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ケルベロスの肖像
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ケルベロスの肖像の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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本も綺麗だったし、すぐ届いた。 ありがとうございます。 | ||||
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ブラックペアンから読み始め、複数の作品を読破。田口公平と共に医療現場の裏側を体験している気分です。そして、この作品では、「螺鈿迷宮」や「ブラックペアン」での人物やストーリーが再登場し、ここに繋がるのか!と感動しました。 | ||||
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バチスタシリーズ 6 Aiセンターが出来上がるまでの話で、 「ケルベロスの肖像」は、田口公平目線 「輝天炎上」は、天馬大吉目線 で、語られる。 「ケルベロスの肖像」から読むことをお勧めします。 同じ場面も多いですが、「輝天炎上」では、桜宮一族の生き残りの話もでてくるので、新たな事実もあり楽しめます。 私は、「螺鈿迷宮」を読み直しました。その方が桜宮一族の怨念だとかいう話は、分かりやすいと思います。しかし、桜宮一族は恨み過ぎのような気も… 「ブラックペアン1988」の話が最後のキーになるので、読んでおくと最後の高階院長の衝撃が分かると思います。 全体的に、田口先生のAiセンター日記のようで、だらだらした感じだったのが残念。 個人的には、バチスタシリーズが好きなので、白鳥さんの変な活躍がもっと見たかったです。 シリーズの最後の物語らしい「カレイドスコープの箱庭」を読んでみたくなりました。 しかし、「螺鈿迷宮」「輝天炎上」だけなぜ出版社が違うのでしょう? | ||||
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映画を見て、原作を読んでみたくなりました。おもしろかったです | ||||
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面白くなくはないんです。 が、何度読んでも「やりきれない」感じで、読後少々辛くなる。 何故かほんの少ししか描写されていない「ペアン留置された患者の身内」視点になってしまう。 「事実の開示」と「隠ぺい」と「知らない方が幸せ」と「猜疑」と「誠意」と「真摯」と「暴露」とその他もろもろが混在して訳が分からなくなって思考が迷走してしまう感覚。 それぞれの「正義」があるのは分かるし、それぞれの思惑も目標も分かる。…が、全員「患者やその身内の心情」は「知ったこっちゃない」で、個人的にシリーズ中一番後味が悪い。 | ||||
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「螺鈿迷宮」と「輝天炎上」を先に読んでいたので、2つの視点から見た東城大と桜宮医院の関係が描かれていて、「輝天炎上」の後の東城大、みたいに読めてよかったです。 医療と司法という、切っても切れない構造の中で苦悩し模索する人たちの今後は?と期待したいです。 何といっても、最近「冤罪」の袴田氏が釈放された現実の世界。 このシリーズでは、医療と司法の確執を面白おかしく取り上げていて、フィクションでありながら、大変考えさせられました。 あわせて、ノンフィクションの「凶悪」という本も読んだので、虚構と現実の違いが、ほとんど紙一重であることがわかります。 次回の作品に期待したいと思います。 | ||||
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「チームバチスタ」シリーズの最終巻と言うことだそうです。 それだけに、オールキャストで、しかも壮絶な終わり方で、読み物としては満足しました。 ただ、この作品のみで十分に楽しめるのかどうかは解りません。 特に、「螺鈿迷宮」と「ブラックペアン1988」の二つの事件が、この物語の大きなキー・ファクターになっているだけに、単独の作品としては問題があるかも知れません。 それでも、東城大学病院の話のラストとしては、良かったと思います。 | ||||
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「東城大学病院とケルベロスの塔を破壊する」――1通の脅迫状が始まりだった。 愚痴外来の田口医師は新設されるAiセンター長に就任。その元へ、『チーム・バチスタの栄光』から連なる小説群(桜宮サーガ)で活躍してきた登場人物が集う。 ケルベロスは3つの頭を持つ地獄の番犬。その弟は双頭のオルトロス――ここまではいい。しかし、彼らには3番目の弟がいるという。名前は忘れられてしまっており、シロ、ロン、シンノスケ、ソウイチロウ、ネロ、ポチ、パウワウ、キョロ‥‥いきなり笑いの沸点を下げられてしまった。 厚労省の変人役人・白鳥圭輔の部下、姫宮が田口医師と初対面。無理数が好きなのかと聞く田口医師に対し、こくりと頷き、「ええ、好きです。割り切れない、ご無体なところが、とても」(40ページ)。 東城大学病院の高階院長は、Aiセンター長の田口医師の部下になると言いだし、「田口先生には、シンポジウムでは神輿になっていただきます。神輿はかつがれるもので、自分の意思ではどこへも行けません。その歯痒さ、もどかしさを思えば、まだ私にこき使われていた時の方が幸せだったと気づくでしょう」(54ページ)とつぶやく。 