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タイム・リープ あしたはきのう
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【この小説が収録されている参考書籍】
タイム・リープ あしたはきのうの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全114件 61~80 4/6ページ
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平易な文章で挿絵が一枚もない(後発の文庫版はわかりません)小説で、 文学作品というよりもライトノベルのすっきりした文体ですが、 登場人物の魅力や作品の面白さがよく伝わってきて不満はありませんでした。 月曜日だと思ったら今日は火曜日だった。気付いたら過去に来ていた。 そんな不可思議に困惑する主人公が、自分の書いた見知らぬ助言に従って、 冷たいくらいに素っ気ないけれども頭脳明晰で誠実な同級生と謎を解いていくミステリー要素、 命を狙われるサスペンス要素、思春期にありそうなあれこれなどが、 野暮ったくならない絶妙な案配で盛り込まれているのには唸ります。 綺麗に纏まっていると言いたくなる出来映えで、読後感もよく、 ともあれ、いい作品だと思いました。 | ||||
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紙の本も持っていますが、Kindle版を購入して読みました。 文章もうまいですし、SFとしての構成も申し分ありません。素晴らしい作品です。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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大好きすぎます!深まる謎、二人の関係、ぜひ読んでみてください♪ | ||||
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昔大好きだった小説(^^)サスペンス風味のタイムスリップもの!タイムリープですが、恋愛もあり謎もありとっても楽しいです(*^^*)迷ってる方お勧めです! | ||||
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面白そうな内容に惹かれて手に取りました。挿絵の描き方も綺麗で好きです。1回読んだだけなのでまだ時間構成がわかっていないところがあありますが、それを小説にした緻密な物語の構成力はすばらしいと思いました。 私なら自分で作っていて途中でわからなくなってしまいそうです(笑)。主人公二人がどんどん密接な感じになっていくのもキュンとして良いですね。若松君みたいな人がいてくれたらなぁ... | ||||
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正直直前にサマー???を読んで落ち込んでたせいか、ものすごく良い作品に感じますw 最初から最後までとてもテンポが良く、どんどん読み進めます。 まぁよくよく考えると実に狭い世界での物語で、加えてある程度先が読めちゃうところも ありますが、とにかくこのテンポはすばらしい。 サクサクストレスなく何か読みたいときは特におすすめします。 | ||||
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下巻もテンポ良くとてもいいです。 壮大なストーリーってわけではないが、丁寧に書かれていて、主人公もとてもさわやかで 好感が持てました。 | ||||
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筒井先生初のラノベ「ビアンカ・オーバースタディ」が図書館の予約が一杯で借りれなかったので,こちらを...きっかけはヨミウリ新聞での「時かけ」関連の最高傑作!という評だ. 内容は新聞や,ここの評判どおりのもの.青春・学園モノとしての評価は他の評者に任せるとして,年季の入ったSF者としては,この一連の騒動の発端というか原因が気になって仕方がない.日曜日のXXXは確かに「事件」だが,SFとしては全く面白くない. 結局,この騒動で最後に「良いモノ」を手に入れたのは主人公である.推理小説なら,真犯人は事件でもっとも得をしたものが疑わしい.そう考えると,月曜日に主人公が友人たちに頼みごとをした時の「ちょっとしたおまじない...」という一連の会話がひっかかってくる. このタイムリープを含む騒動全体が主人公の「おまじない」だとしたらどうだろう.実は主人公自身も気が付かなかった無意識(若松くんへの気持ち)がこの現象を引き起こした,と考えるのだ. グレッグ・イーガンの傑作SF「宇宙消失」は意識が宇宙を決定するという「人間原理」を究極に推し進めたものだった.そこでは思いのままに偶然が支配され,結果(!)によって原因が決定される. イーガンのSFを面白く思えるなら,意識の下部構造には膨大な無意識が存在するわけだから,それが時間を超越するアクロバットを演じても何の不思議もないわけだ. こう考えると,主人公がなぜ月曜日の日記にあんなことを書いたのかが理解できる.さらに言えば,日曜日にジャンプした主人公がなぜもっと単純な時間改変方法,日記に「若松くんには相談しちゃダメよ」と書くことを思いつかなかったのかも了解できる. 時間も意識をも操る恐るべきもの,それは女子高生の潜在意識なのだ. | ||||
