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マルドゥック・スクランブル



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マルドゥック・スクランブルの評価: 4.33/5点 レビュー 107件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全87件 21~40 2/5ページ
No.67:
(5pt)

傑作!

傑作、ここに極まれり。
なんど読み返しても、新鮮さを喪わず。
エンターテイメントの極致と感じる。
良作の多い作者には、感謝の念を禁じ得ない。
未読の方が羨ましい!
願わくば、この物語の次作がより驚きと感動を、
そして、直球であらん事を!!
マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.66:
(5pt)

DVDを観て。

DVDを観てこの原作をしりました。DVD同様に楽しめます。なかはか読み応えありますよ。
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.65:
(5pt)

面白い。

久し振りに小説を読んでみようかと思い探していたら、この本を見つけました。
結構読み応えありますよ。
マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.64:
(5pt)

最終巻です。

最終巻です。なんだかんだで全巻読破しました。読み応え充分で久し振りにハマりました。
マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.63:
(5pt)

完全版も読みましたが。

完全版も読みましたが映画化ということで購入しました。映画に興味のある方はオススメです。
マルドゥック・スクランブル〈改訂新版〉Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル〈改訂新版〉より
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No.62:
(5pt)

星50個くらい差し上げたい

カジノ篇の決着とボイルドとの最終決戦が描かれる第三巻。
ブラックジャックがこんなに複雑な心理ゲームだとは知らなかった。
博打はそれほど好きではないが、博打を扱ったフィクションは好きだ。
破滅を賭けて大勝負に挑む緊張感は、人生の濃縮ジュースのごとき妙味がある。
ましてやパロットが賭けているのは金銭などではなく、自らの人としての誇りなのだ。
周到に張った伏線が土壇場で回収される快感といったら、ない。
ギャンブルだけを取り上げても『カイジ』に匹敵する出来栄えである。
天才ディーラー・アシュレイの人物設計が際立っている。主要キャラは全員魅力的だ。

シェルにしたところで単なる変態の悪党ではなく(変態で悪党だけど)、ちゃんと血の通った人物として設計されている。
パロットを殺そうとした理由、大企業で重用される特殊な資質と、裏返しの弱点。これらがすべて有機的につながってドラマを盛り上げる。

宿敵ボイルドとの決着は、相棒ウフコックとの関係も絡めて最高の盛り上がりを見せる。
パロットの毅然とした美しさは、最後までブレない。ああ、愛してる。

一言でいうなら、頭のいい作品だ。現実離れのしたドラマでも、その世界なりに筋が通っている。
そして読者の期待を決して裏切らない。星50個くらい進呈したい大傑作でした。
マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.61:
(5pt)

ハードボイルドSF

サイバーパンクの代表とされているが、この定義がよくわからない。
ハードボイルド+SFの大傑作という評価でいいのではないか。
中盤に入っても、勢いは止まらない。なんといっても、キャラが魅力的だ。
15歳の少女娼婦パロットの相棒ウフコックは、ネズミだ。人間の相方として考えやすい馬でも犬でもなく、嫌われ者のネズミ。
虐げられ無視されてきた少女のパートナーに相応しいのかもしれない。
超ハイテク電脳コンビに対するは、重力を操る殺し屋ボイルド。
無敵VS最強。まさに未来版矛と盾である。

戦闘シーンにも惹きつけられるが、いよいよこの巻からカジノ対決が始まる。
ポーカー、ルーレット、ブラックジャックと息詰まる頭脳戦が続く。
敵方の女性ディーラーが男前でかっこいい。本作は人物造形がとても良く出来ている。
深みと重厚さは文学以上、娯楽性はそこらの漫画やラノベが束になってかかってもかなわない。
たるみがちな中盤でこの迫力、最高点以外は考えられない。
マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.60:
(5pt)

奪われし者の復権

極端な格差が確立した、暗黒の未來。主人公パロットの経歴は凄まじい。
12歳で実の父に強姦され、養護施設で性虐待を受け、脱走してからは未成年娼婦となってポルノビデオにも出演していた。
そして今、エリートを目指す男シェルの手で命までも奪われようとしている。