ノーベル賞に最も近いと言われるマサチューセッツ医科大学の東堂医師は、9テスラのマンモスMRIの運搬に陸上自衛隊の戦車を利用したうえ、「解剖は、破壊しない場所のことは何もわからないんです」と南雲監察医に宣戦布告する。 運命の8月29日、Aiセンターでシンポジウムが開催される。そこで大事件が――黒幕は誰か。そして物語は大団円を迎える。 本書はミステリー小説でも医療小説でもない。『チーム・バチスタの栄光』のミステリー感や『イノセント・ゲリラの祝祭』での医療問題提起を期待してはいけない。本書は純然たるエンターテイメント小説なのである。 桜宮サーガで蒔かれてきたフラグが、本書で回収される。海堂ファンなら「なるほど」と楽しめるだろうし、本書が初めての読者はラノベとして楽しんでほしい。なにしろ登場人物は、みな中2病なのだから。 そして新たなフラグがばらまかれる――登場人物たちの今後の人生は!? | ||||
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遅ればせながら読みました。 シリーズ全編に言えることですが難しい言葉の多用、多くの人物が登場、 にもかかわらずスイスイ読めてしまう不思議さは相変わらず健在。 バチスタシリーズの完結というより東城大学病院と桜宮一族の最終対決 と言ったところでしょうか。私は関連本全部を読んでなく、 両者の因縁については知識ほぼゼロでしたがそれでも この本の内容だけで因縁の概要を知り楽しむことができました。 また本作でもさりげなく医療問題の話が出て来て面白かったです。 ・解剖(破壊的検証)の限界->AI(非破壊的検証)のメリット ・ネット時代、知識に溢れたモンスター患者の存在 など。 このシリーズ特有のどんでん返しもしっかりあります。 今回はすごく小ネタですが、それでもどんでん返しがあると ああバチスタシリーズらしいと思えて笑みがこぼれます。 難しい言葉、多数の登場人物、AI、どんでん返しetcと まるでシリーズを総括したような内容でした。 著者はこのシリーズを通してAIの優位性・必要性を訴えて来たと 思いますが、現実世界ではどこまで進んでいるのでしょうか? 私が見る限り新聞でその手の記事を見たことは皆無です。 小説の中だけでなく、現実世界でもAIが進み 死因不明問題が少しでも解決されることを願います。 | ||||
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外しはしないんですけど、 昔のような感動がなくなってしまった。 全部読んでるんですけどね~。 光の剣かな自分の一番は。 | ||||
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『チームバチスタの栄光』に始まるメディカルエンターテイメントシリーズの完結編らしい。 (っていうか、『ブレイズメス1990』とか『極北クレイマー』とかその他諸々もシリーズ名があるのだろうか?) 海堂尊は『バチスタ』以来(全部と言えないところが悔しいのですが)そこそこ読み込んでいるので、 唐突に出てくる人物の名前やエピソードに何とかついていけるのですが、ほとんど読んでいない人や本作が海堂尊初めて!って人はちょっとつらいかもしれません。 実は、このメディカルエンターテイメントシリーズはというか、白鳥圭輔がからむシリーズは、ドタバタが過ぎてあるいは無理やりミステリータッチにしているのが気になって、 氏の作品の中ではあまり好きな方ではないのですが、相変わらずのハイテンションに煽られる感じでどんどんと読み進んでしまいます。(新キャラクター“アリジゴクの砂井戸” が引き起こす“落ち”がバレバレだったりするのもご愛嬌です) また、ドタバタエンタメの衣を被りながらも、氏の日本の現状の医療体制を憂う真摯な想いは相変わらずビンビンと伝わってきます。 完結編と言いながらもAiシステムの推進は、氏のライフワークに違いなく、新たなキャラクターを立ち上げて新シリーズがきっと始まるに違いないと確信しています。 | ||||
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本屋で探して買うより、直接自宅まで届けてくれるので便利です。内容はもちろん一緒です。海堂尊ファンなら便利では? | ||||
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これは一大事! 本書の帯に「バチスタシリーズ、ついに完結!」とあるではないか! ま、ま、まさかッ! 「バチスタシリーズ、永遠なれ!」と思う絶大なファンならずとも、衝撃のあまり、ページをめくる手が震える。 面白い!! のっけから引き込まれる面白さに、いつしか手の震えも忘れる。毎作読者を多いに楽しませる東城病院の高階院長と不定愁訴外来、人呼んで「愚痴外来」担当の田口医師との軽妙なる会話のやり取りにニヤニヤが止まらない。例によってテンポの速い展開に胸がすく 。「医療もの」を読む楽しみは、むろん常に最高域で提供される。 楽しみながら読み進めるうちに、ふと気が付くとストーリーはぐいぐい潮の高さを増し、手に汗を握り、あたかも頭に血が上る感さえ。読み終えると、どっと疲れが出る。 さてそれでだが…… 帯の謳いのとおり、バチスタシリーズは終焉なのか!? その問いについては、当然ながらお答えは差し控えよう。 と言っておいてなんなんだが、人はいかなる状況に於いても「希望的観測」という花を胸に挿して歩きたい存在であるらしいと思う次第ではある。 夜闇の先には常に朝日が用意されているというものなのだ。 | ||||
