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タイム・リープ あしたはきのう



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タイム・リープ あしたはきのうの評価: 4.53/5点 レビュー 114件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.53pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全114件 101~114 6/6ページ
No.14:
(5pt)

懐かしいさえ感じるSFの恋愛小説

高校時代好きだった「時をかける少女」を読んだ時の興奮をまた感じました。それに和彦君、かっこいいなぁ。主人公もかわいいし、出てくる登場人物もみんなよかったです。高校時代の青春時代に大好きだった恋愛小説をまた読みたくなりました。
著者の等身大の書き方も好感が持てるし、読みやすく何度も読んでしまいました。
タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)より
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No.13:
(5pt)

パズル

すべてが緻密に計算されたストーリー設計。
辻褄、伏線等見事すぎる展開。上下巻、あっという間に読み終えてしまい、
そのままメモ帳片手に2週目。
図を描きつつ3週目。恐ろしく完成度の高い小説です。いや~、お見事。わけの分からない出だしの文章。
それが、読み終わるころには 「なるほど!!」 と納得。すべてにおいて、「あれっ」 「あ~、なるほどぉ」 の連続。
スバラシすぎます。この本。何回読んでも飽きが来ない。何度でも読み返したくなる作品です。
タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)より
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No.12:
(3pt)

時間とは流れゆくものか、認識するものか

「今日は月曜」と鹿島翔香は思っていたのに、周囲は火曜だと言う。彼女に月曜の記憶はない。
そんな彼女を待ち受けていたのは記憶(時)が飛ぶという現象。頼れるのは、日記に名を記されていた若松和彦だけだ。
何故彼女の記憶(時)飛ぶのか、前の生活に戻れるのか。 話題性をみるに面白です。矛盾点は見つからず、しっかり話の骨組みを組んでから肉付けをしたと分かります。王道の創作方法でしょうね。
デビュー作らしく、小説としては少々・・・。会話文が書かれた当時を忍ばせます。 鹿島の視点で書かれているので、読後に若松の視点で読み直すのも一興かと。
タイム・リープ―あしたはきのうAmazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのうより
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No.11:
(5pt)

爽やかな読了感が印象的。

高校を舞台にしたSF&学園&恋愛、全部綺麗に収まった読み心地の良い小説です。
独特な設定での時間跳躍を見事に矛盾無く描ききった著者の力量が伝わってくる良作だと思います。とはいっても、そんな堅苦しいこと考えずに気分転換にさらっと読むほうがいいかもしれません。活字嫌い、活字大好きな中高生、そして読み終えたあとの充実感が欲しい全ての人々に読んで欲しい作品です。時間跳躍という世界観も手伝って、伏線がとても張りやすい。そして伏線に気付きにくい。いたるところに『読み進めていくと「え!?」と驚いてしまい、しかし驚くと同時に納得して、さらに続きが読みたくなる。』そんな仕掛けが沢山ちりばめられていることに気付くでしょうか。もう一つ上手いと思うのは、SFの設定と恋愛の物語が綺麗に融合しているところです。SFの設定はSFの設定として、恋愛の物語は恋愛の物語として、お互いに独立させてみても十分に完成しています。しかし、それが見事に融合し、お互いがお互いを引き立てている。見事なのは下巻のラスト。思わず舌を巻く見事な決着のつけ方。ここまで読者を魅了する最終章は滅多に見られないでしょう。
詳しくは話せませんが、SFとしての終幕と恋愛としての決着が完璧にお互いを引き立てあい、この作品で無ければ味わえない、素晴らしい読了感に身をゆだねることが出来ます。『後書き代わりに』にも楽しませてもらえますよ(笑)ライトノベルであることには違いはないのですが、ぜひ色んな人に読んでもらいたい一冊です。後悔はしないと思います。
それでは、長文失礼しました。
タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)より
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No.10:
(4pt)

まあまあでした

この物語は,人間は意識と身体を完全に切り離すことができるという大胆な仮定のもとに創られている.それは良いと思う.
 さらにタイムリープというものを考え出し,それを物語の進行とともに厳密にしかも読者にわかりやすく定義していく著者は,すごいなと思う.
 しかし,それでは敢闘賞か技能賞どまりである. 私が納得出来なかったのは,本書に恋愛の要素を取り入れたことである.はっきり言うと,本書にこういったものは邪魔だと思う.本書からSF部分を取り除いて恋愛小説だと思うと,本書はC級作品になってしまうと思う.せっかく和彦のキャラは良かったのに・・・和彦と翔香が最後に普通に仲良くなるのも解せない(これは私の美学の問題だが). キスの直前がタイムリープの起点とするのも違和感がある.なぜ彼女はタイムリープするのかを考えると矛盾していると思える.今までは,タイムリープするのは彼女が突発的に一定の恐怖感を感じたときである.いわゆる心理学用語でいう防衛機制のうちの逃避である.そしてそれが危険でないと感じた時にその瞬間に戻れるようになるのである。しかし,キスは彼女自身が求めたものである.少なくとも防衛機制が発生するような情況ではない.緊張していたのかもしれないし,複雑な感情もあったのかもしれないが,これでは私は納得しない.なんか恋愛の要素を後から物語に無理矢理付け加えたために矛盾が起きたんじゃないかと勘ぐってしまう.  あと細かすぎるかもしれないが,植木鉢を落とすのはないだろうと思う.だって3階の美術室から植木鉢を落として,1階を歩く人間の頭に当てる時の命中率を考えてみてほしい.私なら当てる自信がない.まあ むちゃくちゃ細かいが・・・.
タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)より
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No.9:
(5pt)

