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プシュケの涙
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プシュケの涙の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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ラノベあるあるで痛い。作者さんが幼なじみが全員主人公のことを好きだと思っていそうな描写があり、そこから今まで感じていた違和感と合わさって読めなかった。 | ||||
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高評価が多く、まとめサイトでも紹介されていたため読ませていただきました。 タイトルにも書きましたが、読んでみた感想はやっぱり「嫌い」だなぁと。 序盤は美しい女子高生が飛び降り自殺をして、その原因を、『変人で天才で美形で完璧な男子高校生』と、女子高生が落ちていく場面を目撃してしまった主人公(男子高校生)が探っていくという話で展開していきます。この時点でキャラクタの好き嫌いは分かれそうですね。個人的にはどうでも良かったですが。 それよりも、ミステリ風味で物語が展開していくのですが、全体の3割を過ぎた辺りでしょうか。突然、語り手の主人公が、女子高生が落ちている姿など見ていない。あれは嘘だったと言います。ミスリードとかではなく、叙述トリックとかそういうものは全くなく、ただ地の文で与えていた情報を覆します。この時点でミステリや推理としては見れなくなりますね……。まあ、私はそれでも良かったんですけどね。面白ければ。 寧ろ、私はこの段階では期待してました。だって、登場人物がこの段階で4人しか出ていないんですよ。それに、前述しましたけどページも3割しか経過していない。普通の作家だったら、このままの状態で書き続ければ全体の5割の辺りで完結してしまいそうな情報量です。けれど、残りのページを全て白紙にする訳もないし、ここから更にひと悶着があり、何かしらの巻き返しがあるのだろうと思いました。残り7割のページを埋めるだけの素晴らしいトリックや巻き返しの出現です。そうでなければ、この高評価の説明は付きませんし、皮肉とか貶めるつもりは無く、私は本当にその可能性を疑いませんでした。既に人間を描くにしても動機や行動、何もかも都合のいいものでしたし、文体も正直読みやすいという訳でもなく、かといって品や静謐さがある訳でもない。だったら、エンタメ的な要素でしか巻き返しはあり得ませんから。 しかし、星の数で察して頂けるかと思いますが、私の予想は裏切られました。何も起こらない。糞みたいな理由で女子高生は4階から落ちてしまって、別にトリックなどは何にもない。ただ一人の人間性の欠落したキャラクタが奇行に走って(作者によって走らされたというべきか)、散々引き延ばしてきたページ数は、そのどれもが伏線や意味を発揮することなく、ただの日本語の羅列として役割を終えました。 この時点で5割。では、残りのページ数は一体どうなるんだと思う訳ですよ。 私はげんなりしながらも、ページをめくりました。可能性は薄くても、残りの5割で新たな情報が用意されて、実は犯人が居た。そして、劇中のキャラクタは誰もその存在に気付けなかったという可能性も作れなくはないと思ったからです。 まあ、星云々は書きましたし、端的に書きます。残りの5割は『変人で天才で美形で完璧な男子高校生』と飛び降り自殺をした(ここは不幸にも4階から転落したの方が正しいですね)女子高生との甘酸っぱい高校生活が描かれます。たぶん、甘酸っぱいのでしょうが、前述したとおり、文章は優れているとは私には思えない訳ですよ。別に漱石さんのような文章を書けという訳でもなくて、ラノベの文章にも読みやすさやスピード感という点で優れた点があると私は考えています。これはどちらも満たせていない。情緒がある訳でもない。何の内容も無く、読み所、面白さを見つけられない文章は本当に苦痛です。小学生の日記の方が、事象に対しての強い感情が伝わってきて、楽しく読めそうだと感じました。 結局のところ、この小説というのは少女漫画に近い形の小説なのだと思います。前半部は事象や文章、人間性の描写等を見る物ではなく、ひたすらに『変人で天才で美形で完璧な男子高校生』の全能っぷりを引き立たせる為に存在するのでしょう。そして、後半の甘酸っぱい青春部分で、不幸な(私は自業自得としか思わないが)女子高生が主役になり、『変人で天才で美形で完璧な男子高校生』と触れ合って悦に浸るという訳です。 このレビューは、あまりにも酷評が過ぎたかもしれません。私も前半の3割までは期待して読めたので、高評価を付けたくなる理由も分からなくも無いのです。ですが、3割以降。これをどうあっても評価する事が出来ません。少女漫画の類として価値があるのだろうというのが、最大限好意的な解釈です。 | ||||
