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死命
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死命の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全31件 1~20 1/2ページ
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世間的・社会的には成功しているが、殺人欲求が衝動的に高まってしまう男が欲求をついに抑えきれず、実際に手をかけてしまいそこからさらに連続殺人犯となるに至るまでの心理描写などはとても引き込まれました。 後半、犯人を追いつめていく辺りや犯人が抱えていた過去の描写は、わかりづらかったり雑に感じる部分は少しありましたが全体的にはワクワク感あり楽しませてもらいました。 | ||||
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末期ガンで死にかけの連続殺人犯vs末期ガンで死にかけの刑事。本作は一言で言うと瀕死同士の追いかけっこです。 犯人は最初から隠してないですし、なにかトリックがあるわけでもない。ミステリーではないですね。死生観が主題のヒューマンドラマかな? ベテランの作家さんなので文章はめちゃめちゃ読みやすいです。ただ「天使のナイフ」など他作品に比べると軽すぎる気がした。刑事も犯人も末期ガン同士で死がテーマの話なのだからもう少し重厚な文章だったらより没入できたかも。 犯人の過去のトラウマやヒロインの最期の一言など色々重要なポイントはあったのに全部サラッと済ませちゃってもったいない。犯人と刑事が相対するラストは一番の見せどころなのに最後色々詰め込んで駆け足で終わってしまった。犯人の母親とか急に生えてきて急に消えたので(こんなあっけないのが犯人の動機の元でいいのか…?)ってちょっと困惑した。いや母親の虐待は酷いんですけどね。描写があっさりすぎる上にラストでも出てこないし拍子抜け。 ラストまで引っ張ったヒロインの遺言も普通のセリフすぎて肩の力が抜けました。引っ張るほどのセリフではないような…。 前述の通り犯人も刑事も序盤から虫の息でヨレヨレなので読んでて恐怖や緊迫感はありませんでした。残された命をどう使うかが主題なのでそれでいいのかもしれない。詰めの甘さは感じるけど、まあまあ面白かったので評価は☆3くらいで。 | ||||
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読みやすく、圧倒的な文章力で引き込まれて、先が気になり、一気に読みました。主人公には、かなり同情します。主人公は、劣悪な環境下で育ったという不幸な境遇を、その後の人生でどんなに成功しても乗り越えることは出来なかった。一方で、全く違う生き方をしてきた刑事が対照的に描かれます。二人とも余命僅かですが、することが全くちがう。私は、自分が余命僅かだと言われたら、何をするんだろうか、どちらに近い生き方をするんだろうかと考えさせられました。印象に残る作品でした。 | ||||
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大体の事が刑事の感で解決してしまう 所がつまらない。 | ||||
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スラスラと読めて一気読みで読み終わったけど 読後感は悪い、救いようのない終わり方だし ご都合主義的な展開が多く どの登場人物にも共感も感情移入もできない そもそも説明にあるような連続殺人鬼と刑事の息詰まる攻防というような ハードボイルド小説でも何でもなく 基本的にドロドロした昼ドラのような描写が多くてげんなりする 胃がんで余命数カ月と知った主人公がやりたい放題に欲望を発散させ そして同じように胃がんで余命数カ月と知った刑事が犯人を追うと ただこれも刑事の勘でスタンドプレーをするせいで周りから反感を買って 犯人の特徴の核心をついたり、証拠につながるような物を掴んだりしても 信用されないとストレスのたまる展開が続くし とても読んで面白かった、よかったと思えるような作品内容ではない | ||||
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二人の人間の命を賭した死命。片方は刑事、片方は犯人。正反対の二人がそれぞれの使命の下、物語は展開していく。序盤から犯人が明かされた上でストーリーが展開していくことに興味が削がれるかと思いきや、ラストに向けて張り巡らされた伏線が徐々に明らかに・・。薬丸作品は三作目だが、一番良かった。ラストは悲しい展開ながら、どこかハッピーエンドに感じさせて涙を誘う。星五つ。お薦め。 | ||||
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性的欲求が高まると殺人衝動が起こる男は、余命宣告を契機に欲望を開放する。連続殺人を犯す男を追うは、同じく余命宣告された刑事。という、現実的かどうかは置いておいて、出だしは、グッとくる設定だ。 最初から落としどころは想像がつき、想定の範囲内に収まってしまうのだが、飽きさせずに上手くラストまで引っ張っていってくれる。著者の作品に期待する運命が交差するようなプロットはいまひとつだろうか。家族の再生の物語にしてしまうのは、できすぎかもしれないな。 刑事の勘という昭和なモチベーションはちといただけない。 | ||||