未来社会を舞台としたハードボイルドであり、破壊と復権の物語であり、力強いジェンダー小説でもある。
瀕死のパロットは、ドクターの手で無敵の生体電子兵器として生まれ変わった。万能ネズミ・ウフコックを相棒として、シェルと背後にいる巨大企業に立ち向かう。
すべてを奪われた者の逆襲。これほど正当な戦いの動機があるだろうか。
戦う美少女ストーリーに感じる疑問ーーなぜか弱い女の子が戦闘なんかするんだーーが、ここでは見事に反転する。
少女だから戦うのだ。戦わざるを得ないのだ。

しかも大藪春彦ふうの無法な復讐ではなく、法廷で自らの正当性を主張するのが最終目標だ。
だから血生臭い活劇が満載でも下品にならず、知的で抑制が効いている。
笑えることに、この世界にはいちおう人権や民主主義が存在している。なんか我々の現実に似てるなあ。
「レイプされても女が感じていたなら、男は無罪」などという判決が有りうるところが、日本的で嫌だ。

殺し屋集団「畜産業者」の変態ぶりが楽しい。こういうキャラは大好きだ。
パロットと連中のバトルは、痛快きわまりない。活字でこんなに気持ちのいい戦闘シーンを読んだのは、久しぶりだ。
つづく。
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310149
No.59:
(5pt)

少女の成長物語。

世界は平等ではないし、綺麗事だけじゃない。
奪われるだけだった少女が、命さえも奪われかけた少女が、力を手にし、一度は溺れ、奪う側に回ろうとし、それでも、愛することを知り、守ることを知り、赦すことを知る。

それは煮え切らない、優しく強い相棒の為に。

読みやすく、緊迫感も状況も二転三転して、3巻一気読みしてしまいました。

3人のコンビを、またみてみたいな、そう思えるシリーズでした。
マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310165
No.58:
(5pt)

手にあせ握る。

至るところに散りばめられた言葉遊びと、傲慢な戦いと、子供のように離別することの恐れ。
特別でもなんでもなく、生きるために。

追い詰められていく戦闘シーンは、圧巻。

ウフコックみたいなナイトが居たら、そうおもうくらいカッコいい。

戦闘シーンもだけど、日常も、ほっとしたり、くすっとしたり。
ゆっくり読むつもりが、気づいたら最後まで一気よみしてしまました。
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.57:
(4pt)

楽しく読み切れた

「天地明察」から読み始めた初心者としては振れ幅の大きさに驚きもしたが、さすがに再度しっかりと手を入れている様子が伺える「完全版」というに相応しい出来に仕上がっていると感じる。
一気に読み切ることも出来たが、敢えて少しずつ細部まで読み返しながら切れ切れに読んでも最後まで楽しく読み切れた。
マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.56:
(4pt)

少女バロットの成長を見守る物語

初めて冲方丁の作品を読みました。「天地明察」「光圀伝」が話題になっていて興味を持ったのですが、まずは手軽に読めそうなものから読んでみようという選択でした。私が読んだのはKindle版です。全3冊からなる物語の評価を3冊別々にするのは難しいのでトータルとしての評価を書きます。
 はじめの方は、その世界観と描かれる架空の科学技術に魅了されました。しかし、おもしろさは2巻から本格的になると思います。物語が進むにつれ、舞台は「隠れ家」「楽園」「カジノ」と、がらっと変わっていき、主役のバロットの内面も徐々に変化していきます。いろいろな場面を乗り越え、傷つきながらも成長していくバロットがだんだん好きになっていきました。最後まで読み進めるまでに、ウフコックやドクターだけでなく、一部の敵役のキャラクターも、とても人間的で魅力的だと感じるようになりました。そういう意味で後味のとても良い物語になっていると思います。静かなラストシーンは、暖かく、悲しく、感動的です。自分の"お気に入り"の一冊となりました。
 しかし一つだけ大きな不満があります。それは、Kindle版には表紙のイラストがないことです。文字だけの上品な表紙です(Kindle版の表紙をupしましたのでご覧ください)。Amazonの商品のページにはイラストの表紙が示されているので、これは軽く詐欺?です。素敵な表紙イラストで楽しみにしていたので、とても残念でした。表紙も大事ですよね?ちなみに、手持ちの本のリスト表示の時の、ちっちゃい表紙イラストのサブネイルだけは含まれていました。小説としては評価星5ですが、申し訳ないですがマイナス1させて下さい。
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.55:
(5pt)

