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死命
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死命の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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末期ガンで死にかけの連続殺人犯vs末期ガンで死にかけの刑事。本作は一言で言うと瀕死同士の追いかけっこです。 犯人は最初から隠してないですし、なにかトリックがあるわけでもない。ミステリーではないですね。死生観が主題のヒューマンドラマかな? ベテランの作家さんなので文章はめちゃめちゃ読みやすいです。ただ「天使のナイフ」など他作品に比べると軽すぎる気がした。刑事も犯人も末期ガン同士で死がテーマの話なのだからもう少し重厚な文章だったらより没入できたかも。 犯人の過去のトラウマやヒロインの最期の一言など色々重要なポイントはあったのに全部サラッと済ませちゃってもったいない。犯人と刑事が相対するラストは一番の見せどころなのに最後色々詰め込んで駆け足で終わってしまった。犯人の母親とか急に生えてきて急に消えたので(こんなあっけないのが犯人の動機の元でいいのか…?)ってちょっと困惑した。いや母親の虐待は酷いんですけどね。描写があっさりすぎる上にラストでも出てこないし拍子抜け。 ラストまで引っ張ったヒロインの遺言も普通のセリフすぎて肩の力が抜けました。引っ張るほどのセリフではないような…。 前述の通り犯人も刑事も序盤から虫の息でヨレヨレなので読んでて恐怖や緊迫感はありませんでした。残された命をどう使うかが主題なのでそれでいいのかもしれない。詰めの甘さは感じるけど、まあまあ面白かったので評価は☆3くらいで。 | ||||
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性的欲求が高まると殺人衝動が起こる男は、余命宣告を契機に欲望を開放する。連続殺人を犯す男を追うは、同じく余命宣告された刑事。という、現実的かどうかは置いておいて、出だしは、グッとくる設定だ。 最初から落としどころは想像がつき、想定の範囲内に収まってしまうのだが、飽きさせずに上手くラストまで引っ張っていってくれる。著者の作品に期待する運命が交差するようなプロットはいまひとつだろうか。家族の再生の物語にしてしまうのは、できすぎかもしれないな。 刑事の勘という昭和なモチベーションはちといただけない。 | ||||
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余命を宣告され、本能に従うまま殺人を重ねる男。 同じく余命を宣告され、犯人逮捕に執念を燃やす刑事。 追うものと追われるもの命を懸けた死命の物語。 なかなか面白かったです。 | ||||
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ありえないストーリーだなと最後まで思いながら読み続けました もう少し現実にありそうなストーリーなら☆4は確実なのですが | ||||
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死命 普通でした。\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\ | ||||
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なんかこわかったけどがんばって読みました。でも読んですっきりというわけにはいきませんでした。 | ||||
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面白く読ませていただきました。 | ||||
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欲望に忠実に生きる男、事件を追い続け刑事としての使命を果たそうとする男、過去に後悔し続けながら秘密を抱える女の3人の視点で物語りは展開される。 著者の作品らしく、前半から中盤はぐいぐい引き込まれていく。病気と闘いながら命を削る男たちと秘密を抱える女がどうなるのか非常に楽しみだったのだが、終盤は驚愕するようなことがなく、期待が大きかった分、物足りなかった。 また、登場人物はそこそこ出ているだが、どの描写も中途半端な感じで、他のレビュアーも記載されている通り、「全体的に薄い」印象があった。 | ||||
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『天使のナイフ』に大感動して以来、薬丸さんの本は欠かさず読んでいますが、 自分にとって『天使のナイフ』の魅力は ・重〜いテーマ ・内容自体&文体にも「軽さ」が無い、というか、かなり重い(良い意味で) ・でも読みやすいし、「先が気になって仕方が無い!」というエンタテイメント性溢れる展開 ・おまけに、大どんでん返しまである この4つでした。 でも、『悪党』以降は1〜4番のどれかが欠けているというか 「面白かったけど…薬丸さんに求めているのはこれじゃない」みたいな。 で、今度こそ!の期待を込めて読んだ『死命』なんですが、残念ながら 今ひとつでした。 なんと言 うか、薄いんですよね。「軽い」ではなく「薄い」。 殺人犯、ヒロイン、刑事のメイン三人それぞれが心の奥に闇を 抱えているのですが、その真相が「え?それだけ?」と言いますか。 例えば『天使のナイフ』を読んだ時は、殺された奥さんが抱えていた 「心の闇」が全て明らかになった際には、「うぉぉぉっ」と心が震えたものですが、 そういう凄まじさが無かったです。 連続殺人の動機も、最後に◎◎を殺そうとした理由も、なんか 曖昧ですし。 ということで、星三つです。 | ||||
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