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プシュケの涙



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【この小説が収録されている参考書籍】
プシュケの涙 (電撃文庫)
プシュケの涙 (メディアワークス文庫)

プシュケの涙の評価: 4.15/5点 レビュー 91件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全91件 21~40 2/5ページ
No.71:
(5pt)

この時はまだ、”ラノベの良作”に過ぎなかったが、今では”文芸の良作”へと見事昇格した、オススメの一冊。

実に面白くて、久しぶりに一気読みしてしまった。

物語は2部構成に分かれており、1部はどんでん返しのあるミステリ。2部は1部の過去編にあたり、こちらはミステリ要素は無く、ギャグ色の強いラブコメとなっている。私としては、いかにも青春と言える2部のほうが好きだ。シリアスで暗い内容の1部の後だからこそ、余計に笑えたのかもしれない(もっとも、そんな幸せな結末の2部も、この後に1部での殺人の悲劇が待っているわけだが……1部での彼方の態度と豹変ぶりが、良く解る)

キーとなるキャラクターはどちらも同じなのに、テイストとして全く相容れない2つのストーリーを、綺麗に一冊に纏めたことは、実に見事。

電撃の”ラノベ”として発売された本作だが、ラノベ的な要素は薄く、挿絵もほぼ無く(あってもイラストというよりは、イメージスケッチのよう)、内容的に一般文芸のように感じた。その完成度の高さゆえに、本作は2014/10/15発売の新文庫版から、講談社レーベルへと移行した。

古くは乙一や村山由佳などのジャンプノベル出身者。比較的近年では森橋ビンゴや有川浩などもラノベ出身だが、後に一般レーベルへと”昇格”している(森橋は一般レーベルで一冊出しただけで、今でもラノベ作家だが)。

作家だけに限らず、本当に面白い奴はマイナーからメジャーへ必ず出てくるなと思った。
プシュケの涙 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:プシュケの涙 (電撃文庫)より
4048674676
No.70:
(3pt)

人によるかな?

切ない、悲しい
というよりは胸糞悪かったです
感情移入して物語を楽しむ人には
向いていないかも。
プシュケの涙 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:プシュケの涙 (電撃文庫)より
4048674676
No.69:
(1pt)

あくまで私個人の感想です(辛口なので注意)

はっきり言って、何故こんなに高い評価を得ているのか疑問です…
レビューを書くためと思いなんとか読了しましたが、読み進める事が苦痛に思えるくらい私には退屈なストーリーでした。ありがちな展開、そして誰一人として魅力を感じられない登場人物たち。なにより文体が受け付けませんでした…。言い回しが悪い意味でクドい。
『我が家のお稲荷さま。』の作家の作品であることと、Amazonでの評価が高かっただけに期待していたのですが残念です…
プシュケの涙 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:プシュケの涙 (電撃文庫)より
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No.68:
(5pt)

ちょっと古き良き少女漫画のような

少し前の小説で、電子書籍化するのを待望していたのですが、一向に電子化する気配がないので
買いました。
軽く自然なタッチで描かれていて、とても読みやすい小説ですが、所々でガツンとやられます。
シリーズ作品のようなので続きも読んでみたくなりました。
プシュケの涙 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:プシュケの涙 (電撃文庫)より
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No.67:
(5pt)

うまい!

文章も当然うまいが、なにより素晴らしいのは構成だろう。前半のストーリーを先に読んでいるので、後半のストーリーがよりやるせなく感じる。
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No.66:
(4pt)

思春期の切なさ

同じぐらいの長さの話、2つによって構成されていました。ひとつめは、吉野彼方という高校生の少女が校舎を落下して死亡。その真相を調べようとする少年、そして、なにか隠しているらしき少年。となると、ミステリーとして読んでしまいますが、そこはあんまり期待しないほうがいいというか、違うと思って読んだ方がいいかも。ふたつめの少女が語り手の話では、さらに真相究明が進むのかと思いきや、そういうわけではありませんでした。少年と少女が出会い、特殊な状況のなかで惹かれていく、はじまりそうではじまらなかった淡い恋の物語です。上質の少女漫画を読んでいるような、きゅんきゅんとくる味わいでした。彼女の命に対する償いは充分だったのかと、前半の終わりがあらためて気になったりはしますが。
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No.65:
(5pt)

切ない・悲しい物語

前半は由良が自殺の真相を追及する話。
後半は自殺した少女と由良の関係がわかります。
物語の構成がいいですね。この構成が逆だったら本当に後味が悪いです。
読了後は切なく、なんだかやるせない気持ちになりました。
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No.64:
(2pt)

登場人物が薄っぺらい

謎は、旭のちょろさで、全てが解明されます。

旭がアホすぎて読む気失せました。

途中で読むのをやめたのは、初めてです。
プシュケの涙 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:プシュケの涙 (電撃文庫)より
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No.63:
(5pt)

面白ーい!

