殺人詩篇
- ビブリオミステリ (35)
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翻訳者が大正生まれ。どんな訳かと,楽しみでした。優秀とは、こういうことか!意訳すぎず,読みやすく、尚且つ緻密。最高。 | ||||
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新品感はないけれだ、一応なので、読むには問題なしでした。満足しています。しかし、新品に近い本もあるので、この点数でした。 | ||||
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週刊文春 1985年 海外第5位 MWA 1984年 最優秀新人賞 図書館員リンク・スコフィールドが刺殺された。14ドルが盗まれている一方、傍らには、時価30万ドル稀覯本<<ベイ版詩篇>>が残されたままだった。リンクの親友で、大学教授のクリフ・ダンパーは、リンクの娘パールの頼みを聞き入れ、殺人犯の行方を追うことにした。 ・・・ 一見、関連性がない稀覯本と、殺人事件を、書誌学の知識を利用して繋ぎあわせる趣向。残念ながら、ここ以外は見どころがない。主人公クリフのベトナム帰りの大学教授という設定や、クリフと、自立心に富む女子学生モナとの恋愛など、ステレオタイプすぎて飽きてくる。マフィアが登場するあたりで、このあるある感が、一層強まってしまう。 文章にちりばめられた、文学へのオマージュは、やはり本国にあって分かるものなのだろう。英米文学に疎いものは、雰囲気しか伝わらないので、面白さは半減しているのだと思う。 | ||||
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「海外ミステリファンは古本好きである」と言い切ってしまうといろいろ反論もあるでしょう。個人的意見、極論ではありますが、あながち間違っていないのでは。好きな作家の、すでに絶版になってしまった本を探して古本屋を何軒も歩いたり、ネットで何度も検索したり、という経験を持つ人は多いことでしょう。そうしてようやく見つけ手に入れたときの喜びといったら!これを繰り返すうちに、すっかり古本にはまって(?)しまうのです。そんな好きなものが二つ合わさった、古本の出てくるミステリが本書。と言っても、一冊数百円で買えるようなものではなく、古本と言うよりは古書と呼ぶほうがふさわしい、世界に数冊しかないような貴重な本が出てきます。この希覯本を手に持った図書館司書の男が殺される。本が贋作ではないかと疑っていたらしい。彼の友人の書肆学者クリフは、被害者の娘に頼まれて犯人探し、さらには古書の真贋の調査をはじめることになる。この古書の真贋の調査が、古書に限らず本の装丁法や印刷法などウンチクがいっぱい詰まっていて、犯人探しなんかどうでもいいやと思えるぐらいに滅法おもしろい。まさしく(古)本好きのためのミステリです。古書を扱ったミステリというと、パーカー『ゴッドウルフの行方』やダニング『死の蔵書』(そういえばこっちの主人公の名前もクリフだ!)が思い浮かびますが、どれもなかなかのできばえ。と言うことで最後にまた個人的な意見を。「古書とミステリは相性ピッタリ」「古書を扱ったミステリに駄作無し」 | ||||
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