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忘れられた花園
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忘れられた花園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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「リヴァトン館」が良かったので、久々に凄い才能の著者が現れたと思って こっちも楽しみに読んだのですが… まず、時制がバラバラの出来事が交互に語られるので、途中で思考が中断 される感じで、すんなり物語に入り込めない。 「上」を読み終えて、「下」はもっと良いかと期待したけれど、読み進めるうちに 「これってハーレクインじゃないの?」という印象が強くなりました。少なくとも、 文学とは思えないチープな後味。 ガッカリ感満載で読み終えました。 「リヴァトン館」の賛辞に「ダフネ・デュ・モーリア(「レベッカ」)の後継者」とありましたが、 この本を読んで、それはダフネ・デュ・モーリアに失礼だと悟りました。 でも「リヴァトン館」は良かったので、読むならそっちをお勧めします。 | ||||
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イギリスのあの時代の雰囲気は感じられたものの、何か起こりそう、次こそ何か起こりそうと読みながら結局そのまま終わってしまった感があります。 長いため、途中でだいたい結末が想像つきますが、まさかそんなわかりやすいオチではないだろうと思っていたのに、そのとおりで残念です。 登場人物や冒頭のミステリアスな設定から、もっと劇的な展開を期待していました。 ネルやイライザの章は好きでしたが、カサンドラの章は個人的には甘過ぎのように感じました。 | ||||
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本屋で見つけて、これは!と思い一気に読みましたが、なんか期待した程ではなかったような…。「秘密の花園」+「めぐり合う時間たち」みたいな感じです。読後がすっきりしないのは、他の方と同様で、なんでだろー? 人物、背景描写、ばっちりなんだけどなあ! コーンワルの雰囲気を味わうのなら、とてもお勧めです。 | ||||
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まずは一言、作品の精緻さでは前作には及びません。 ミステリーとしての謎ときも下巻に入ったあたりで見当がついてしまいます。 (何故当事者たちがとっとと気がつかないのか疑問。ルックスにあれだけ触れているのに・・・・) できれば、裏切って欲しかったのですが・・・ 過去が幾重にも重なって謎のベールが一枚一枚はがされていくという構図では初期のロバート・ゴダードが好きなのですが、 あそこまでのカタルシスはラストにはないです。 ですが、子供の頃「秘密の花園」の閉ざされたいわくありげなさびれた庭に心躍らせた身としては ミステリーの謎とき以外で楽しい読書時間を過ごせました。 作者と同じく、イギリスのゴシックロマン好きなので。 残念なのはあの濃いキャラの伯父様が生かしきられていないこと。 もっと何かあるかと思うじゃないですか・・・・ いっそのことパリサーの「五輪の薔薇」くらいやってくれると溜飲が下がるのですが。 道具立てが良いだけに、ちょっとおしい、と思ってしまって☆3つ。 イギリスでTV映画とかにならないかな〜と期待してます。 もっと暗いのお好きな方にはサラ・ウォーターズの「エアーズ家の没落」をお薦めします。(笑) あとハーレクィンじみた感じで同じくコーンウォールを舞台にしたロザムンド・ピルチャーの「帰郷」も。(ミステリーにあらず) | ||||
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少女ネルの生い立ちをめぐる歴史ミステリー・・・ なんですが、あまりにお粗末な「真相」にがっかり。 クライマックスの種あかし(文字通り)が不快でたまりませんでした。(畑あかしも) 「ふうん、そうなんだぁ〜」とかるく流すには、あまりに病んでいます。 誰か、止めるヤツはいなかったんかいっ?! これを疑問に思わないのはまともじゃない、というかなんというか・・・。 モラルとか、かたくるしいことをいうようですが、これはちょっといただけません。 犬やネコじゃあるまいし・・・ (犬さん、ネコさん、ごめんなさい!) 上巻はまだしも、下巻ではそんなこんなでヒロインたちの魅力も一気に半減。個々のキャラクターがぶれぶれです。 「英国王の肖像画家」とか「謎の列車事故」とか、壮大な陰謀のニオイをぷんぷんさせといてこの結末??? ふたを開けてみれば実にドメスティック。 エンディングはハーレクイン。 装丁も美しすぎ(笑)。 文章力があるだけにもったいないです。 | ||||
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