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※ 真相に触れているレビューです ※ 女子高生の転落死の謎を、主人公の榎戸川と探偵役の由良が追っていく青春ミステリー。…かと思いきや、ミステリーらしい「謎解き」要素があるのは前半部のみで、主人公かと思われた榎戸川も途中退場。 中盤を待たずに真相があっさり明かされ、その真相も「高校生の誤魔化し方」としてはある意味リアルだけど、ミステリーとしてはお粗末なもの。まだまだページ数があるので「ここからが本番か!」とその後の展開に期待しましたが、後半はミステリー要素はまったく無くなり、転落死した女生徒と由良の「過去の出会い」を描くだけの青春学園モノに。そのまま何のドンデン返しもなく、切ないと言うより後味の悪さを残したまま終了。 青春モノとして見ても、由良のキャラがいかにも漫画やラノベに出てきそうな「唯我独尊・変人美形キャラ」でリアリティが無く、いまいち感情移入ができず。「双子」という設定にも特に必然性は無し。吉野の「不遇な家庭環境」もとって付けたような、いかにもな設定でちょっと紋切り型。 また他の人の指摘にもありましたが、彼女自身、文化祭の準備にも参加せず、クラスに溶け込む努力もしないから学校での立場も悪くなっていくわけで、学校での居場所が無いのはほとんど彼女自身の責任。家庭の問題は同情するとしても、クラスメイトはそんな事情は知らないわけだし、学校の授業や行事をサボる理由にはならないでしょう。そこを本人が見つめ直して精神的に成長するという描写がなく、ただラクな方を選んでいたら由良と出会って、家庭の問題(後述)も何となく解決しました、という展開には疑問符が。せっかく最大の問題が解決したのに、その後も転落死するまでほとんど授業にも出ず、クラスに馴染もうとする事もなく、終始ラクな方に逃げていただけ。 本来、由良と吉野がお互いに惹かれ合う存在となっていく上で解決すべき「立ち塞がる難題」として、彼女を最も悩ませていた「父親の存在」が何ともご都合主義的にあっさり解決してしまうので、結局「ふたりが協力して状況を打開した」事は何も無いという有り様。ここにミステリーとしての謎(父親が何者かに殺害されてしまい、ふたりでその謎を解明しようとする。そしてその真相が転落死の謎と関連しているetc.)が出てきたらミステリーとしてもドラマとしても面白くなったし、その「解決への過程」によってふたりを掛け替えの無い存在にしていくという展開も描けたのにと思う。 切ないと言うよりも後味の悪さが残る青春小説です。文章は読みやすいですが、個人的にはミステリーとして読み始めたのでイマイチでした。 | ||||
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これは巧妙なトリックじゃなくて、単に言ってなかった事実を後から「ほれ、真相はこんなことだったぞ」と言われてるようなもの。 伏線があるでもなく、ネタバレ覚悟で言ってしまえば語り手に嘘吐かれてたらどうしようもないのでは……。 後半にくっついてきた前日譚の少女漫画染みた話に特出するべきものもなく、何故こんなに評価が高いのかが分からない。 | ||||
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ライトノベルではなく一般小説を目指しているのかもしれませんが、いまいちリアリティに欠ける上に、物語としての構成を誤っている気がします。結果から過程へと移るのは珍しいですが、内容を良くしているわけではありません。普通に起承転結を用いて書いてくれればまた違った印象を受けたでしょう。 ライトノベル特有の軽さや読みやすさもないし、一般小説のような文章力や深みもない。どちらにしても中途半端で、あまりにも退屈な小説でした。 表紙が素晴らしいだけの作品でした。 | ||||
