クリス・クロス
- RPG (7)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
クリス・クロスの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オンラインゲームが発展した現在においては、この作品は古臭さを感じるかもしれない。 だが、この作品が生まれたのは約30年前。 インターネットすら普及する前だった。 そんな時代に夢のような世界観を見せてくれたこの作品は凄く印象が残っており、懐かしくなって手に取ってしまった。 流石に当時ほどの興奮は覚えないが、たまに読み返したくなる一冊である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
発刊当時に購入し、読みましたよ。 プロットも内容も大した事はないですよ。 なにしろ、萌えの概念すらない時代に書かれた小説ですから、昨今のライトノベルみたいに美少女や美少年も登場人物しません。 ストーリーも、昨今のラノベ読んでる人なら、使い古された内容で、つまんないでしょう。 でも、この小説が書かれた当時(むろん発行日より前)は、オンラインゲームはおろか、インターネットすら普及しておらず、その存在を知ってる人も皆無でした。 知ってる人でも、バーチャル空間にプレイヤーが互いにアクセスしてしてゲームできる時代が来るなんて、夢にも思わなかったでしょうね。 そんな時代に、この小説は書かれてしまってるんですね。 いやはや、当時、未来を先取りしたトンデモない小説を読んでたんだなと、今になって驚愕しております。 しかし、まことに残念なのは、この天才作者は、以降、数える程度しか小説を発表せず、デビューから10年ほどで執筆を止めてしまっているんですね。 何とも惜しいものです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昨今の 商業主義に走り過ぎたが故に 無駄に刊数を重ね駄作と化す作品群と比較した時に 明らかに 簡潔且つ、緊張感のある作風で 四半世紀近く経った 現在に読んでも全く遜色のない1冊。 (寧ろ、単巻で完結させている事が潔く恰好イイ!) 惜しいと感じたのは 先ずは挿絵師の選択か…。 (きがわ琳サンの文庫版表紙画の雰囲気は構成も含めて決して悪くはないが、末弥純サン系の方が描いてくれていたら最高だったと私的には思います。) それと 他の方が言及されている通り、書名が内容とmismatchな印象が否めない。 以上2点により、☆-1しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
評価が低い人は大体最近読んだ人 そりゃ今読んだら、ありきたりで古臭く感じるだろう しかし、当時は目新しかったし、衝撃的だった なにせこの当時ゲームといえば、まだスーパーファミコン全盛期 これだけでもゲームの中にバーチャル的に入るという発想がすごいことがわかるだろう これを当時の感覚で読めないのは本当にかわいそうだと思う | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『クリス・クロス 混沌の魔王』は仮想現実世界に閉じ込められてしまったプレイヤー達が その世界から脱出する為にゲームに挑むファンタジー小説になります。 現在では既視感の強い題材と思ってしまうかもしれませんね。 では当時基準ではどうだったかと言いますと、これもすでに一般小説に『クラインの壺』という 仮想現実といったモチーフを使う例があり、テーマもこれまた類似性があると言えます。 なので、私は当時では手垢のついたとまでは言えないものの、 テーマとしての先進性や革新性は認めることができません。 では、その中で本作にはどういった差異があるかが問題になります。 先述の『クラインの壺』は一般小説として作られた内容に対して 本作の特徴はよりゲーム内の出来事に特化している所にあります。 当時、CD-ROMの登場等によりリアリティのある映像をゲーム内で表現することが 可能になってきた時勢にその半歩先の世界を表現したことは良い着眼点だと思います。 端的に言えば良いタイミングで発表された作品という事ですね。 これにより、特にゲームが身近にある若年層に親しみやすくなりました。 何か否定的な論調になってしまいましたが、文章は平易で読みやすく モデルにしたであろうゲームがいわゆるちょっとマイナーな作品である事から 作者がコア寄りのプレイヤーであることが推察され、主観的には好みの作品でした。 現代視点で読むと・・・といった観点だと本作の魅力は伝わりにくいので、 そういった価値基準を強くお持ちの方にはお薦めできませんが、 レトロゲームにも興味があるよ!という方には是非読んで頂きたい作品ですね。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 29件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|