情景描写やら、女の子の描き方やら…こういうのを透明感っていうんだと思います。
大人が読むに耐える青春ものです。でも少し切ない…。

同じメディアワークス文庫のバカ売れ本より全然面白い。
何もないことが「透明感」ではないと思うのです。それはただの「透明」。
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No.62:
(3pt)

物語を文体が裏切っている。

物語を文体が裏切っている。言葉に対するに、絶対的な諦念と「それでもなお」の反語という機制を欠いている作品、それは「社会性」という虚無の穴にそれと自覚することなくまっすぐに堕ちている、換言すれば穴そのものだ。定義からして「社会性」は「実存」に対して欺瞞的である以外に在りようが無いとするならば、そうした作品は、「実存」の側にそれ自体として留めておくことは不可能であり、「社会」の側に即自的に身を明け渡し、以て「社会」内の匿名多数による駄弁に自ら弄ばれるだけだ。
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No.61:
(2pt)

買って損とまではいかないが…

面白くはなかった。
飛び降り自殺の真相がどんなものかと期待したが、予想を悪い意味で裏切った。
真相を知った時私は、「え?こんなこと?」と思わず口に出してしまった。
悪い点はまだまだあって、
主人公「えどがー」と日高はこれからどうなるの?旭とかいうksの今後は?などの知りたいこと全てを放り投げて、
変人()の由良側のストーリーが始まる。
この由良にまず魅力がない。こうやれば変人だろ?みたいな作者の意図が見て取れる。
少女漫画の男をそのまま引っ張り出してきたようにも感じた。
ただいかにもという感じで泣かせに来なかったのは評価する。
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No.60:
(5pt)

確かにいい作品ではありますが…

ここまで評価されているのはちょっとわからないです。

自分はどんな本も好きになれる人なので星は5ですが別に泣けるわけではなく話としては中途半端なとこが多々あります。

でも、リアル感はありストーリーにすごく引き連れられたのも事実。

もしかしたら読む人を選ぶ作品かもしれません
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No.59:
(5pt)

それで、あなたが少しでも喜んでくれたら、嬉しい。

一言で言うなら、とても素敵な本でした。
すでにたくさんの方がレビューを書いているので、簡単に紹介したいと思います。

少女の飛び降りる瞬間を目撃した榎戸川に突然近づいてきた変人の由良。
由良は二人で不登校気味の少女、吉野彼方がなぜ自殺をしたのか調べようと持ちかけます。
不謹慎だと反論しつつ、由良に促されて二人は自殺の理由を調べることになるのですが、
その過程で次第に由良の異常性が明らかになってきます。
自殺の理由を調べることに対する異常な好奇心と執着を見せ、
目的のために手段を選ばない由良の姿勢は、見ていて少し恐怖感を感じました。
そして、少し薄気味悪さの残したまま、前半部分は終わりを迎えます。

後半の物語は、少女の視点で物語が綴られます。
ここで由良の行動の異常性の理由が判明します。
そして後半までに、少女の結末を知っているからこそ、
由良の明るさや優しさに胸が苦しくなります。
本書の最後の一文に心が動かされるのだと思います。

この本が本当の意味で「せつない」のは、
この作品の続編である『ハイドラの告白』と『セイジャの式日』もあわせて読んでいただけるとよくわかるのではないでしょうか。

この作品だけでも十分お勧めできます。
でも続編もあわせて読んだ後に、二回目にこの本を開くと、
彼の想いや生き方がわかるからこそ、より一層心を締め付けられるような気持ちになると思います。
プシュケの涙 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:プシュケの涙 (電撃文庫)より
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No.58:
(2pt)

持ち上げられ過ぎ

ネットの「おすすめラノベランキング」でたびたび姿を見せる今作「プシュケの涙」。
僕はその噂を信じ込んで買ったクチです。ですが……うーん。正直、全然と言っても過言じゃない程、感動しませんでした。

