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25時



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【この小説が収録されている参考書籍】
25時 (新潮文庫)

25時の評価: 4.06/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

感傷的過ぎ

「卵をめぐる祖父の戦争」に感動し、この作品にトライしたのだが、この作品は生理的に受け入れられなかった。

ケチな麻薬の売人が刑務所に入るか否か、うじうじと悩んでいるだけで、読んでいて非常につらい。
その設定が受け入れられるならば、その時間を美しく過ごすとこや、男の友情とか心に触れるものはあると思うが、そこがクリアできないとただのナルシストの煮え切らない物語になってしまう。
日本は麻薬がアメリカのように常態化している社会でもないので、その点でもピンとこないものがある。

思春期に差し掛かる頃、或いは青春期を迎えている頃に読めば、自分が日頃気付かないでいるものの大切さ、それを失うことの悲しさなど、評価が全く変わってしまう可能性もあるが、現時点で30過ぎの自分には軽薄で無責任な青年の物語にしか思えなかった。

感傷的過ぎるきらいがあるので、女性向きの作品でしょうか。
25時 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:25時 (新潮文庫)より
4102225218

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