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殺人詩篇
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殺人詩篇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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週刊文春 1985年 海外第5位 MWA 1984年 最優秀新人賞 図書館員リンク・スコフィールドが刺殺された。14ドルが盗まれている一方、傍らには、時価30万ドル稀覯本<<ベイ版詩篇>>が残されたままだった。リンクの親友で、大学教授のクリフ・ダンパーは、リンクの娘パールの頼みを聞き入れ、殺人犯の行方を追うことにした。 ・・・ 一見、関連性がない稀覯本と、殺人事件を、書誌学の知識を利用して繋ぎあわせる趣向。残念ながら、ここ以外は見どころがない。主人公クリフのベトナム帰りの大学教授という設定や、クリフと、自立心に富む女子学生モナとの恋愛など、ステレオタイプすぎて飽きてくる。マフィアが登場するあたりで、このあるある感が、一層強まってしまう。 文章にちりばめられた、文学へのオマージュは、やはり本国にあって分かるものなのだろう。英米文学に疎いものは、雰囲気しか伝わらないので、面白さは半減しているのだと思う。 | ||||
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