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タイム・リープ あしたはきのう
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【この小説が収録されている参考書籍】
タイム・リープ あしたはきのうの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全114件 21~40 2/6ページ
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良かった(≧▽≦) | ||||
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良かった(ㆁωㆁ) | ||||
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この手の話は、始まりは結局いつ?とか、どうしても矛盾が出てくるものですが、ほぼ、矛盾なくまとめられています。始まりは日曜日で、その次が翌週日曜日、そして、火曜日の順番になると思いますが、翌週日曜日にリープした時ののほほん感は何?って思います。そこだけ残念です。まあ、90点の出来だと思います。 後、あとがきかわりに関しては、タイムリープに繋がる研究じゃなくて、超高速なんですね。普通に考えたらタイムリープの研究になると思うけど。そこに違和感を感じました。ずいぶん文字数が少ないけど2冊にする必要性あるの?あっという間に読み終わってしまいした。 | ||||
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この作品では、ある人がその体ごと時間を移動することをタイム・トラベル。 ある人の精神(と記憶)のみが時間を移動することをタイム・リープと呼んで区別している。 タイム・リープでは、時間移動した後にその時代に存在する本人の体に精神がおさまることになるので、本人が生まれる前の過去や死んでしまった後には時間移動できない。 また、移動するのは精神のみなので、同一時間に本人が二人出現する、ということもない。 この設定はオリジナルなのかな? よく考えられてると思う。 これ相当昔の作品のようだけど、ぜひ上下巻とも読んでみてほしいと思う。 主人公は、強烈なストレスにさらされるとタイム・リープしてしまう体質を獲得してしまう。行き先が過去か未来かはわからない。 優等生のクラスメートと一緒にタイム・リープの発動条件を推理したり、因果関係を崩すことなく情報をやり取りする方法を考えたりして、面白かった。 過去に行ったり未来に行ったりするんですが、辻褄が合わないと思われるところがある(たぶん)。 おそらく、作者のミスではなくワザとだろうな。 ★ひとつ減らしたのは、本編に性暴力に関する描写があり不快に感じたのと、意味不明なあとがき(?)。何なのあれ。 | ||||
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面白かったなぁ〜 読みやすくて、整合性が取れてて 面白かった^ ^ | ||||
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主人公が一週間という短い期間の過去と未来を、行ったり来たりする物語です。 一方で協力者は、通常の時間軸でこの問題を解決しようと動きます。 これだけでも大変そうなのに、読み進めると上記以外にも様々な条件があることがわかり、どんどん行ったり来たりが繰り返されてかなり複雑な様相を帯びていきます。 それにもかかわらず、協力者の台詞でそれを分かりやすく説明しているのが本当に凄い。 そして整合性を欠くことなく、伏線をきっちり回収しているところはもっと凄い。 文章力も構成力も優れているうえに、矛盾の無いよう綿密に考えているとか、この著者どんだけ凄いのよ。 時間跳躍は本人にとってかなり憂鬱な出来事かと思いますが、作品自体は陰鬱な感じはなく、コミカルなキャラクターのおかげか楽しく読めました。 ただ、下巻に入って少ししてから何となく先が読めてしまったので、グイグイ読み進めたくなる力は少し弱く感じました。 しかしあまりにも読みやすいので、上下巻ながらスラスラ読めてしまいました。 ライトノベルは25年ほど遠ざかっていたのですが、ライトノベルと敬遠せず面白そうな作品はどんどん読んでみようと、こちらを手にとりました。 老若男女楽しめると思います。 読んで決して損はしない作品です。 | ||||
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文章にクセがなく、登場人物のアクも少ない。設定も奇をてらったところがなくて、ストレスなく読める。 かといって個性がない訳でなく、タイムリープものは数あれど、こういう制約があるタイムリープは斬新だと思った(私が知らない元ネタがあるかもしれないが)。 作品のなかに作者のエゴがほとんどなくてカッコいい小説だと思った。 | ||||
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評価高いですが、僕にはいまいちでした。 なんというか、パズルを淡々と解いていっているだけというか。ワクワクしたり、感動したりというのがないんです。 タイムリープして解説が入ってまたタイムリープして解説、みたいな感じで、読んでいくうちにSFと言うよりパズルゲームしてるような感覚になっていきます。すごく細かい所まで理屈を追及してるんですが、読み手の心を奪えさえすれば、小説ってある程度矛盾が生じても良いんじゃないでしょうか? 小説というよりかは時間移動の解説本のような印象を受けました。 | ||||