ライトノベル&SF嫌いの私が、唯一リスペクトする一冊

私はライトノベル独特のノリが嫌いで、滅多に読まない。ましてSFとくれば、小難しい理論やら青臭い人生論を語りそうで、まず敬遠してしまうのですが…これだけは別でした。ほんの偶然に読むきっかけを得たのですが…ぶっとおしで完読してしまいました。素晴らしく面白い小説です。「時をかける少女」「狙われた学園」など、古き良きジュブナイルノベルを思わせる、爽やかな小説でした。こういう清々しい学園モノって、少なくなりましたねぇ…
タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)より
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No.8:
(5pt)

蛇足のない単行本がおススメ

文庫版も出ていますが、あえて単行本をお勧めします。理由そのイチ:余計なカットがない。文庫版の長髪の若松君を見るまで(見た後も)彼のマイ・イメージは「パトレイバー」の黒崎さんの若かりし頃、もしくは道原かつみの細目キャラでした。地団駄踏みましたよ。そして理由そのニ:余計な蛇足がない。文庫の後書き代わりに若松君の未来をちょっと覗かせてくれたのは、読者サービスのつもりだったのかもしれませんが、翔香ちゃんは一体どうなったの~!こんな思わせぶりな出し方は、ヒキョウ。という訳で文庫版はお勧めしません。
タイム・リープ―あしたはきのうAmazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのうより
4073030604
No.7:
(5pt)

全ての「時」がつながる時。

上巻を読んでいて下巻を読んでいない人はまずいないでしょう。
それぐらいに素晴らしい作品です。
とにかく下巻は全ての謎が明らかにされます。
タイムリープの原因はなんだったのか。
全ての時間が帰結する瞬間を見逃すな!!
タイム・リープ―あしたはきのう (下) (電撃文庫 (0147))Amazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのう (下) (電撃文庫 (0147))より
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No.6:
(5pt)

タイムリープ

時を越えるSFものは大好きでよく読んでました。
初めて見つけた時は運命をも感じたぐらいです。
非現実的でありながら、日常に少し入ってるそんな作品です。
タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)より
4073055801
No.5:
(5pt)

今まで出会った本の中で

大げさかもしれませんが今まで出会った本の中で
これほどのめりこんで読破したのは、この本が初めてでした。
最初はワケが分からない展開から始まりますが、
だんだん読んでいくうちに、それがパズルのピースのように
埋まっていく感覚があります。読み終わった後爽快な気分にさせられるほど、執筆手法が見事で
それ自体に感動させられました。何度も何度も読み返したくなる一冊です
タイム・リープ―あしたはきのうAmazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのうより
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No.4:
(5pt)

とても面白かったです。

前作はとても切なくて
「今作もそんな感じなのかなぁ」と思いましたが
「タイム・リープ」は違いました。
しかし、やはり素晴らしい。
特に、始まり方は「えっ、どういうこと?」と
いきなり読者を混乱させるという、とても斬新な作品。
一見の価値ありです。
タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)より
4073055801
No.3:
(5pt)

ラストは「あっ、そういうことね」

この作品は下巻ですが、ラストを読んで
「あっ、そういうことね」と思えます。
いきなりの「混乱」から始まり「納得」で締めくくられる今作。
他には類を見ない斬新さでした。
タイム・リープ―あしたはきのう (下) (電撃文庫 (0147))Amazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのう (下) (電撃文庫 (0147))より
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No.2:
(5pt)

ますます高畑氏を好きなった作品

とくに私はこういう恋愛感情に発展して行く様を表現した作品はかなり大好きなんで
もうこの作品にはなんの文句もありません。

主人公がいろんな時間帯に飛んでいくんですがその時制の表現がバリバリうまいです!
映画かもされてるし、とにかく一度手にとって読んでみてください!!d(^o^)b
タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのう〈上〉 (電撃文庫)より
4073055801
No.1:
(5pt)

時間を超えて見えるもの。

主人公、鹿島翔香は、時間跳躍現象に遭遇し、色々不可解な事件にかかわっていく。 だが、それだけでは留まらないストーリーだ。 まず、描写が主人公視点で描かれていて、ゲーム感覚で読める。 これは、通常の小説は第3者視点、もしくは主人公視点でも、感情が伝わってこない事が、多い。 それを、細かい描写を入れることによって、まるで自分が鹿島翔香にでもなったかのような感じになる。よく最近のギャルゲーという分野のゲームが良く取り入れる手法だ。 あと、やはり忘れてはいけないのは、この小説の構成。 時間をバラバラに語る、若松と翔香のバラバラな時間を過ごす2人。 その、パズルのような感覚がとても趣き深い点だと思う。 この2つの時間が存在する事によって、ストーリー全体に奥行きが増し、読み手に強く訴えてくる。 私は、この2つ効果から、なかなかこの物語から抜けられなかった。 また、このような本に出会いたいものだ。
タイム・リープ―あしたはきのうAmazon書評・レビュー:タイム・リープ―あしたはきのうより
4073030604

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