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今夜、すベてのバーでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全151件 41~60 3/8ページ
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簡易包装でよかったです、綺麗な本でした | ||||
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小説を読みたくてランダムで選んだのがコレでした。 「小説」を読みたくて。 ただのエッセイ本と他の専門書の引用だけの印象しか残らない。人間模様も病院より「そこまで語る必要ある?」という過去の事が多く、病気に関連する引用知識が多く、本当に内容は薄い。 現在、オススメしない小説があるとしたら 確 実 に こ れ で す 。 ファンでない限り何も面白みも旨みもないです。 | ||||
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教養のない者は空いた時間には酒を飲むくらいしかない。 教養とは学歴のことではない。 『一人で暇をつぶせる技術のこと』 突き刺さりましたこれ。 父がアルコール依存症だけど全く病院へ行くような体の不調さは現れていない。 最近、話をしに言ったけど辞めさせられるようなレベルではなかった。結局、もし倒れて死ぬ手前で生き延びたらどうする?死ぬ?って真っ向から確認だけしておいた。 『もちろんそんなときは何もしてくれるな』だと。 起きてる時間はずっも酒を飲んでるから作中にでてきた肝硬変になりかけのおっさんみたい感じなのかな…。 悪い父じゃないから辞めさせたいけど手立てがない。 父はもうずっと夢の中で住んでるんだろうなあ。 タイムマシンがあったら過去の父に何を伝えるんだろう。 一人にならないようになにか、一緒にのめり込める趣味を作れたら良かったのかな。 父は、中学もでないで働いて学は全くないからよけい深いなあ。1人の時間が長すぎたのかもしれないな。 教養のない者は暇なときに酒を飲むしかないって本当ささる自分にも。 | ||||
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普段は真面目に生きてるけど、気分によって、この本が最高と思える | ||||
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らもさんのファンです。亡くなってから読まなくなったが又読んでみたくなった。アルコール依存で入院するのに待つ間、さらに公園で最後のワンカップをひっかけていく。これがアル中なのかな。入院中の主治医とのやりとり、霊安室のアルコールを飲む患者、患者のおばちゃんたちキャラクターがおもしろい。昔、テレビで見たらもさんの飲んでいる映像を思い出して愛すべきキャラクターだったなと思い出した。素直な文章で読みやすく続けてらもさんの本を2.3冊読んだ。でもこの作品が一番よかった。 | ||||
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アルコール依存でない人でも、アルコール依存の人の心理状態が良くわかる内容 | ||||
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身近に依存症になった人間を複数見てきた私にとって、 この作品は知っていたけれど読むことを避けていた作品でした。 依存症になった知人の結末は総じて淋しく無残なもので、 その追体験をわざわざしたくないという気持ちがありました。 また、新たに身近な人が依存症になりました。まだ入り口です。 同じ繰り返しを現実で見たくないという気持ちが、この本を読む動機となりました。 自分や知人に重ね合わせてしまうという(個人的に)最悪の読書体験でしたが、 清涼な読後感に救われました。 そうだ、あいつとソフトドリンクで乾杯しよう。当事者じゃない私にもまだ出来る事はあるんだ。 | ||||
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面白い | ||||
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遠い昔に購入し、面白く読んだ記憶があったので、電子書籍版で購入。 話のあらすじは大体覚えていた通りだったけど、ディテールは忘れていたので、 はじめて読むように楽しめました。ラストのオチはよく覚えていましたが、 昔読んだときと比べて受ける思いがずいぶん違うな、と感じたりもしました。 みずみずしい感性の時に読めて良かったし、中年になって読み返しても面白かったです。 巻末の中島らもさんと山田風太郎さんの対談が、電子書籍版でばっさり割愛されていたのがビックリでした。 電子書籍はたまに後書きとか無いケースがあるので困るんですよね。 本作は抜群に面白い作品ではあるけれども、ここだけはマイナスかな。 | ||||
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アルコールの誘惑・・・分かるわぁ〜 γ-GTP 600代の俺は可愛いもんだな。 | ||||
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主人公小島と登場人物とりわけ、赤河と、さやかとのやりとりにそれぞれの熱き思いを感じ、感動した。 アル中のことが、大変詳しく書かれていて、驚きの連続であった。 | ||||
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アルコール依存症であった著者中島らもの経験が反映されている。らもさんのファンなのでとても楽しめた。内容はタイトルの通り。アルコール依存症でなくても楽しく読める。 | ||||
