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トラップ・ハウス
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トラップ・ハウスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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密閉空間に閉じ込められた複数名の男女だけで、過去に起きた事件の 真相をあばいていく…と聞くと、岡嶋二人さんの名作『そして扉が閉ざされた』 を思い出しますが、残念ながら本作は「佳作の下」という感じでした。 密閉空間である以上、真相に迫るための材料は「各人の記憶と話す内容」 のみですから、そんな限定条件下どうやって「じわりじわり」と 真相に近づいて行くのか。そこがキモになりますよね。 でも本作は、 ・え? 過去の事件ってそんだけ? ・閉じ込めていたぶる、の意味がほとんど無いのでは? ・(閉じ込めた)犯人が(過去の事件の)犯人をあぶり出すために、 実は要所要所でさりげなく「閉じ込められた人たち」の意識を誘導 していた…ってのが全く無いんで、最後に(閉じ込めた)犯人が分かっても ふーんって感じ。 ・無駄に人数多いわりに、真相に絡んでくる人はごく数名。しかも、その「ごく 数名」のキャラすらも立ってない ・水が無い!食料も無い!とわかった時点で、普通は真っ先に確認するよね(笑) と、こんな感じで。 じわりじわり→ゾクゾクッ→うぉぉ、そうだったのか!!! というカタルシスを感じることなく、淡々と読み終えてしまいました。 ついでに言うと、「過去の事件の被害者が事件時にとった行動」も なんかよく分からないですね。 というわけで、星三つです。 | ||||
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