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未来警察殺人課
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【この小説が収録されている参考書籍】
未来警察殺人課の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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70-80年代にSF誌などで発表,書籍化もされた二冊,全十五篇を発表順に再構成した作品で, 徳間書店版1巻のあとがき,徳間文庫版1-2巻の解説,SF誌に掲載のインタビューや写真紀行, そして編者解説を加えた600ページを超えるボリュームは,正に『完全版』と呼べる一冊です. 『SFミステリ』とのことですが,いわゆる謎解きや犯人捜しとは少しばかり毛色が異なり, ハードボイルドやアクションに近い雰囲気で,お約束(?)の美女との『一夜』もたびたび. 官能小説のような『隠語』も飛び出したり,最後が『そっち系』で締められることも多めです. また,ストーリ性が強く,ミステリも読む側が積極的に考えるというよりは眺める立場で, 良くも悪くもアッサリとした解決は,「なるほど」と感心させられる話運びとなっています. ただ,前後半,旧版で言うところの一巻と二巻では,雰囲気が変わってしまった印象で, 前半に比べ,目先を変えてきてはいるものの,似た設定の篇がいくつか見受けられるなど, 間隔が空いていたことや,長丁場にこちらが疲れた部分もありますが,やや息切れの感が…. 最近では耳にしない言い回しも,新しい作品に慣れているとちょっと気になるかもしれません. | ||||
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