失踪家族
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ある日突然、14歳のシンシアだけを残して両親と兄、一家全員が姿を消した。それから25年、シンシアはわたしと結婚しつつましくも平和な家庭を築いていた。しかし、心の傷が癒されることはなく、彼女はいまも真実を求め続けている。そんななか、あるテレビ番組に出演したことを機に不可解な出来事が起こりはじめ、関係者が次々と殺される。はたして25年前の失踪事件と関係があるのか?シンシアとの関係が危ぶまれるなか、わたしは家族を守るべく立ち上がったが、そこに浮かびあがってきたのはシンシアの人生を翻弄してきた驚愕の事実だった…。 | ||||
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ここでの評価が高めなのにちょっとびっくり。 まず、割と長いこの小説の3分の1は削ってもいいような気がする。 テレビ局(霊能者関係含む)関連の部分はまったくいらないでしょう。帽子のエピソードも正直意味不明。警察に調べてもらうこともしないし。 他の方が評価されてる部分も、私には作者によるミスリード狙いまくりな展開にしか思えず少々イライラさせられた。 そして、とにかくこの小説での警察が無能すぎて、実際の警察関係者が読んだらあきれ果てちゃうんじゃ・・・とか思ってしまった。 以下ネタバレ 諸悪の根源は父親であまりに無責任。 作中、シンシアの夫に指摘されているけど、自分可愛さにすべてなぁなぁでやり過ごしてきた結果にしか見えないのだが、何よりその展開が割と早めに見えてしまうので犯人も想像し易く、後半への期待がかなり減。 そもそも家族の失踪直後、ちょっと警察がまともに動けばすぐ解決してたような事件だったわけで。 シンシアの母親と兄が失踪直前に生活圏にあるドラッグストアにいっているのに、そしてそのあたりにはかなりひどい血だまりがあったはずなのに、それも見つけられない警察。 加害・被害いずれの側であれ、どうみても事件性がある失踪(少なくとも未成年の子供を放置していなくなっているのに)を真剣に調べた気配が一切ない。 一介の私立探偵が数日調べただけで気が付いてるのに、警察が父親の勤め先すら確認してないなんてどう考えてもありえないし、本名も勤め先も何も分からない人間の失踪なら、普通は事件絡みとして捜査すると思うんだけど。 終盤、犯人の都合に合わせたかのようなシンシアの家出。ご丁寧に娘もつれて・・・。 B級テイストの映画でももうちょっと上手くもってく気がする。 そしてラスト。正直、ここではもう色々とお腹いっぱいで「ふーん」で終わったのでした。 | ||||
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ストーリーのあらましは多くの方が書いているので省きます。中盤ストーリーまでは多小の疑問があったにせよ。長い時間家族が行方不明で何故今になって急に真実を探る気になったのか?主人公の心の中心の揺れの理由がはっきりしないとか・・・だましだましページをめくっていったが、おおかたストーリーの内容がもしかしてありがちな話しだったりして?を気が付いてしまうかもしれない。後半もっとひねって終らせると思ったが、あっさりしていてやっぱりねー。で終った。アメリカ出身、カナダの作家らしい極単純ストーリードラマのよう。がっかりが大きかった期待してた分。 | ||||
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ミステリアスな導入部で、すっかりこの世界に没入してしまいました。 途中には主人公すら疑わせるような巧妙な筋運び いつ形勢逆転してもおかしくない緊張感に息ができなくなるクライマックスシーン そして伏線!! とにかく読んで!といいたくなる一冊です。 最後に、、、実はこの文章、読んで2ヶ月ほど経ってから書いてます。 それでも情景が次々浮かんでくるんですよ。 この作品の力を示す、よい証明だと思いませんか? | ||||
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この手の特異な話は、色々想像しながら読み進めるのですが、どの程度「突飛」なことが、展開的に許されるのか、がどうしても頭の中で引っかかります。 たとえば、序盤にSFのような展開になれば、失踪の正体がどうとでもなるし、ホラーであっても同等です。 しかし、この話は、ストーリーが進んでも、日常の範囲を超えないので、おやっ、と思いながらページをめくり続けました。 主人公がすでに中年になっている、という設定が、読み進めやすかったです。少女のままだったら、かなり苦痛な展開になっていたのではないかと思います。 ページ数もそこそこあるし、初心者向きでは無いと思いますが、普段から洋物を読み慣れている人なら、間違いなく楽しめる一冊です。 | ||||
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