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ベツレヘムの星
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ベツレヘムの星の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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アガサ・クリスティのミステリは大好きでほとんどを読んでいます。ちょうどクリスマス・シーズンということで、ほっこりできるかなと思ってこの本を手に取ってみたのですが・・ものすごく率直に言いますと、あまり意味もわからず、おもしろくもありませんでした。 キリスト教に興味はあるのですが、どちらかというと歴史や社会での現象、宗教心理みたいな方向からしか見てこなかったので、気持ちとしてキリスト教に寄り添っているとは言いがたい自分です。 ここに出ているお話は、キリスト教文化で育ち、信仰の度合いが浅いか深いかにかかわらず、幼い頃から日々の行事や祭などに親しんでいないと、やはり理解しにくいと思います。 「いたずらロバ」と「水上バス」は人生の教訓話にもなっていて、これらはすんなりと納得できました。また、お話の中に神様=イエス・キリストが姿を変えてさりげなくあらわれることがあり、神様はどこにでもいて、ちゃんとあなたを見ていらっしゃると言いたいのだと思います。 あとの詩篇や聖人たちが出てくる物語は、たぶんありがたいお話なのでしょうが、意味もあまりわからず退屈でした。 クリスチャンの人でなければあまりおすすめできません。自分の理解不足で楽しめなくて残念でした。 | ||||
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帯カバーには「心にぬくもりが伝わる」とあるのですが、とてもそうは思えません。キリスト教信者にとっては深く、重みのある主題であり、話なのでしょうけれど… なかでも『夕べの涼しいころ』は 「彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した」 これは創世記の一説で、アダムとイブがエデンの園にいるときのことで、二人は蛇にそそのかされて知恵の実を食べた直後でした。そうしたことを踏まえたのタイトルであり、テーマであるのですが、かなりキツイ話です。「春にして君を離れ」以上の怖さがあります。 | ||||
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