ラストに至るというストーリー展開が似ているということ。 ラスト、一つ二つ、苦いか甘いかしょっぱいかと、ちょっぴり成長した虎之助の次も期待したい一作。 ☆4つは、☆5からのマイナスではなくて、真保さんなら☆1つの積み上げを次回以降でやってくれる期待故です。 ただ、一つだけ言えば、題名の「動乱始末」は煽りすぎ。これまでの真保さんの歴史モノからは在らぬ想像をしてしまった。 | ||||
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南町奉行所同心・大田虎之助。 大きな身体を背中をまるめて、母の叱咤をやりすごす。 ついたあだ名が「猫背の虎」。 父亡きあと、父と同じ定町回り同心を目指して奉行所に 当番方同心として勤務している。 ある夜、突如として発生する安政の大地震。 大きな被害の中で起こる、謎の事件に虎之助が挑む。 赤子のかどわかし、殺人事件の被害者の死体の盗難、 謎の焼死体、など地震にまつわる事件の掌編5編。 しかし、一冊を通して流れる虎之助の嫁さがし、 こぼれんばかりの人情噺が、全体をうまく繋いでいる。 昔風のことば遣いを入れたり、工夫もある。 しかし「四書・五経」を「史書」「五行」と言ってちゃいけない。 | ||||
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