フィデル誕生: ゲバラ漂流 ポーラースター3



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    初公開日(参考)2019年04月
    分類

    長編小説

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    フィデル誕生 ポーラースター3 (文春文庫 か 50-4 ポーラースター 3)

    2019年04月10日 フィデル誕生 ポーラースター3 (文春文庫 か 50-4 ポーラースター 3)

    19世紀末、キューバの独立戦争に米西戦争で介入した米国が勝利し、スペインの後釜に居座った。スペイン軍の少年兵アンヘルは仲間と脱走し、サンチャゴ・デ・クーバで戦後、財を築く。その彼が小作の娘に産ませた男子こそ“幼き獅子”フィデル・カストロだった。キューバ革命の英雄カストロ父子を描いた、シリーズ第3弾。(「BOOK」データベースより)




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    No.1:
    (5pt)

    いきなりカストロ それも親父の話から

    ゲバラの南米大陸全般での放浪時代を描いた1巻、2巻から本3巻では突然、場所と時代を換えて19世紀末のスペインからキューバ、みわたせば独立戦争・米西戦争だ。しかも前半はカストロの親父とその相方が主人公だ。フィデル・カストロを描くために親父の人生から始めるという年の言った語り方に、本作はゲバラ主体で行くのかと思っていたがカストロも脇役でなく一方の主役として現れてきた。
     それにしても2巻は中南米各国総覧という感じで、それぞれの国の歴史・社会・政治・人物に関する解説の分量が多くて、登場人物も多くてまとまりに欠けて、全体に観光案内書のような印象が強かったが、本巻ではキューバ一国に絞られていたおかげで、観光案内書要素は抑えられた形で、ストーリー展開の部分とのバランスが読みやすく感じた。その上で「チーム・バチスタ」シリーズでもおなじみの登場人物の軽妙なやりとりがテンポ良く描かれ、著者の得意技を堪能することができた。著者の人物描写は漫画の長所を文章で発揮するようなところがある、と今更気付いた。
     本作品におけるフィデル・カストロ少年はIQがとんでもなく高そうな発達障害者として描かれていて、みなもと太郎氏の漫画「風雲児たち」に登場する大村益次郎を連想してしまった。本作のエピソードがどこまで史実通りなのかと思って少しだけ調べると、ルーズベルト大統領の手紙の件は事実らしい。そう考えるとカストロ=IQがとんでもなく高い発達障害説は親父〜爺となった後年の長時間演説エピソードとも平仄が合ってくる。
     それにしても3巻でこうなると本作品は今後どこまで対策となるのか?それも楽しみなところだ。
    フィデル誕生 ポーラースター3 (文春文庫 か 50-4 ポーラースター 3)Amazon書評・レビュー:フィデル誕生 ポーラースター3 (文春文庫 か 50-4 ポーラースター 3)より
    4167912554



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