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氷の闇を越えて
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氷の闇を越えての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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私個人の感じ方でしかないので、直接手に取って確かめられる方はどうぞ。 | ||||
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異常者に撃たれて警察を辞めた主人公が計略にはまって大変な目にあいます。 で、事件は解決されて主人公は復讐を誓ってお話は終わりました。 うん、普通ですねえ。 ハラハラ、ドキドキ、どんでん返し、捻りのきいたプロット、など特に目立った 点はありません。主人公はヒーロータイプでもなく、ちょっと頼りないところもあります。 撃たれたことがトラウマになっていて、脆弱な面があって少々、物足りません。 何より、犯人が容易に推測できてる点も残念でした。 でもね、相変わらず状況説明と会話のバランスが巧みなところは見事です。 バランスが良いんですね。 解錠師とどうしても比較してしまう訳ですが、本作は邦題が稚拙でストーリー が凡庸で★3つでした。 | ||||
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評者は、スティーヴ・ハミルトンの作品を初めて読んだのが『解錠師』であったが、結構楽しめたので著者の処女作である本書を読んでみた。 この『氷の闇を越えて』という作品で著者が多くの賞を受賞し、大型新人登場と喧伝されたようである。 著者は、本書の主人公アレックス・マクナイトという新しい探偵像を描くことにより、読者がマッチョなヒーロー探偵の登場を期待するのを裏切るという裏ワザで作家として登場したのに成功したようである。 凶弾に倒れ、九死に一生を得て警察を退職したアレックスという男の恐怖や優柔不断さを見事に描いていることに異論はない。 また、ストーリー展開も無駄があるようでもそれなりにプロットを正確に組み立てている手腕は、新人らしからぬ巧みさだと思えた。 が、評者は、この後二冊翻訳刊行されている探偵アレックスシリーズを読む気にはならないのである。(これは好みの問題だから仕方ない) 評者が先に読んだ『開錠師』こそ著者の才能が生かされるジャンルではないかと思ってしまったのである。 本書は、残念ながら『開錠師』以上の作品とはどうしても思えなかった。 | ||||
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探偵マクナイト登場!ってことでシリーズ第一作目なのに、なおかつ作者の処女作なのに、なぜだかマクナイトと初対面の気がしなかった。いや、他の真似をしているという意味では全然なく、人物造形がめちゃくちゃうまいせいじゃないかなと思う。彼の過去、奥さんのこと、過去の情事のこと、みんな謎めいていて、小出しにしか明かされないし、結局最後になっても不明部分があった。でも、そこがすごくいい!一ページ目を開いた途端に動き始めたような、薄っぺらで、書き割りめいた話も時々あるが、この本には深いリアリティがあり、主人公がたしかに生きている。 | ||||
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