ミステリーではないから、犯人は最初から判明している。そのため、この物語の魅力は必然的に「感動させられる」
という点に集中する。

ただ、「感動する!」とか「切ない!」とか「面白い!」とか声高に言われ過ぎている為、期待が上回って、
結局悪い意味で期待を裏切られるかもしれません。

きっと物凄く感動させられるんだろうなあ、と確信して読むと意外と感動しないんですよね。
ですので、ネットの高評価を間に受けるべからず。
プシュケの涙 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:プシュケの涙 (電撃文庫)より
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No.57:
(5pt)

哀しい物語

読み終わった直後は、何ともやりきれない気持ちで胸が苦しくなりました。 この気持ちは言葉にできません。 ただ、このレビューを読んで頂けているのなら是非!!この小説を手に取って頂きたく思います。 全3部作で1作目となるプシュケは誰も救われませんが、第3部を読めばきっと感動します。 本当にお勧めの1作です。
プシュケの涙 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:プシュケの涙 (電撃文庫)より
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No.56:
(3pt)

表紙に惹かれて

結末が分かっているので後半は落ち着いて読めます。
高校という狭い中での爽やかな青春と残酷な結末が何とも言えません。
二人は惹かれていたんだろうけど恋愛ものみたいにくどくないし
日々の小さな事に楽しみを見つけて一緒に共有する仲間のような
感じで本当に爽やかだと思いました。

最後が呆気なかったのでもっと色々知りたかったなと思いましたが
物足りない終わり方だからこそ良かったのかもしれません。
由良についてもっと知りたいので続編読んでみます。
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No.55:
(5pt)

やるせねーよ('Д`)

悲劇を描くなら確たるべしというような二部構成の作品。

前半は少女の死の真相を解き明かす物語。
後半は少年と少女の出会いの物語。

前半から後半に読み進めれば、なんとも複雑な感情が込み上げてくるし、
後半を読み終えてから前半を読み直すと、これもまた……。
非常に切なくて救いのない物語です。

どうすれば少女は幸せになれたのだろう、何が違っていたら少女は死なずにすんだのだろうと、
くどくど考えさせられて、完全に著者の術中にハマる。

キャラ立ても上手いし、丁寧な言葉で紡がれる世界観は幻想的で美しいから、
余計に読み終えた後の残酷さが一際で……。

電撃文庫から出てますけど、内容は近年売れ筋のメディアワークス文庫のイメージ。
オススメです。
プシュケの涙 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:プシュケの涙 (電撃文庫)より
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No.54:
(5pt)

これ以上に好きな本はないかもしれない

発売された当初、書店で山積みにされたところを買いました。表紙に引かれて何となく手にしたのですが、読み出すと止まらなくなり、ほんの数十分ですっかり虜になってしまいました。
読み終えた時のあの気持ちは今でも忘れることができません。 悲しいけれど嬉しくて、甘酸っぱくて爽やかで…少々言葉にはし難いです。

とても好きな小説なので、少しでも興味のある方には是非読んでもらいたいです。
プシュケの涙 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:プシュケの涙 (電撃文庫)より
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No.53:
(5pt)

由良彼方というキャラクター

夏休みの補修授業中に、飛び降り自殺を目撃した主人公に、由良というキャラクターが接触してきて……
というあらすじから始まるストーリーです。
あらすじからは、ミステリかと思ったのですが、全編を通してみると、青春小説という印象でした。
ですので、事件や推理とか探偵が登場する物語を期待して読むと、裏切られることになります。

しかし、一つの物語として見た場合、一読して損はないと豪語できます。
特に、由良彼方というキャラクターと、自殺した女子生徒の二人の生前のストーリーは読後に心が温かくなります。
悲劇で救いはないのですが、悲しいだけではない、美しい物語だと感じました。
プシュケの涙 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:プシュケの涙 (電撃文庫)より
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No.52:
(5pt)

甘苦い青春小説

レーベルから言えばライトノベルかもしれないが、青春小説と言った方がしっくりくる作品。
物語は一方向に進まず、途中で回想が大きい位置を占める。
内容は死が絡むため、当然に暗い部分がある。ただ、それは穢れた暗さではなく、透明感のある時間として描かれている。
群れて楽しい時間よりも、何かを追い求める時間。指先から溢れる、刹那の煌めきを掴もうとするような印象。
じっくりと読むべき小説だと思う。
プシュケの涙 (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:プシュケの涙 (電撃文庫)より
4048674676

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