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トラップ・ハウス



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【この小説が収録されている参考書籍】
トラップ・ハウス
トラップ・ハウス (光文社文庫)

トラップ・ハウスの評価: 3.00/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

密閉空間閉じ込められ系、は大好きなんですが・・・

密閉空間に閉じ込められた複数名の男女だけで、過去に起きた事件の
真相をあばいていく…と聞くと、岡嶋二人さんの名作『そして扉が閉ざされた』
を思い出しますが、残念ながら本作は「佳作の下」という感じでした。
密閉空間である以上、真相に迫るための材料は「各人の記憶と話す内容」
のみですから、そんな限定条件下どうやって「じわりじわり」と
真相に近づいて行くのか。そこがキモになりますよね。
でも本作は、

・え? 過去の事件ってそんだけ?
・閉じ込めていたぶる、の意味がほとんど無いのでは?
・(閉じ込めた)犯人が(過去の事件の)犯人をあぶり出すために、
 実は要所要所でさりげなく「閉じ込められた人たち」の意識を誘導
 していた…ってのが全く無いんで、最後に(閉じ込めた)犯人が分かっても
 ふーんって感じ。
・無駄に人数多いわりに、真相に絡んでくる人はごく数名。しかも、その「ごく
 数名」のキャラすらも立ってない
・水が無い!食料も無い!とわかった時点で、普通は真っ先に確認するよね(笑)

と、こんな感じで。
じわりじわり→ゾクゾクッ→うぉぉ、そうだったのか!!!
というカタルシスを感じることなく、淡々と読み終えてしまいました。
ついでに言うと、「過去の事件の被害者が事件時にとった行動」も
なんかよく分からないですね。
というわけで、星三つです。
トラップ・ハウス (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:トラップ・ハウス (光文社文庫)より
4334768253

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