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氷結の森
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氷結の森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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訳ありとはいえ、樺太からロシアへの逃避行。 氷結した大地と奔放な生への執着をもった男の逃避行。 いいですね。 彼のその後をぜひ作品にしてください。 | ||||
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さすが、熊谷作品、冒険(推理)小説だけど、ノンフィクションのようで、樺太の歴史、民俗等を あらためて勉強させてもらった。 | ||||
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主人公の試練に耐えながらも、あくまでも無垢な生きざまに感動。 | ||||
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氷結の森 熊谷達也 集英社 2007 熊谷氏(1958− )の作品はだいぶ読んだ。邂逅の森が良かったからだ。多くの作品に動物や自然と生きる人々が登場する。しかし、その後、ちょっと期待外れの作品が続いたこともあって彼の作品から遠ざかっていた。そして久々に買い置いてあったこの熊谷作品を読んでみた。 今回の作品は日本を離れシベリア、サハリン、ソ連が舞台となる。どこか黒沢明監督のデルスウザーラを想い出させる様な漁師が登場したりする。おそらく参考文献として挙げられている多くの書を読み込んで書かれたからだろう。 フィクションでありながらリアリティーを持って読み進んでしまう。 1人の男、それを取り巻く人々、そこには他者との関係性無しには生きられない人間のサガが見える。 | ||||
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邂逅の森、相剋の森と読んできて、完結編というので手に取りました。前作相剋の森は、正直星をつけるなら2つまでだなと思っていたので、それよりはかなりいいと思います。お恥ずかしい話ですが、北海道のアイヌのように、樺太にも先住民族がいたことを全く知らなかったくらいなので、樺太・サハリンのこの時代の情勢だけでもかなり興味深く、マタギは全然関係していなくてもことのほか楽しんでページがめくれました。作者のナルシシズムが匂ってきそうなくらい完璧過ぎる主人公には、正直人物造形としてやりすぎなんじゃあないの…と思ったりしましたが、エンターテイメントに徹したのかなと思います。読書にページをめくる楽しさだけではなく、思索的なものを求める方には邂逅の森が一番おすすめですが、お話として楽しいのは(舞台設定の珍しさ、物語の起伏、主人公や登場人物への共感といったようなものをお求めなら)こちらが一番かも知れません。お若い方にはウケがよさそうな気がします。 | ||||
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一気に読んでしまいました。 日露戦争からシベリア出兵まで歴史の嵐に翻弄された人々大変興味深く読めました。 確かに東北地方が舞台でなかったのは残念ですけど。 いわゆる少数民族への蔑視、友情など別な視点に立った点は楽しめました。 星が4個で終わったのは 1、値段高すぎ! マイナス0.5 2、マタギの話しを期待していたから マイナス0.5 以上で4としました。 個人的には外れが少ない作家だと思います。 | ||||
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「森」三部作の完結版として、発表された。今回の主人公はマタギであったが、「熊」は出て来なかった。熊の代わりはパルチザンであり、「森」の変わりはロシア革命か? この作品で主人公のマタギらしさは、気骨な精神と銃の名手であると心得ました。購入前は、失敗の前作「相剋の森」はともかく、「邂逅の森」を凌ぐ作品であることを期待しました。しかし、「相剋の森」を超えたものの、「邂逅の森」の足元にも及びませんでした。愛読者のひとりとして、主人公をゴルゴ13の如くに仕立てるよりも、むしろ自然との共存の視点に立つ、「漂泊の牙」や「モビードール」の視点を取り入れて戴きたいと考えます。 平凡な作品で残念でしたが、今後も純文学を描く中堅作家への期待として、評価は「4」とします。私の好みで悪しからず… | ||||
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