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(短編集)
かたみ歌
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かたみ歌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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昭和世代のファンタジー好きならきっとハマります。 決してホラーではなく、優しくて情景豊かな描写は読む者を惹き付けます。それぞれ別々のお話の短編集ですが、ちょっとずつ重なりがあって、読み返すのも楽しいかも。飛ばさずに順に読むのが良いです。一気に作者のファンになりました。 | ||||
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花まんまを読んで次にこの本を読みました。 期待通りでした。 | ||||
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面白かった | ||||
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昭和な感じのする小説です。 下町のアカシア商店街を舞台に繰り広げられる、 人情味の溢れる怪異な短編が詰まっています。 近所をぶらぶら歩いてみたくなる一冊です。 | ||||
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もともと「花まんま」が大好きで何度も読んでいます。花まんまのノスタルジックでどこか悲しく、ちょっとゾクっとするような感じが好きな人は、好きだと思います。短編が何章かあるのですが舞台は全てアカシア商店街の為、どこかで繋がってる部分もあるし楽しい読み方が出来て大好きです。 | ||||
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昭和30年~40年代のある下町を舞台にした物語7編。 いつもながら舞台背景は当時のヒットソングを盛り込んだり、 細かいところまでよく描き込まれている。 その町には「アカシア商店街」というアーケードと、覚知寺がある。 覚知寺は彼岸と此岸を繋げるといういわれがある。 そして起こる不思議な出来事。 『おんなごころ』は人間の業の深さを感じさせる怖い物語だが、 その他はどこか懐かしさや人情味を感じさせる、いわゆる「ノスタルジック・ ホラー」である。 特に『栞の恋』がいい。朱川ワールド満載だ。 全編通してキーマンとなるのが、アーケードにある「古本屋の主人」。 登場人物たちは何らかの形で彼と関わる。 彼はなぜ全編を通して登場するのか。それが分かるのが最後の『枯葉の天使』。 『かたみ歌』の意味もそこで分かる。 朱川作品は、まず読んでもらわないことには良さが十分に伝わらない。 文中にある「どんなものであれ、魅力というのは言葉だけで伝わるものでは ありません」。これがすべてを語ってくれている。 | ||||
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いつもながらストーリー展開が上手い。 ジャケもイメージ通り。 さすがだ。 | ||||
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世にも奇妙な物語で「栞の恋」を見て、とても感動したので、 こちらの小説を購入しました。 アカシア商店街で起こる様々な不思議な物語が詰まっています。 背筋がすーっと寒くなる話、しかし同時に切なさも覚える、 そんなお話が多いです。 この小説を買うきっかけになった「栞の恋」が一番印象に残っています。 わたしは平成の時代しか知らない人間ですが、どこか懐かしい気持ちになりました。 短編が集まっているので、ちょっとした時間でも読書が楽しめます。 | ||||
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懐かしい昭和の頃の不思議なお話です。 7つの短編ですが、全て同じ街の出来事です。 読み終わると、全てのお話が繋がり収まるように感じます。 本の表紙のアカシア商店街の絵が、ピッタリです。 情などと言うものは、昭和に忘れられちゃったのかなとふと思いました。 | ||||
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『オルゴォル』を読み朱川秦人のことを知り、他の作品も読もうと思った。 本当は映画にもなった『赤々煉恋』を読みたかったのだけど、その時はなかったので本作を買うことにした。 読み始めたことはそんなに面白くないかなと思っていたけれど、進んでいくうちに面白くなっていった。 『夏の落とし文』『栞の恋』なども良かったが、心に沁みたのは『朱鷺色の兆』。 読んでいて、ふいに浮かんだのは、「人は誰でもいつかは死ぬ。だからこそ自分で終わらせてはいけない」ということだった。 たぶん、大多数の人はそんなことは考えもしないと思う。 だけど、ふいにそんなことが頭をよぎる瞬間があるかもしれない。 そんなときは、本作を、そして『アカシア商店街』のことを思い出してほしい。 | ||||