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とても面白かったです。 こんなに続きが気になりスラスラと読みたくなる本はなかなかないと思います。 | ||||
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はじめにレビュー書いてる方で星1のヒロインを犯人が殺したところまでで読むのやめたってありますけど、犯人はヒロイン殺してませんから。 途中までしか読まず自分で勝手に解釈して星1レビューはないんでないの? 薬丸岳さんの作品は本当に一気読みできて、はずれなしですね | ||||
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余命を宣告され、本能に従うまま殺人を重ねる男。 同じく余命を宣告され、犯人逮捕に執念を燃やす刑事。 追うものと追われるもの命を懸けた死命の物語。 なかなか面白かったです。 | ||||
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途中まで面白かったが、主人公が、おかしくなり出して、ヒロインを殺してしまう辺りから、主人公のキャラクターの一貫性がなくなりつまらなくなったため、途中で読むのをやめた | ||||
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どれを読んでも面白いのです、 やや寝不足になってしまいますが 読む価値アリです。 | ||||
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幼いころの出来事が殺人鬼を生み出す。殺したい。殺したい。殺したい。 大切な人とのセックスの最中に沸き起こる衝動に苦悩する榊。 そんな時、余命数ヶ月と、末期ガンの宣告を受け、己の欲望に忠実に生きようとする。殺人鬼の誕生だ。 妻の死に目に会うこともせず、事件の解決に奔走する蒼井。彼もまた余命数ヶ月の末期ガンの宣告を受ける。 二人の男が、互いの死命を全うするべく戦う。ひとりは株の取引で得た莫大な資金力で。ひとりは長年培った刑事の勘で。 榊と色んな意味で肉薄する蒼井にもどかしさを感じ「犯人そこそこっ」と、悶えそうになる。岳の術中に嵌まっていたようだ。面白い。 | ||||
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ありえないストーリーだなと最後まで思いながら読み続けました もう少し現実にありそうなストーリーなら☆4は確実なのですが | ||||
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書評として評価が高いようですが、ここに描かれている犯罪者の心理と行動は全く理解できません。死期が近づいているときの異常心理に起因する犯罪としてでも無理があるように思います。種々な出来事も偶然から生まれてきたようなものも見られ、非現実的な狂気の世界がベースになっている小説として見れば納得はできますが・・・。 | ||||
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死に怯える者と、死をものとも思わない者。 2人がそれぞれ死の淵に立った時、不覚にも涙が止まらなくなりました。 刑事として最期を迎える者、刑事として大きく成長していく者、様々な対比がとても印象的でした。 刑事ものが好きな人にオススメです。 | ||||
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犯人も警察官も、死ぬ運命と分かった後で人はどんな行動に出るのか、なかなか面白かった。主人公の1人であった女性がかんたんに死んでしまったのには(それも犯人に殺されるのではなく事故死)、ちょっとびっくり。これは必要なかったんじゃない? | ||||
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まず、物語の構成が良くできている、著者には珍しく、文章の表現が、重厚である、登場人物のキャラクターが、よくできている、だから傑作サスペンス作品にできあがつた、 | ||||
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ぱっと読み終えた! 岳さんの本には本当外れがないですね。 1番すきな作家さんになりました。 | ||||
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ガンに侵され、余命少ない男が2人出てくる。 1人は、自らの欲望に忠実に殺人を重ねていく。 もう1人は、刑事として犯人を追う。 犯人が判明してからの展開は読みごたえがあった。 中盤から後半へ掛けて、一気に読んだ。 犯人の過去の体験や殺人に至る理由については、 強引さを感じてしまった。 | ||||
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