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青春・学園モノとしての評価は他の評者に任せておいて,年季の入ったSF者としては,この一連の騒動の発端というか原因が気になって仕方がない.日曜日のXXXは確かに「事件」だが,SFとしては全然面白くない. 結局,この騒動で最後に「良いモノ」を手に入れたのは主人公である.推理小説なら,真犯人は事件でもっとも得をしたものが疑わしい.そう考えると,月曜日に主人公が友人たちに頼みごとをした時の「ちょっとしたおまじない...」という一連の会話が気になってくる. このタイムリープを含む騒動全体が,主人公の「おまじない」だとしたらどうだろう.実は主人公自身も気が付かなかった無意識(若松くんへの気持ち)がこの現象(日曜日からの一連のもの)を引き起こした,と考えるのだ. グレッグ・イーガンの傑作SF「宇宙消失」は観察者の意識が宇宙を決定するという「人間原理」を究極に推し進めたものだった.そこでは思いのままに偶然が支配され,結果(!)によって原因が決定される.イーガンを面白く読めるSF者なら,意識の下部構造に存在する膨大な無意識が,時間を超越するアクロバットを生み出したと言ったら面白がるんじゃないか.(イーガンも「人間原理」も知らない人は,そっちの方もぜひ一度読んでみてください!) そうすると,2つの大きな謎(なぜ日曜日のXXXから突然,何の関係もない若松くんの家へ飛んだのか,なぜ月曜日の日記にあんなことを書いたのか)が解けるうえに,日曜日に戻った主人公が,本当に若松くんを救う気があるなら,もっと単純な時間改変方法,すなわち日記に「若松くんには相談しちゃダメよ」と書こうとなぜ思いつかなかったのかも理解できる.すべては主人公の意識下における彼への気持ちがその原因というわけだ. 時間も(自分の)意識をも操る恐るべきもの,それは女子高生の無意識(潜在意識)なのだ. | ||||
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筒井先生の「ビアンカ・オーバースタディ」が図書館の予約が一杯で借りれなかったので,こちらを...きっかけは読売新聞での「時かけ」関連の最高傑作!という評だ. 内容は新聞や,ここの評判どおりのすぐれもの.青春・学園モノとしての評価は他の評者に任せておいて,年季の入ったSF者としては,この一連の騒動の発端というか原因が気になって仕方がない.日曜日のXXXは確かに「事件」だが,SFとしては全然面白くない. 結局,この騒動で最後に「良いモノ」を手に入れたのは主人公である.推理小説なら,真犯人は事件でもっとも得をしたものが疑わしい.そう考えると,月曜日に主人公が友人たちに頼みごとをした時の「ちょっとしたおまじない...」という一連の会話が気になってくる. このタイムリープを含む騒動全体が,主人公の「おまじない」だとしたらどうだろう.実は主人公自身も気が付かなかった無意識(若松くんへの気持ち)がこの現象(日曜日からの一連のもの)を引き起こした,と考えるのだ. グレッグ・イーガンの傑作SF「宇宙消失」は観察者の意識が宇宙を決定するという「人間原理」を究極に推し進めたものだった.そこでは思いのままに偶然が支配され,結果(!)によって原因が決定される.イーガンを面白く読めるSF者なら,意識の下部構造に存在する膨大な無意識が,時間を超越するアクロバットを生み出したと言ったら面白がるんじゃないか.(イーガンも「人間原理」も知らない人は,そっちの方もぜひ一度読んでみてください!) そうすると,2つの大きな謎(なぜ日曜日のXXXから突然,何の関係もない若松くんの家へ飛んだのか,なぜ月曜日の日記にあんなことを書いたのか)が解けるうえに,日曜日に戻った主人公が,本当に若松くんを救う気があるなら,もっと単純な時間改変方法,すなわち日記に「若松くんには相談しちゃダメよ」と書こうとなぜ思いつかなかったのかも理解できる.すべては主人公の意識下における彼への気持ちがその原因というわけだ. 時間も(自分の)意識をも操る恐るべきもの,それは女子高生の無意識(潜在意識)なのだ. | ||||
