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カフーを待ちわびて
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カフーを待ちわびての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全96件 1~20 1/5ページ
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雨の日の配達でしたが とても丁寧に包装されていて きれいに届きました | ||||
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本の外見は良かったがないようはまだよみおえていません | ||||
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きれいな本でした。ありがとうございました。 | ||||
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沖縄の離島の風景が目に浮かぶ、郷愁溢れるストーリーだった。主人公の青年は手に障害を持ち、幼い頃からイジメラれて来た。家業の商店を継いで、細々と暮らしているが、家庭を持つ同級生達の中で、ただ一人結婚を諦めている。この不器用で愚かな青年が、共感を誘う。 彼は本当に愚かで、突然現れた美人に、嫁にしてくれと頼まれて、大いに疑いながら、彼女に惹かれていく。実の所、彼女の正体は、と言うストーリ-だが、彼と正反対で、島にリゾート開発の話を持ち込んだ、やり手の同級生との対比が面白い。立ち退きに反対していた主人公が、結局折れてこの同級生を信用してしまうが、女性の正体も含め、主人公は愚直で、この同級生に踊らされてるだけだ。彼の愚かさを笑い、このストーリーの酷薄さを非難するのは、た易い。 だが、彼女を追い出してしまい、後悔して日本中を探し回ろうと言う主人公は、本当に単なる愚かものだろうか。不器用で結婚を諦めていた青年が、もしかすると不毛な恋愛に賭ける情熱を持ち得た事。私はこのラストを、一筋の光明を見せたものとして、高く評価したい。こんな愚かな青年だって、夢を見てもいい。苦いけれども、わずかな優しさに救われる、ラブストーリーだった。 | ||||
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読み終わってホッとしました。そして、続きが見たーい、そんな気持ちがいっぱいです。 | ||||
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一気読み | ||||
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恋愛小説だということだったが、私から見たら、弱い者いじめの本としか思えない。 右利きなのに、右手が開かない、お箸も、鉛筆も握れない少年。当然、小学校でいじめにあう。 自分を卑下してるから、女にも話しかけられない。ハンサムで頭の良い男の子は、浮気しても女たちにもてる。 大人になって、友達が次々結婚してるのに、自分は結婚できる気配もない。島に残って、小汚い何でも屋を継いで、細々と生きてる。 なんて人生なんだ! 女性の読者にとっては、理想の王子様に胸ときめかすのかもしれない。そのハンサムな同級生は、成功して帰ってくる。ますます、差が大きくなる。 そんなとき、絶世の美女が、お嫁さんにしてください。そんなこと、絶対あり得ない。マハさんは、なんでこんな話を書こうとしたんだろう。 むかつく内容だが、残り半分、今日中に読み終えるつもりです。 【後半】 あらすじを全部書いたらますいので、少しだけ。 絶世の美女の正体。誤解もあったが、最終的にこうなるのか。なるほど、男の側から見ても、うれしい恋愛小説だ。 評価も修正しました。 | ||||
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主人公明青の童貞感、全男子が共感するのではないでしょうか。 読んでいると、沖縄の孤島の情景が浮かび、また行きたいなあと思わせてくれる作品でした。 | ||||
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マハさんの、人を見る目の深さ、温かさが伝わります。 さらに沖縄が大好きになりました。 | ||||
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口下手で女性に縁のない主人公を中心に巻き起こるちょっと変わった恋愛小説。原田マハ氐がこのような小説を書くなんて意外だった。一枚の絵馬から始まった2人の関係は、一筋縄ではいかず、主人公の不器用さや誤解などからなかなか成就しない。でも最後は全て誤解は解け、主人公は愛する幸を捜しにいくところで物語は、終わっている。2人の関係はどうなってしまうのか 大いに疑問は残るが、絶望感だけでなく、なんとなく希望的感情を読者に残す形で物語は終わっている。また作品の題名がいい。普段原田マハ氐の美術に関する著作物しか読んでない読者にも是非お薦めしたい 新たな作者の一面を見られるのではないか⁉️2人の未来の展望を心より応援してしまう。文体も読みやすいし、是非とも一読して欲しい作品である。原田マハ氐は美術史だけではない。主人公の不器用さにも大変好感を持てた作品である。 | ||||
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原田マハが小説家デビューを果たした第一回日本ラブストーリー大賞受賞作品とのことだが、読めば、小説を物語る筆力と言い、キャラクターたちの際立った個性と描き分けと言い、舞台となる沖縄の離島のリアルな描写と言い、何とも圧巻の完成度である。 『カフーを待ちわびて』。あまり聴かないが、なぜか気になるこのタイトル。ぼくを含め、古いサッカー・ファンならば、あまりにも有名なあのブラジル代表選手カフーの名とプレーとを今も心に焼き付けていることだろう。しかし彼の物語とは本書は何の関わりもない。 巻頭に説明がなされている。「カフー【果報】与那喜島の方言。いい報せ。幸せ」とある。「与那喜島」自体が架空の島なので、この説明が作者の想像物かと思いネット検索をしてみたが、「カフー」とは「果報」の沖縄方言(沖縄語)読みで、「幸せ」の意味とあるので、そのまま捉えて良いだろう。 その沖縄の離島・与那喜島で、小さなよろず屋を営む明青(あきお)は、北陸の孤島・遠久島への町を挙げての観光旅行の折、当地の神社に「嫁に来ないか、幸せにします」と記した絵馬を釣るす。その突拍子もない募集に応えて、ひょっこりと現れたのがなんと美しき花嫁候補だった。