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謝罪代行社
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【この小説が収録されている参考書籍】
謝罪代行社の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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最近のハヤカワの傾向として青春小説的なミステリー・犯罪小説と いうのがあると思うのですが、この本はまさにそれで、ベルリンの若 者の日々と事件という二つの面を持つ小説です。 ベルリンの町の風景と今の20代の青年達の姿の描き方に生々しさが あって読ませます。 しかしそこへ降ってわいたような災難がひどすぎる。エラリークイー ンは「ミステリーの中の事件は殺人事件でないと読者を引っ張って行 くことができない」と書いていますが、その教えを守って行くと、よ り刺激を強くするために事件の惨劇度をエスカレートして行かなくて はいけなくなるだろう、そんなことを思いました。 結局犯人の動機などがあいまいなままなので、何か解決しない感じ を残したまま終わってしまい、残虐な描写の印象だけが残るというよ うな感想です。 楽しい話を描こうとして結局作家自身が普段書けない、描いてみた い物を書いてしまったのかな。 | ||||
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いかにもドイツらしい陰々滅滅とした内容と結末、 感情移入しにくい登場人物たち、 なによりも、時系列を前後して複数の視点で語られる叙述と、 決して愉快なだけではない、なかなか読むのが苦しい作品でした。 また、一読して明らかに矛盾していると思われる点もあり、 謎ときとしては辛めの点数になりました。 なお、作品中で主人公の一人が見せる「謝罪術」はなかなかおもしろく、 実社会でも応用できそうな気がしましたが。 | ||||
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この話、表現方法を、気楽に通勤途中に読もう、なんて考えると酷い目に遭う。 実際そんな目にあってしまった。読めども読めども楽しくならない。 主要登場人物に特別魅力を感じない、物語にワクワク出来ない、物語の進行具合や<匿名>登場人物との 絡みが分かりづらい、で、頭がクタクタになってしまい、ページをめくる手が進まない。 そんな訳で、250ページ過ぎで読了を一旦中断。全容を如何しても知りたいという気持ちになれないのが 大きな要因。(その内、自宅でジックリ手に取るかもしれないが、今は一刻も早く他へ移りたい...) エンタメなミステリーなら他にもあるし、この本を”通勤のお供”に選んだのは失敗だった。 この本こそ、好き嫌いの分かれる、読み手を選ぶ、本なのだろう。私は好きになれなかった。 | ||||
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