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私の青春! タイムトラベルものの傑作です。 中学生の頃出会ってハマり、それ以来ずっと大好きです。 引越しなどして文庫が行方不明になり、読み返せない状態でしたが、 急に読みたくなり購入。 やはり何度読んでもワクワクドキドキする不朽の名作です。 今までの人生で1番読み返した小説かもしれません。 ぜひ! と人に勧めたくなります。 | ||||
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小説はあまり読まないのだけれど、今まで読んだ中ではこの小説が一番面白かったと思う。タイトルでわかる通り時間SFもので、高校生の女の子が一週間を行ったり来たりするんだけど、緻密に張り巡らされた構成が圧巻。ストーリー上の矛盾点は見当たらないし、作中でそのまま”パズルのピースがはまっていく”と表現される後半の伏線の回収っぷりが素晴らしすぎる。伏線回収マニア垂涎。複雑に組み上げられた物語というのは難解で内容を把握しにくい場合があるけど本作はそれが無いのもいい。ストーリー自体は本当にベッタベタのラブコメである。何しろ、ヒロインが男の子の胸をポカポカやりながら「バカバカ、もう知らない!」とか言うシーンまである有様なのである。でもその分話しがわかりやすくて良いのである。SFにありがちな難しい専門用語なんてだされても面白くもなんともないんだから。悪人キャラがヒロインに「君の騎士(ナイト)はもう居ない…。」と言うのは流石に寒かったけども大した問題じゃない。 尚、本作は文庫化の際に挿絵が多く加えられており、電子書籍版もこっち基準だと思われるが、出来れば挿絵のないこの単行本の方をお勧めしたい。なんでかというと、新規挿絵で確認できる若松君の見た目がなんかイメージと全然違うからである。 | ||||
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米澤穂信をはじめ、多くの作家が推奨する電撃文庫初期の作品。 高校二年の鹿島翔香。昨日の記憶がごっそり抜けたり、自分自身に何らかの危機が訪れた瞬間に 記憶が飛び、気がつけばそれまでの記憶がない状況に陥ったかと思ったら、朝目が覚めたら 記憶が飛んだはずの過去に戻るという現象が彼女の身に起こっていた。記憶が飛んでいた時に 書かれたであろう自身の日記に従いクラスの優等生である若松和彦を頼ることになるが――と いうのが簡単なあらすじ。 読者に与える情報量がうまくコントロールされ、一週間を順不同に過ごす翔香の行動がうまく 追体験できるよう組み立てられている。 また、多くの作家が手に取った作品であるというのも、タイムトラベルものの概念に関する 教科書的な存在ゆえなのだろうということが推察できる。 (映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が公開された際、米国の子どもたちが タイムパラドックスの概念を理解するのに苦心した一方、日本では『ドラえもん』という 格好の教科書があったためすんなりと受け入れられたのと同じ論理だろうか) | ||||
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鹿島翔香の身に起きた時間移動。若松和彦の協力を得て自分の身に何かが起きそうになった時に 未来に移動し、眠ると過去に戻るということが分かるも、中庭にいる翔香めがけて落ちてきた 植木鉢そしてナンバープレートを隠した車の存在から、誰かが意図的に翔香の命を狙っている ことが分かる――というのが下巻序盤のあらすじ。 上巻を読んだ時、なぜ上下巻を分けたのか理解できなかったが、下巻を読み始めることに よってその理由が分かるようにできている。 そしてただ単に時間の移動と未経験の時間を消化することのみならず、二人の身に起こった 更なる出来事をうまく絡ませていることが分かる。 | ||||
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かなり前の小説なのですが、そこまで古臭さは感じません。 文章も展開もスラスラと流れていくので、あっという間に読み終わりますが、味気ないなんて事はなく、しっかり楽しめます。 ただサスペンス? ミステリ? 部分に関してはちょっとあっさりしすぎなので、そこは残念でした。まあ、テンポがいいので、このくらいで良いと言えば、良いのですが。 この手の小説は、どうも説明パートが多くなって読みにくかったり、超展開過ぎてついていけなかったりするんですが、シンプルかつ面白いところだけを見せてくれる作品なので、あまり読書の習慣の無い人も取っつきやすいかなと感じました。おすすめです。 | ||||
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文庫版下巻、目次と一体化している口絵イラストに重大なネタバレがある。察しの良い読者は上巻の時点で物語の構造に気付くと思うものの、下巻のレビューに書くより上巻のレビューに書いておいた方が目につくかと思うので念のためここで注意喚起しておく。 上記の理由と文章の好みから星を1つ減じたが、本当によく練られた意欲作であることには間違いがなく、本作を高く評価している。 ……人様のレビューに口を挟むのは品の無い行為だと思うし、解題など不粋の極みだとは思うものの、誤読されるに忍びない作品だと思うので少しだけ。ネタバレを望まない方は改行後の★以下をスルーのこと。 ★★★★★★ 翔香のリープにおける条件は3つ。 1.恐怖を感じると逃避行為として意識のみがリープする。 2.リープ先は安全だと確定している地点(時間帯)であり、言い換えるなら安心できる地点(場所)である。 3.一度リープした時間帯に再度リープすることは出来ない。 上記を前提にして読むと、 冒頭のキスの時点で、日曜から来た(条件1)翔香は彼女にとって一番安心できる場所、即ち「土曜の若松の腕の中での時間(条件2)」を最初に消費している。 事件の収束後、若松の部屋で翔香は「なぜ夢の中で若松とキスをしていたのか」「ビンタされた若松が腹を抱えて笑い出したのはなぜだったのか」を理解し、同時に再度リープが起こる(条件3)ことに思い至る。 