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ツツイ先生初のラノベ「ビアンカ・オーバースタディ」が図書館の予約が一杯で借りれなかったので,こちらを...きっかけはヨミウリ新聞での「時かけ」関連の最高傑作!という評だ. 内容は新聞やここの評判どおり,ナカナカのもの.あらすじや学園モノとしての評価は他の評者に任せるとして,年季の入ったSF者としては,この一連の騒動の発端というか原因が気になって仕方がない.日曜日のXXXは確かに「事件」だがSFとしては面白くない. 始めと終わりに置かれている小章は果たして,他の評者が言うように後書き代わり,ハッピーエンドの付け足しに過ぎないのだろうか. 結局,この騒動で最後に「良いモノ」を手に入れたのは主人公である.推理小説なら,真犯人は事件でもっとも得をしたものが疑わしい.そう考えると,月曜日に主人公が友人たちに頼みごとをした時の「ただのおまじないだから...」という一連の会話がひっかかってくる. 実は主人公自身も気が付かなかった潜在意識がこの現象を引き起こした,と考えたらどうだろう. グレッグ・イーガンの傑作SF「宇宙消失」は意識が宇宙を決定するという「人間原理」を究極に推し進めたものだった.そこでは思いのままに偶然が支配され,結果(!)が原因を決定する. 意識の下部構造には膨大な無意識が存在するのならば,それが時間を超越するアクロバティックを演じても何の不思議もない.恐るべし女子高生の潜在意識! | ||||
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読む前は「時をかける少女」の二番煎じでは、と色眼鏡があったけど、見事にそんな偏見を吹き飛ばしてくれた。 時間軸を行ったり来たりして断片的に謎が明かされていくという構成が見事。 一度読んだ後で読み返すと、作者がいかに緻密に計算してストーリーを作ったのかがよくわかる。 ライトノベルというより、一昔前のジュブナイル小説(「時をかける少女」や「なぞの転校生」「ねらわれた学園」など)の匂いがするので、30代、40代の人なら懐かしさを感じられる作品だ。 | ||||
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もう結構昔の本ですが、リリース時は全く気にもしてなかったのですが、ネットで評価が高いので、今になってやっと読破。 時をかける少女と一見よく似たストーリーですが、意識だけが時間を往復するという設定と、時間軸で起きた出来事を決して覆していけないという、より論理的なフレームワークが設定されいるため、最後まで読んで話のピースが全て埋まった時の爽快感は素晴らしいです。 爽やか青春系の雰囲気ですが、事件の真相は結構生々しい・・ものがありますが・・・・。が、それ故、SFなのにミステリー的な要素も絡んできて最後の真相を知りたくて一気読みは確実です。 | ||||
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タイムトラベルもののSFでとして文句なしの傑作です。 特筆すべきは「読みやすくて面白い」かつ「論理的矛盾がない」ところ。 タイムリープといえば筒井康隆の「時をかける少女」が有名ですが,間違いなく「タイムリープ」のほうが面白いです。 複雑な構成ながらよくもここまですっきりとまとめたものだと感動しました。 SFを読んだことのない人にも,SF好きの人にもおすすめです。 ハードカバー版が販売されなくなったのが残念です。 | ||||
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タイムリープを扱う作品は多々ありますが、 これはその中でも指折りの傑作だと思います。 スケールの大きい話ではないところがよくて、 強いて言うなら「日常のSF」でしょうか。 本当に自分の生活の中でタイムリープが起きたら? とついつい考えてしまうたのしさ。 登場人物も過剰に不自然でなく、恋愛描写も爽やかでいいです。 この作品が電撃から出ていることに驚きました。 | ||||
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最初に読んだのはもう10年ぐらい前かと思いますが 面白くて、とっても印象に残っていたので 最近また読み返しました。 本当によくできています。 読んでても、あぁこれはこういうことかと、納得したり どんどん先に薦めたいぐらい一気に読んでしまえます。 よく似た作品がありますが、これが一番好き。 時代背景は古いですが、それでもお勧めしたい作品です。 | ||||
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一定時間を内を行き来しながら、ミステリを解決し行く古典的なストーリ。典型的なタイプリープものだが、語り口、内容が古くさい。15年前の作品だからある程度仕方ないが、過去の作品の猿真似ファンタジー=SFだから、日本SFの人気が出ないのだろう。筒井康隆や小松左京と同じことをやっていては意味がない.昔の電撃はジュブナイル小説だったんだなと思わせる凡作。 | ||||
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高校生・鹿島翔香はやわらかい感触を唇に感じて目を開けた。そこから始まる。ベッドから落ちて目覚めた翔香は滑り込みした教室で、月曜日の記憶が抜け落ちていることに気づく。タイムリープ&ミステリー&恋。主人公はタイムリープといえるかも。構成が上手くできていて、読後、もう一度、最初の章にもどり、なるほどと思った。 | ||||
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