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本書単体だけ読むと、回答編とエピローグの「それぞれの半分」を読むような感じになると思われます。 他の作品は多少ファンサービス的な言及にとどまっていることもある他作品の登場人物が 本作ではがっつり絡んできますので、バチスタシリーズ五冊、バブルシリーズ三冊、 螺鈿迷宮までは読んでおくことをお薦めします。バチスタシリーズはむしろ優先度は低いかも。 で、本書と輝天炎上を続けて読まれることをお薦めします。この二冊はほぼ同じ時系列です。 たまたま自分はここ4年ほどシリーズを放置してて復習含めて一気読みしたので非常に楽しめましたが、 出版の順序からするとラッキーなケースなのではないかと思います。 ここまでまとめちゃうならもう少し出版の順序とかも戦略的にした方が良かったんじゃないですかね。 シリーズで出版社が違うというのもなんとも変な話というか。 | ||||
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シリーズは一通り読んでいます。今回も一気に読める、読みやすさ面白さでした。 白鳥&田口シリーズ完結となっていて、残念ですが、他シリーズでちょこちょこと出てきてくれることを期待しています。 | ||||
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田口と白鳥のコンビによる本シリーズは一応完結。 シリーズを通して楽しめました。 ただし「バチスタ」で見られたような謎解きは 残念ながらありません。 期待して読むと当てが外れます。 桜宮を舞台にした物語自体はまだ続きそうです。 先のコンビが登場するかは分りませんがどこかで 姿を見せる時を楽しみにしたいと思います。 | ||||
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チームバチスタから、すべて読破している者にとっては、新刊が出るとすぐに購入してしまいます。そして、ちびちび読めばいいものをあまりの面白さに、1晩で読んでしまい、翌日からは、部分読みと自他共に認める熱心な読者です。 いろいろな登場人物が鍵になっているので、通読をお勧めします。 | ||||
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医療を題材にしたミステリーエンターテイメント小説「バチスタ」の完結編 「チームバチスタ」では、手術室という密室で起きた殺人に対して 鮮やかでスピード感のあるエンターテイメント小説の完結編だそうです。 あらすじは、病院経営も赤字続きで厳しさを増す東城大学病院でも 唯一明るい話題としてAiセンターを設立することに。 そのセンター長に「昼行灯」不定愁訴の田口医師がなり、 これまた、無駄にヤンキーな医師と、40トンを超える巨大MRIが 設置される。 このAiセンター、見てくれがなぜか螺鈿迷宮に似ているとか 脅迫状がやってくるとか、曰く因縁だらけでとても明るい話題と 能天気になりきれない所が伏せんになっています。 登場人物も完結編と意気込むこともあり、なつかしの人たちが 勢ぞろいしてます。特に螺鈿迷宮の姉妹が忘れずに登場している だけでも私的には満足です ただ、フルメンバーの弊害、物語の薄っぺらさはそこはかと感じます ミステリーの謎解きの面白さというより、先が読めてしまう残念さは ちょっと力抜き過ぎの感があります。また、完結編として色々な 謎がこの巻で回収されるのかなと期待して読んでいたのですが 逆に色々、伏線ばかり残してゆくという、これまでで、ありえない 形の小説になっています。 完結編として期待していた所が大きいせいか、ちょっとどうかな という内容でしたが、久しぶりに登場する個性的な面々に 文字の上で再会するこの本、完結編なのに今後の展開が 楽しみです。 | ||||
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いくらなんでも完結は無理でしょと、読前から思ってましたがw案の定、たったの一巻で広がりきった伏線を回収出来る訳もなく。。。 一定の区切りとしては上出来かと。面白いです、最近無敵だった田口先生を弄り倒しハメまくる腹黒病院長と東堂ウルトラスーパーバイザー。田口先生は無敵じゃダメなんですよねwアリドネアを推理小説って捉えている方には不評でしょうね。(あんなもんMRIの説明がネタばれしてんだから推理もへったくれも無いでしょうに。)しかし、各々の将来の伏線はしっかり振ってあるんで、物語は続く。その中で、田口白鳥コンビは登場せざるをえないでしょう。今後に期待の一巻です。あと、気になったのが、人物、状況の説明にページを割きすぎてる感じが、メインターゲットの読者には復習作業は必要ないでしょうから、ストーリーの進展にページを割いていただきたかった。 ソコで星一個マイナスです。あと時系列破綻してないですか? | ||||
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バチスタシリーズ完結、つまり田口白鳥コンビの最終作を歌っている今作。 確かに田口白鳥シリーズとしては最終巻になるのでしょうが、謎を残し桜宮サーガ自体は終わらない、という形で終了しています。 バチスタ、アリアドネのような謎解きははっきりいって期待しないできません。 さらに螺鈿迷宮、ブラックペアン、極北クレイマーを読んでいないと楽しめません。 しかし、 ここまでの桜宮サーガが楽しめている人にはたまらない一冊です。 特にラストは美しい。 賛否両論あると思いますが、これからは天馬君の活躍に期待して星5とさせていただきます。 | ||||
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