ここで最も重要なのは条件3の【一度リープした時間帯に再度リープすることは出来ない】事である。 繰り返しになるが、最も安心できる若松の腕の中での時間を最初に消費してしまっている為、翔香は若松とキスした瞬間、否応無しに次の地点までリープしてしまうのだ。 若松が笑い出したのは、「翔香が自らねだってきたキスに怖じ気づきリープした」と考えたからでは断じてない。 キス直後の翔香の様子に「翔香はこの時間を既に使っている(条件3)」事に気付き、「日曜日に襲われた恐怖から逃れる為(条件1)に翔香が最初に選んだリープ先が、土曜日の自分の腕の中(条件2)であった」のを文字通り目の当たりにし、彼女からの信頼や好意に対しての照れと、翔香に行動(キス)をコントロールされていた自分への可笑しさから笑い出したのである。 これを踏まえて目次に立ち戻ると、文庫版上巻の章立てすら読者のミスリードを誘うように書かれており、著者の強い気概を感じられる。 | ||||
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主人公の女子高生の意識だけが過去と未来(といっても日曜日から土曜日の一週間)を行き来する。 頼りになるのは秀才の男子高校生だけ。 彼だけが彼女のタイムリープのことが理解できています。 月曜日と思って学校に行くと火曜だったり、明日は何曜日なのか分からないところが、面白い。 パズルの様にバラバラになった一週間を、彼の言う通りに辿って行くと、なんでタイムリープすることになったのかという謎が解けていきます。 火曜日から月曜日にタイムリープした主人公は月曜日に何が起こるかを知っている訳で、未来を変えないように四苦八苦しながら同じことをします。 兎に角このややこしい現象というか話を、シンプルで短い文章で分かり易く書かれている。 だから、あっちこっち飛ぶのに分かり易い。 相当、文章を練ったと思います。 あと、電撃文庫なのにイラストが萌え絵じゃないのがいいですね。 まあ、1995年くらいの本なのでそう言う文化が無かったのもあるけど、このイラストいいですね。 話と合っている。 | ||||
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主人公の女子高生は、可愛げのあるおっちょこちょいで、ちょっと80年代のヒロインって感じですね。 反対に彼女を助ける彼の方は、困ってる彼女につっけんどんだけど、冷静で的確で時には優しい対応でとても頼りになります。 何より頭がいい。 そして、最後の敵と戦う時は、捨て身で彼女を守ります。 タイムリープという難しくややこしく、分かりにくくなりにくい題材なのに、しっかり王道のストーリーで面白い。 そして文章も不必要に長くない。 とても良いです。 ちょっと、最後は彼の友達が便利なお助けマンすぎたり、自由な時間にタイムリープ出来ちゃったりと都合がいい展開もあったけど、テンポが良かったので問題ないです。 主人公が彼を助けるために、勇気を出して過去に戻って、禁断の未来を変えるということを行うところに感動。 | ||||
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20年以上前のラノベを読んだのは初めてですが、気になる文体もなく読みやすかったです。 読み始めはいきなりの展開で何が何だか分からない感じですが、主人公の女の子と読者との目線が同じなのと、簡潔で明快な文章のおかげか全くイライラすることなく読み進めることが出来ます。 展開自体はかなり早く、サクサクと進んでいきますが必要十分で物足りないという感じもなかったです。 そして、後半から一気にパズルのピースが埋まっていく感覚はとても気持ちの良いものがあります。思わず、なるほど~ってなってしまいます。 タイムリープやループ物の作品は今では結構あると思いますが、本書は非常に完成度が高いので今からでも読む価値は十分にあると思います。 | ||||
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安価に購入できて良かったです。内容については好みの問題なので省きます。安価で良かったです。 | ||||
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この作品が世に出てもう20年近く経つのですね。当時は、ラノべの出版数も今ほど多くなく、ジュブナイルの延長という感覚で読んでいましたが、この完成度の高さは今でも一級品です。まるで時間のパズルを組み立てるようなストーリー、若松君、翔香などのキャラ立ち、ちょっとした恋愛など、この作品を超える時間SFものラノベは、なかなか出てこないのではないでしょうか。まさに名作!あらゆる人に読んでもらいたい作品です、絶対満足します。 | ||||
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タイムリープものを厳密に考察してみれば、やはり粗がでてしまうのは仕方ないことです。 パラドックスがいろんなところにあるからです。 それでもこの作品は、ゲーム的な手法で楽しませることに成功しています。 下手にテレビゲームをするよりも、この小説は楽しめます。その点では星5なのです。 キンドルで読みましたが、この時代になるとどうしても古くささが出てしまいます。 キャラクターが立っていない。 キャラクターの心理面で成長がない。 ラブストーリーの筋書き通りにタイムリープのゲームをしましたというのが、この小説の内容だと思います。有名なタイムリープ関係の作品と違うのは、まさに上記の二点で負けていることです。 ゲーム的であるが故に、古いゲームを引っ張り出してきたのと同じ感覚があります。 ちなみに、上下をセットで読まなくては、楽しめない作品になっています。 | ||||
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