■スポンサードリンク


説教師 エリカ&パトリック事件簿



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
説教師 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)

説教師 エリカ&パトリック事件簿の評価: 4.17/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

清潔できれいな本が、すぐ送られてきました。

中古品とは思えないです。
第一弾の “説教師” を読んでる最中です、 次回作が気になり急いで注文しました。
北欧の小さな町の殺人事件が、きめ細かく人々の機微の繊細さの中で、不思議な形で進んでいき魅了されてます。
自分勝手な都合で、一部キャンセルをして、10円単位の金額の払い戻しが発生しましたが、丁寧に処理して頂きました。
手数と処理費用を掛けてしまい、申し訳なくて反省してます。
アマゾンの中古本(一冊一円の本が多い)を、最近何回か購入しました。
図書館や昔の古本屋さんのイメージとはかけ離れた、清潔なきれいな書物がすぐ入手でき便利です。
近くの地区センターの貸し出し図書と、平行して利用しています。
今後ともよろしくお願いいたします。
説教師 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:説教師 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)より
4087606074
No.3:
(4pt)

夢中で読みました

第1作の「氷姫」、第3作の「悪童」に続いて本書を読んだが、謎かけと筆力については1作に比較して数段アップしており、グイグイと追い込まれるように読み切ってしまった。
特に非常に不気味な一族の描写が絶妙で、次に何が起こるのか終始ハラハラさせられた。

残念なのは、現在の被害者の身元の割れ方にクッションがあったこと、最後のドンデン返しが確率的に非常に低いものをひっくり返す手法を取っているが、専門的知識のない一般的な読者では及びつかないものであることの2点。

普通の推理小説のように、最初からストレートにこの2点を種明かしすればここまで長編にはならないし、そもそもこの事件雰囲気の割には意外と単純な気がするでしょうか。(その部分筆力で補われているという感じはあるのですが。)

このシリーズ段々と主人公たちの私生活を描写する部分が多くなってきているが、検視官シリーズのように事件そのものよりも、登場人物の行く末に読者を引っ張るような方向に向かわないでくれればと思う。
説教師 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:説教師 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)より
4087606074
No.2:
(5pt)

シリーズ全冊を早く読みたい

翻訳が明快にして闊達、なおもイロニーの陰翳をなおざりにせず、まさに間然するところなし。デンマーク語で一読しただけなので、スウェーデン語の原文を詳しくは知らないが、これらの点においておそらくこの女性作家の原文章を凌駕するものではないか。ために、この作家の真骨頂ともいうべき物語の主流・支流の渾然、挿話の積み重ねと丁寧、場面転換の迅速・巧緻等々が極めて自然な形で受け入れられるのだと思う。ミステリーとしての込み入った謎解きの妙は大きくはないが、シリーズを通じてあたかも大河小説のごとく、エリカ・パトリック夫妻の過去・現在・未来が語られ解き明かされて行き、妹アンナの人生、エリカとの姉妹関係、警察内の人間関係等々も成長変化して行くさまは興味津々たるものがある。また、先進福祉国家と言われるスウェーデンにもその片田舎には古代北欧神話に繋がるかのような社会・文化現象が現存するのかと思わせるようなところも興味深いものがある。訳者は、文学者であろうか、言語学者であろうか、スウェーデンの歴史・文化・社会に精通した底力が冒頭に書いた上質の翻訳と相俟って、このシリーズものを一大知的エンターテイメントに仕上げている。ぜひ早くシリーズ全体をこの訳者の翻訳で読みたい。
説教師 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:説教師 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)より
4087606074
No.1:
(5pt)

続編が待ち遠しい

前作「氷姫」の印象が薄れてきた頃に、発売され早速読みましたが
もう夢中で最後まで読みました。

前作とは一変、今回の主人公はパトリック。
前作のようにエリカが推理して、という感じではありません。
エリカが妊娠をしているので、パトリックが今回は頑張っています。

パトリックとエリカの家に入り込んでくる図々しい家族など、面白エピソードもたっぷり。

今回も前作同様、うまく構成出来ていて、最後まで犯人は誰?状態が続きます。
被害者の家族の気持ちなどもよく表現されているので、感情移入が出来てより楽しめました。

エリカの妹、アンナとの話も少しだけ進展しましたが
イライラさせられたりと、相変わらずの登場人物が出てきます。

最後の終わり方もなかなか良く、次回が待ち遠しいです。

スウェーデン小説、恐るべし実力です!
説教師 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:説教師 エリカ&パトリック事件簿 (集英社文庫)より
4087606074

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!