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家族に頼まれて購入。 母のお気に入りの作家センセイです。これからも購入します。 | ||||
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本の中の一編をTVドラマで見て、買ってみたのですが、よかったです。 | ||||
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過ぎ去って決してて戻らぬ昔、嬉しかったこと、しくじったことが思い返して一種の清涼剤。 | ||||
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少しドキドキするような恐怖感。胸をしめつけられる息もできない切なさ。そうでいて爽やかな気持ちになれる読後。間違いない秀作です。 読んで良かったと心のそこから思います。 | ||||
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だいぶ前に世にも奇妙な物語で「栞の恋」を見たのを思い出して 機会があったので買ってみました。 号泣とは言えないまでも胸がきゅっと締め付けられるような切ない気持ちでいっぱいになりました。 たった一言ずつ、だけどそれがすごく大切って多分今の時代じゃそうそう感じられないことなんだろうなぁ… これ目当てで買ったのだから当たり前ですが、 (ページ数の少なさに若干びっくりしましたが)やっぱり「栞の恋」が一番好きでした。 個人的には「夏の落し文」もおすすめです。 こんな良いお兄ちゃんは世界中探したってそういないと思います。 ホラーっぽいですが、怖いと思うことはほとんどなかったです。 (「おんなごころ」はちょっと怖かったけど) 私のように昭和を知らない、世代的に懐かしいと感じれない人でも、 「PCも携帯もないけど、こんな時代に生まれてたら…」と考えてしまう作品だと思います。 祖母や母が羨ましい… たぶんこの先もずっとこの本大切にすると思います。 買ってよかったです。 | ||||
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一個一個が心温まる短編。と思っていたら、やられました。 たった一時間の作品ですが、何時間もの映画を、それも一生残るような 充実した一時間をありがとうございました。 不思議な街、アカシア商店街の心温まるミステリー。ファンタジー? 確かによくあるテーマなのですが、単純な私は、何回こういう作品にあたっても 泣いてしまいます。 イルマーレとか、黄泉がえりとか、今会いに行きますとか、駄目ですね。 泣いてしまいます。 本当にありがとうございました。 お勧めです。 | ||||
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昭和30年〜40年代の東京の下町アカシア商店街を舞台にした7編の短編連作。 連作のテーマは死。強盗に殺された店主、母に殺された子供、特攻隊で死んでいった若者など、理不尽に殺された死者の魂が、この商店街に現れ事件をおこすという内容である。 「ホラー小説」ではない。怪異な事件がおこるが、それは未練を残した死者の魂がこの世をさまよった結果である。どの短編にも、死者たちの絶望、心の痛みが描かれており、怖いというより、悲しくなってしまう。死にきれない死者たちの魂の彷徨を、静謐な筆致で描いたセピア色の物語。読むほどにせつなくなってくる。 だが、未練を残した死者たちの切なく悲しいセピア色の物語は、最後の短編で様相を変える。作中の謎が明らかにされるとともに、いつしかセピア色の物語は救済と生に彩られた物語へと昇華してゆくのだ。ここに至って、読者はタイトルとなっている「かたみ歌」の意味を知るだろう。 最後の一行は鮮烈である。涙をおさえることはできなかった。 | ||||
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この本に収録されている7つの話は、全て“死”に関連しています。 しかし、決して人を怖がらせる話ではありません。 昭和40年代という時代と商店街という舞台を用いて、人の心理を鋭く描き出しています。 もの哀しいけれども心にしみる本です。 | ||||
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イイッ! 何回読んでもイイッ! 私は『わくらば〜』シリーズも好きで、あかしや商店街がちょっと出てきたとき、すごく嬉しかったです。 本の感想って、なんだかんだ言ったって結局その作品が強く心に残るか残らないかだと思う。 この本はめちゃくちゃ私の心に残りました。 『花まんま』より好き♪ | ||||
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人生経験をある程度こなし、まぁ平凡に暮らしていると ほんのりじんわりした気分になれる本です。 昨今、とても身近な話もあるので客観的に読むことをすすめます。 若くてぴちぴちした幸せな方にもすすめられます。 ただ、精神的に疲れている時や、処理できていない問題があったりすると、 他の方も書かれている通り、ダメージを受けることも有…です。 | ||||
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