この作者に出会えてよかった

天地明察を読み、ひどく感動した。ストーリー、表現、人物、設定、セリフ、また作者に。

この作者の作品で、天地明察しか読んだことのない私は、この本を読み始める時に、まったく話の内容が予想がつかないと同時に、不安にもなった。
日本の歴史物(天地明察)と、外国の近未来(マルドゥックスクランブル)。まるで両極端の設定の物語。天地明察で、この作者に覚えた感動が少し削られてしまうのではないか、と。

しかし、一巻の第一章を読み終え時、それは杞憂でしかないと思った。それどころか、天から素晴らしいものを受け取ったような気持ちになった。

綿密に作られた舞台。初めは異常としか思えない人物の普通の心理。的確な場所での的確な例え。斬新で面白くも分かりやすい表現。全てが素晴らしいと思った。
この作者が書いた作品なら、歴史物、SF、アクション、たとえホラーやコメディですら、自分の好きな作品になるだろうと思う。

主人公の成長を軸に、様々なテーマが詰め込まれている本作。
何度も読み、何度も考え、自分なりの”価値”を発見していきたい。
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.54:
(4pt)

快調に読みました。

とても面白く読みました。冲方 丁のSF他にも読んでみたいですね。
マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.53:
(4pt)

面白かったです。

半ばに中だるみがしましたが、改丁しただけあり時代を感じさせない出来でした。面白かったです。
マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310165
No.52:
(5pt)

魂の底が抜けてしまった男と他者に触れる事で魂を見出した女の子の話。

面白い。続編のKindle化が望まれる作品です。オススメの作品です。
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310149
No.51:
(5pt)

おもしろかったです。

スピード感が気に入りました。シリーズ化されたりしているのでしょうか?
マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310157
No.50:
(5pt)

スピード感が気持ちいい

文庫本が出た時に気になっていた本、期待通り面白かった。ちょっと複雑な記述があるけど…
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
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No.49:
(5pt)

作者の成長に合わせて、進化するシリーズ

この「完全版」もいよいよ、完結。バージョン違いをすべて読んだので、これで4回目(コミック版を入れれば)になるけど、さすが「完全版」を名乗るだけあって、もっとも端正な、キレイな終わり方だった。

たぶん、読んだ人それぞれ、違った感想を抱くのだろうけど、旧作の書き直しに挑んだ作者の意欲やその成果について、私は素直に賞賛したい。最初の文庫版の荒削りさは影を潜め、非常に整った感じがするが、小説家、冲方丁の現時点での到達点を示すものだと思う。「天地明察」、「光圀伝」と続く時代小説でも力量を示した彼だけど、やはり原点はこの「マルドゥック・シリーズ」にあったのだ。

「完全版」ということなので、もうこれ以上はないということかもしれないが、また、10年後にでも、さらに成長した冲方丁の書く「マルドゥック・スクランブル」が読んでみたい。そう意味では、「完全版」はそれで終わりということではないんだ、作者の成長に合わせて、進化していくものなのだと信じたい。
マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310165
No.48:
(5pt)

伝説のカジノシーンは相変わらずスゴイね

完全版の第二巻。最初の文庫版、ハードカバーの改訂新版、そしてこの完全と、三度目(コミック版を入れれば四度目)になるけど、やっぱりこのカジノシーンはスゴい。まさに伝説だ。

この小説には、いろんな要素が詰まっている。もちろん、SF、特にサイバーパンクSF。さらには、ハードボイルドミステリ。そして、このカジノシーンはギャンブル小説だ。1冊で3度美味しい。特にこのカジノシーンは何度読んでも手に汗握る。もちろん、三度目なんで結果は分かっているんだけどね

あまり、最初の文庫版や改訂新版との違いは、あえて意識しないで読み進めてきたが、どうもかなり改稿してるようだ。前作までは、どうもストーリーに飛躍というか、説明不足のところも見受けられたが、今回は、説明臭いほどには至らないぐらいに
丁寧な記述になっている感じがsル。あまり比較して読むスピードを犠牲にしてしまうと、この小説の躍動感を失いそうなので、逐語的な比較はするつもりはないが...誰か解読書書いてくれないかしら?
マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150310157

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