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1995年の頃に読んでいたのを今になって読み返してみると、どことなしに反キリスト教的な雰囲気があるのを感じた。 酒に溺れる者を悪徳に染まった人間と解釈するという倫理はキリスト教にのみ見出されるわけではないだろうが、それでもこの『今夜、すべてのバーで』にはそれほど明示的ではないものの、私には、キリスト教の倫理から逸脱した反キリスト教的記述が、ところどころにされているのが感じられた。 キリスト教の倫理からすれば酒に溺れる者はパウロに言わせれば一緒に食事をしてはならない者である。もちろん詐欺師、強欲な者、みだらな者、人を悪く言う者、等も同様である。 作中には、過度の飲酒以外の悪徳が様々な人々によって行われている記述が多くされている。 キリスト教の倫理という視点でとらえるなら、けっして救いが来ないであろう絶望的な境遇にある人々が登場してくる。しかし、関西人的な、おかしみが感じられるような書かれ方がされているということもあり、それらの人々の絶望的な状況というのが深刻でないかのようにも感じられる。 その他、果たして中島らもがどの程度、意識していたのかは分からないが、神の奇蹟によって治るわけではないが足の悪い者までも作中に登場する。そういった部分にもキリスト教的なものを感じた。 * それからウィリアム・バロウズについても、バロウズは自ら、すさまじい悪徳に染まるという演出をしないかぎりアメリカ社会でキリスト教の倫理から逃れられなかった、という解釈もできるかもしれない。ほんのちょっとした悪程度ではそのうち悪人と思われなくなってしまう。自分を本物の悪人と解釈してもらうためにはどこまでも悪徳に染まり続けるしかなかったのだろう。そんな解釈に意味があるかどうかはともかく、そんなことが私の意識に浮かんできた。 | ||||
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結局酒で亡くなった中島らもさんの凄さを再認識した本。「飲む人間 は、 どっちかが欠けてるんですよ。自分か、自分が向かい合ってる世界か。そのどちらかか両方かに大きく欠落してるものがあるんだ。それを埋めるパテを選びまちがったのがアル中なんですよ」(本文より)有名人の酒の上の不祥事や違法薬物使用が面白半分にしばしば報道されるが、欠落だけでなく突出した才能にもパテが必要なのかもしれない。依存症に興味や恐怖を抱く人には必読書だと思う。 | ||||
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「アル中(薬物中毒)になる人は、人としてどこか欠落していて、社会的にはいずれ淘汰されるべき存在だと思う・・・」 本文に上記のような記述があり、納得しました。「欠落」というのは「あるべきところにあるべきものがないこと」ですから、アル中になる人は人間の欠陥品、不良品、ということになります。この本を読んでも、どうすれば薬物依存にならないかとは書いていません。それはどうすれば大人になれるのか?と同義の疑問です。大人はけして薬物依存をしないからです。 おそらくこの疑問が解決することはないでしょうが、この本にはアル中になるプロセスや原因が書いてあり、たいへん興味深く読みました。らもさんの冷静な視点に切なさを感じたのは私だけではないのではないでしょうか・・・ | ||||
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一気飲みならぬ一気読み。アル中で入院した主人公の一人称小説。アル中に至る経緯や、飲酒の描写が(著者の実体験に基づくものなのか)実にリアル。アル中になるのは怖いけれど、主人公が呑むシーンを読むと呑みたくなる。 | ||||
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タイトルをよく目にするけどなかなか手に取る機会のない小説でした。 私自身アルコールを飲まないのでアルコール依存症の話しにそれほど興味もなく、 レビューには予備知識が云々とあったので何となく手に取り難かったのです。 しかし実際に読んでみるとそんなものは関係なくただただおもしろい小説でした。 時折専門的な話はでてきますが、わけのわからない専門用語を引用してきてそのまま並べ立てているような 小説とは違い、知識のない人間にもわかりやすく説明してくれています。 多少理解できない用語があってもスジを追うのに影響はありません。 時には噴き出してしまうような行動があったり、ジンとくる会話があったり、 映像が浮かぶ美しい風景や、酔いに誘い込まれる脳がとろけるような表現が溢れていました。 いつまでも大切に持っておきたい一冊の仲間入りです。 | ||||
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・文字をたどればすんなりと映像が脳裏に浮かぶような無駄のないわかりやすい文章。 ・たとえもよく出てきたが、それもとてもわかりやすい。 ・重くなりすぎず軽くなりすぎずいい塩梅の小説。 ・重たい題材なのにどことなくのほほんとしてる。 ここで星が多いのもうなづけます。 よくある陳腐な男女の駆け引きみたいなドロドロしたものもなく淡々と読めた。 個人的にはオチの表現の仕方が好きだな(笑) | ||||
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10代の頃に読んでいたら、イキがっていろいろ試してたところだろう。 | ||||
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私にとって初めて読む中島らも作品であるが、中島らもについては何も知らない。単にタイトルだけで読み始めた作品だ。 まず、とっかかりから一挙に半分まで読ませる。そこで休みを入れよみはじめると、最後まで一気に連れて行く。非常に筆力のある人だ。アルコール依存、いや、アル中についての知識的な興味よりもむしろストーリーテリングの力を感じた。現時点であったレビュー85件すべてを読んだが、まったく触れられていないのが意外だったのが、殴り合いの中で「20年をやってくれ」と赤河医師が言うシーンだ。ここがこの話の最高潮だ。むしろラストシーンは、ドラマによくある最終回と同じで、印象が薄く後々思い出せないものになるだろうと思う。このラストシーンが星5つ→4つの理由だ。未読の方にはおススメです。 | ||||
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