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トラップ・ハウス
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トラップ・ハウスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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石持氏の作家デビュー10周年記念としてリリースされた長編本格ミステリー作品。 トレーラーハウスに閉じ込められた大学生達が内部での連続殺人に遭遇するという超限定空間ミステリーである。 著者がまだデビュー前に本格推理に掲載されたエレベーター内での殺人事件という短編があったが、いわばそれの拡大再生産バージョンとも言うべき作品で、原点回帰とも言える作品だ。 あいかわらず、強引な動機に犯行計画に登場人物達の行動だが、これこそ氏の魅力である。 これを否定する人は基本この著者の本は読むべきではない。 魅力的な舞台設定に比べて終盤になるとやや尻すぼみな感じになってしまうが、まあ標準以上の出来である。 | ||||
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ストーリー展開がすごくてドキドキハラハラしました。犯人が意外な人物だったことに 楽しく読みました | ||||
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座間味くん新作に続き、こちらも快作と言えるかと思います。 ただし、こちらは石持節全開の若干エグ系な話の分、他の作品でも見られるようなちょっと無理ありすぎなところもあります。 冒頭シーンの「なぜ?」もほんとになぜそこまでする必要があるか、ネタが明かされてもどうも釈然としなかったり、 普通だったら最初に調べられていいところが、作者の勝手な都合でw最後まで調べられなかったり、まあ、いかにも石持らしい話で、 近作としてはブック・ジャングルあたりとよく似た読後感があります。 それでも最後まで謎を引っ張って緊張感を途切れさせないあたりはさすがで、個人的には高く評価したいと思います。 | ||||
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「狭苦しいトレーラーハウスに閉じこめられた卒業旅行の男女9人。ドアも、窓も、開けられない。混乱のなか、1人が命を落とし、悪意に満ちたメッセージが見つかる--。」 と紹介されていたので、てっきりみんなが死んでゆく中、犯人探しをするクローズドサークルものかと思ったのですが、犯人探しと言うよりは犯人の目的探しと言う展開。 はじめを読んで、てっきり本橋が主人公か?と思いきや話の展開は誰が主人公なのか判らない感じで曖昧に進んでしまい、魅力的な探偵キャラが登場しないのが、残念。 10周年に満を持してと言う作品では無いような。。。 | ||||
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アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)でデビューして早10年。 石持浅海氏の記念書き下ろし作品である。 大学卒業旅行として一泊二日のトレーラーハウスでのキャンプを計画した9人。 ドアを閉めた瞬間、トレーラーハウスは密室と化した。 ドアのノブは外され、窓は強化プラスチックでやぶる事ができず、窓の桟や布団の下には画鋲が仕込まれている。 そんな中、一人が命を落とす。 一時間ごとに鳴り響く目覚まし時計、時計の傍に置かれた犯人からのメッセージ。 「君たちはここから出られないよ、一生ね」 集まった9人には、大学が同じ・という以外に共通の・そして忘れたい過去があった。 過去を忘れさせまいとする復讐者の仕業なのか? その復讐者は、その場にいないもう一人なのか、それとも被害者のフリをして9人の中に潜んでいるのか? 極限下での推理が始まる。 「閉ざされた空間」「警察未介入」「果てなく続く論議」、そして犯人の「歪んだ動機」。 10周年記念ではあるが、新境地とまではいかない。 それでも、手を変え品を変え、よく噺を紡いでいけるものだと思う。 ある意味、安心して読める。 だが、そろそろ新たな展開が欲しい。 期待しながら星4つ。 | ||||
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