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死命
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死命の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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世間的・社会的には成功しているが、殺人欲求が衝動的に高まってしまう男が欲求をついに抑えきれず、実際に手をかけてしまいそこからさらに連続殺人犯となるに至るまでの心理描写などはとても引き込まれました。 後半、犯人を追いつめていく辺りや犯人が抱えていた過去の描写は、わかりづらかったり雑に感じる部分は少しありましたが全体的にはワクワク感あり楽しませてもらいました。 | ||||
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読みやすく、圧倒的な文章力で引き込まれて、先が気になり、一気に読みました。主人公には、かなり同情します。主人公は、劣悪な環境下で育ったという不幸な境遇を、その後の人生でどんなに成功しても乗り越えることは出来なかった。一方で、全く違う生き方をしてきた刑事が対照的に描かれます。二人とも余命僅かですが、することが全くちがう。私は、自分が余命僅かだと言われたら、何をするんだろうか、どちらに近い生き方をするんだろうかと考えさせられました。印象に残る作品でした。 | ||||
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二人の人間の命を賭した死命。片方は刑事、片方は犯人。正反対の二人がそれぞれの使命の下、物語は展開していく。序盤から犯人が明かされた上でストーリーが展開していくことに興味が削がれるかと思いきや、ラストに向けて張り巡らされた伏線が徐々に明らかに・・。薬丸作品は三作目だが、一番良かった。ラストは悲しい展開ながら、どこかハッピーエンドに感じさせて涙を誘う。星五つ。お薦め。 | ||||
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とても面白かったです。 こんなに続きが気になりスラスラと読みたくなる本はなかなかないと思います。 | ||||
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はじめにレビュー書いてる方で星1のヒロインを犯人が殺したところまでで読むのやめたってありますけど、犯人はヒロイン殺してませんから。 途中までしか読まず自分で勝手に解釈して星1レビューはないんでないの? 薬丸岳さんの作品は本当に一気読みできて、はずれなしですね | ||||
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どれを読んでも面白いのです、 やや寝不足になってしまいますが 読む価値アリです。 | ||||
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幼いころの出来事が殺人鬼を生み出す。殺したい。殺したい。殺したい。 大切な人とのセックスの最中に沸き起こる衝動に苦悩する榊。 そんな時、余命数ヶ月と、末期ガンの宣告を受け、己の欲望に忠実に生きようとする。殺人鬼の誕生だ。 妻の死に目に会うこともせず、事件の解決に奔走する蒼井。彼もまた余命数ヶ月の末期ガンの宣告を受ける。 二人の男が、互いの死命を全うするべく戦う。ひとりは株の取引で得た莫大な資金力で。ひとりは長年培った刑事の勘で。 榊と色んな意味で肉薄する蒼井にもどかしさを感じ「犯人そこそこっ」と、悶えそうになる。岳の術中に嵌まっていたようだ。面白い。 | ||||
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死に怯える者と、死をものとも思わない者。 2人がそれぞれ死の淵に立った時、不覚にも涙が止まらなくなりました。 刑事として最期を迎える者、刑事として大きく成長していく者、様々な対比がとても印象的でした。 刑事ものが好きな人にオススメです。 | ||||
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犯人も警察官も、死ぬ運命と分かった後で人はどんな行動に出るのか、なかなか面白かった。主人公の1人であった女性がかんたんに死んでしまったのには(それも犯人に殺されるのではなく事故死)、ちょっとびっくり。これは必要なかったんじゃない? | ||||
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まず、物語の構成が良くできている、著者には珍しく、文章の表現が、重厚である、登場人物のキャラクターが、よくできている、だから傑作サスペンス作品にできあがつた、 | ||||
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ぱっと読み終えた! 岳さんの本には本当外れがないですね。 1番すきな作家さんになりました。 | ||||
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ガンに侵され、余命少ない男が2人出てくる。 1人は、自らの欲望に忠実に殺人を重ねていく。 もう1人は、刑事として犯人を追う。 犯人が判明してからの展開は読みごたえがあった。 中盤から後半へ掛けて、一気に読んだ。 犯人の過去の体験や殺人に至る理由については、 強引さを感じてしまった。 | ||||
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どれだけ成功使用とも、自分が死んだことを誰も悲しんでくれない、争いが起こるような最期は悲しい。 それよりも、あまり財産を残せなくても、自分の死を悔やんでくれる、思い返してくれる人がたくさんいる最期を迎えたい。 そんなことが、読んだ後に頭に浮かんだ。 | ||||
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期待以上に面白い作品でした。薬丸岳さんの作品は全部当たりです。 | ||||
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自らの殺人への欲求を満たそうとする犯人、それを追う刑事。しかも、両者共に余命幾ばくかという数奇な運命。犯人が殺人に駆られる理由は…結末は… 相変わらず薬丸岳の作品は最後まで一気に読ませてくれる。 救いは無いだろうと思う重いテーマのストーリーなのだが、最後には涙が… | ||||
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ヒロイン澄乃が過去の「あの事」と後悔し言い続けている事の出来事は容易に想像がついてしまう。これはちょっと引き摺り過ぎていて些か冗長。これまでミステリや薬丸岳氏の作品を読んだ人なら分かるだろう。それでも、死の淵に立って殺人に快楽を求めずに居られない主人公榊の凄惨さは面白い(不謹慎だが)。澄乃が渡したというペーパーナイフ。あれを何に使うのか……想像はついたが、やはりか、と思ってもああ、やっぱり、というこちらの推理力が嵌った瞬間は爽快だった。蒼井との攻防も見所。どちらも癌に冒され余命僅か……まさに死命。虐待されて育った子供は、いつか過ちを犯すのだという巷説の金字塔のような作品だった。読みやすくて数時間で読んだが、読後感は悪くなかった。 | ||||
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薬丸岳は、とても好きな作家で、新刊が出ると必ず読んでしまう。 警察、犯罪、その裏のニューマンドラマを扱った少し重めの小説が多い。今回の設定も、設定はとても暗いし、特に、この連続殺人犯は、女性を絞殺する誘拐犯でもあり、こういう設定だと、他の作家の作品であれば、途中で投げ出すことが多いのだけど、薬丸作品は、引き込まれるように、あっという間に読破してしまった。 刑事も犯人も、どちらも数ヶ月の余命を残す末期ガン患者で、それぞれの家族、恋人、そして、同僚を取り巻くヒューマンストーリー。 | ||||
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「天使のナイフ」はもう超えなくてもいいんじゃないか?などと思ってしまうくらい、エンタメ路線に舵を切ったおもむきがある薬丸岳。 前作の「ハードラック」同様に展開が派手めな作風になってきている。元々テンポの良い文章には定評がある作者なので、この手の小説は合っていると思う。 ストーリーテリングの上手さは東野圭吾に近いものがあるなとさえ思う。 初期の頃の作品のような深いテーマと比べれば物足りなさはあるが、比較さえしなければエンタメ作品としてはまあまあの出来栄えではないか? ただ、実力のある作家さんなので、高野和明がじっくり時間を掛けて「ジェノサイド」を書き上げたように、時間を掛けてでも「天使のナイフ」を超える深く重い作品を書き上げて欲しいなと切に願う。 | ||||
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