その名も幸。小説全体を一言で語るとそれがストーリーの軸である。しかし、そのこと自体が何よりもミステリーである。 ラブストーリー大賞受賞作品とは言え、応募先によっては、ミステリー系の新人賞でも選考されていたかもしれない逸品なのである。優れたミステリー作品が優れたラブストーリーであることも多々あるわけだから、その辺りの小説ジャンルの重複については、そう、何の不思議もない。 さて、ぼくとしては、古い作品ながら映画『時代屋の女房』(村松友視原作)を思い出してしまった。あの名演技をこなした夏目雅子の姿を、本作では幸に重ねる。武骨な中年主人公であった渡瀬恒彦のヤスさんの代わりに、寡黙さをぐんと強化し、さらに右手の指が開かないという幼い頃からのハンディキャップを加えると、本書の主人公・明青となる。明青には、何人もの友達も、なぜか夕食を一緒に食べさせてくれる裏の家のお婆さんもいる。お婆さんはユタとして知られる巫女でもある。 小学校の校庭に立つデイゴの巨木も気になる。心無い級友が明青の上履きをデイゴの木の上に隠したという場面がある。後に、これが伏線ともなる重要な木である。実は、この木は、ぼくには個人的な想い出に繋がる。実は、ぼくが小学二年になりたての頃、埼玉県央にある田舎の小学校に転向したのだが、その広い校庭のただなかに、巨きな楠が聳えていたのがあまりに印象的だったのだ。その樹は、小学校の象徴のようにも、神様が下りてきそうな何ものかのようにも思えたものだ。話は飛んでしまったが、本作ではデイゴの樹が、ぼくの楠のイメージそのままに、物語にとってご神木的役割を見事に果たしてくれた。 原田マハという作家は、ただでさえ舞台や道具の設定が上手い。「明青」という名前。彼の飼う犬が「カフー」という名であること。すぐ目の前が島の南岸に広がる青く美しい海であること。彼を訪れる謎の女性が「幸」という名であること。その他、エトセトラ、エトセトラ。 そして友人たちや脇役たちの個性にしても、いろいろ意見はあると思うが、いずれもシンプルな勧善懲悪とはとても言えず、様々な世界観や現状をそれぞれが抱えているという、とても丁寧なキャラクター造形によって繊細に描かれている。その辺りの個性の造形も、原田マハのその後の作品作りにしっかりと繋がっているように思う。 こうした心に沁みる良い物語を、明青や幸やカフーや婆ちゃんたちの姿を、一人でも多くの方の心に読み込んで頂きたいと、ぼくは希う。心に青い海のきらめきと、涼やかな風が吹き渡る。幸が、カフーの訪れと一緒に。きっと。 | ||||
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2回目にして改めてこの本の良さが分かった。 同じ境遇をもつものどうし、、、。 原田マハさんの作品は色々と見てるけども、やっぱりこの方の作品は情景がとてもキレイ!沖縄の風景と重なってとても素敵な作品でした! 本当に良かった!心が満たされました(*^^*) | ||||
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この手の話はあまり読んでこなかったが 主人公と不思議な少女の裏話やまわりの人たちの動きが昔のドラマのようで良かった、映画の方は暫く見ないかな、、、、 | ||||
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ラブストーリーとして読んでいたが、意外な結末。あ~、沖縄行きたい。 | ||||
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素晴らしい恋愛小説。予想外の展開に驚きました。 | ||||
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勇気が無くて。自信も無くて〰️相手を思った気持ちになって~何もしないで良い,都合の良い方に思い込む。私もこんな事 ありがちですけど~これでは結ばれない❗頑張って❗勇気を出して❗一歩前進しよう‼️ でないと一生後悔することになるから | ||||
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「この子は一体どんな子なんだろう。」 「会ってみたいな。」 そう強く感じた作品だった。 ラブストーリーという1言では収まらない、心温まる内容になっている。 マハさんの書く「手紙」の持つ力には、心揺さぶられることと思う。 | ||||
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とくになにが起きるわけでもなく、 でも平和なだけでもなく、 だからといって、 特別に嫌な人も出てこない。 オープニングでまず小さな奇跡を見せて、 この物語がファンタジーであることを、 キッチリ教えてくれます。 昔よくあった、 海に手紙入りの瓶を流して、 どっかで拾った人と恋に落ちる的な、 あれに近い感じの奇跡です。 でも、舞台を沖縄にしたことで、 神の国として神秘と日常が混じり、 ちゃんと現実的なドラマとも、 しっかり感じさせてくれます。 とくになにが起きるわけでなくても、 このあとどーなるのかな?と、 興味をもたせるのが上手で、 ずっと夢中になって読めました。 終わりかたも、 単純なしめかたではなく、 人によって受け取りかたのかわるやつで、 ぼくは好みでした。 この人のファンになると、 えらい多作な印象があるので、 大変だろうなと思いながら読みましたが、 あと一冊か二冊買ってみて、 やはり面白いと思ったら、 ハラをきめて著作を集めようと思います。 ラブストーリーなんて、 退屈で読んでられるか!って人に、 試してみていただきたいですね。 沖縄に住んだ気になれる、 とても色鮮やかな小説です。 美味しくいただきました。 ごちそうさまでした。 | ||||
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何かの大賞をとったとのことでしたが、少しそれで敬遠してたのですが、沖縄が好きなこともあり何でもいいから沖縄を感じたく(笑)読みました。とても良かったです。読み終わったあととてもあたたかい気持ちになりました。それから友達にもすすめまくってます。友達もかなり気に入ってくれたようです。カフーアラシミソーリーというのも本当に現地の人は言うのかは分からないけど、とても素敵ですね。それから原田さんの作品にはまってかなり読み始めるようになりまさした。 作品としてはとても読みやすいです。ほっこりしたい方におすすめです。 | ||||
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良かった。 | ||||
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