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はっきり言って、何故こんなに高い評価を得ているのか疑問です… レビューを書くためと思いなんとか読了しましたが、読み進める事が苦痛に思えるくらい私には退屈なストーリーでした。ありがちな展開、そして誰一人として魅力を感じられない登場人物たち。なにより文体が受け付けませんでした…。言い回しが悪い意味でクドい。 『我が家のお稲荷さま。』の作家の作品であることと、Amazonでの評価が高かっただけに期待していたのですが残念です… | ||||
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謎は、旭のちょろさで、全てが解明されます。 旭がアホすぎて読む気失せました。 途中で読むのをやめたのは、初めてです。 | ||||
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面白くはなかった。 飛び降り自殺の真相がどんなものかと期待したが、予想を悪い意味で裏切った。 真相を知った時私は、「え?こんなこと?」と思わず口に出してしまった。 悪い点はまだまだあって、 主人公「えどがー」と日高はこれからどうなるの?旭とかいうksの今後は?などの知りたいこと全てを放り投げて、 変人()の由良側のストーリーが始まる。 この由良にまず魅力がない。こうやれば変人だろ?みたいな作者の意図が見て取れる。 少女漫画の男をそのまま引っ張り出してきたようにも感じた。 ただいかにもという感じで泣かせに来なかったのは評価する。 | ||||
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ネットの「おすすめラノベランキング」でたびたび姿を見せる今作「プシュケの涙」。 僕はその噂を信じ込んで買ったクチです。ですが……うーん。正直、全然と言っても過言じゃない程、感動しませんでした。 ミステリーではないから、犯人は最初から判明している。そのため、この物語の魅力は必然的に「感動させられる」 という点に集中する。 ただ、「感動する!」とか「切ない!」とか「面白い!」とか声高に言われ過ぎている為、期待が上回って、 結局悪い意味で期待を裏切られるかもしれません。 きっと物凄く感動させられるんだろうなあ、と確信して読むと意外と感動しないんですよね。 ですので、ネットの高評価を間に受けるべからず。 | ||||
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前半はまあ良かったけど、後半の少女が語り口の話は、つまらなかったです。 少女にも、彼に救いの手を差し出す少年も感情移入できないし、好きにはなれない。 キャラクターに何の魅力もないです。 少女は何も戦っていないし、クラスに溶け込む努力もしないまま、楽な方向に逃げただけ。 死んだ理由も結構お粗末でした。特に感動することはなかったです。 | ||||
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50pほど読んでやめました。 つまらなかったというのもあるんですけど、それ以上にキャラの思考が気持ち悪い。 普通はいきなり怒鳴りだすような見知らぬ男の話なんて聞きません。またそういった行為がかっこいいみたいに描かれてるのが・・・厨2っていうんですかね・・・ 厨2は厨2で俺妹の黒猫とかおもしろいんですけど、この作品は自覚の無い厨2で自分は見てられなかった。 尼のラノベレビューはこういう「萌えを感じさせない正統派小説」みたいなのが「内容を問わず」評価される嫌いがありますね。 この作品も高評価ですがそういう類だと自分は思うので、評価に騙されないようにしたほうがいいでしょう。 | ||||
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高く評価している方は気を悪くしないでいただきたい。 手放しで絶賛する人ばかりではないという参考として、あえて辛い点数をつけておきます。 結果>過程という時系列で描く構成は秀逸。 しかし、前半で描かれているキャラの動機、行為の結果が陳腐で、その後いくらいい話にしてもカタルシスが得られない。 妙にリアルではあるが、作品として面白くならなければ意味が無い。 | ||||
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